UMAトランコが実在する証拠か? フィリピンの海岸に巨大生物が打ち上げられた!

トランコ(Trunko)と呼ばれる海棲UMAをご存知でしょうか?

海棲生物なのに、なぜか白い体毛に覆われていて、象の鼻のような器官を持ち、しかも体長は15mもある巨大生物です。現代だけでなく、古代の生物にも類型が見当たらない奇妙な未確認生物であり、今までの目撃例も1件しかありません。

しかし、遂にそのトランコの死骸が2017年2月22日、フィリピンの海岸に打ち上げられた?として、大きな話題になっています。

海岸に打ち上げられる謎の生き物の死骸は「グロブスター(グロテスク・ブロブ・モンスター)」とも呼ばれており、正体はクジラなどの大型生物の脂肪の塊とも言われています。

ところが今回の死骸を見てみると、そうとも言い切れないことが分かりました。果たして、幻のUMAトランコなのか、それとも既知の大型生物の死骸なのでしょうか?

未確認生物トランコとは?

トランコと聞いても、パッとイメージが思い浮かばない人が多いと思います。下のイラストが、トランコのイメージイラストです。これで見ると、ちょっと可愛い感じですね(笑)

UMAトランコのイメージイラスト

トランコの目撃例は一件しかない!

トランコが最初に目撃されたのは1924年、南アフリカのマーゲート海岸沖です。二頭のシャチとトランコが激しく格闘している姿を、海岸にいた海水浴客が目撃しています。

攻撃してくるシャチに、トランコは象の鼻のような器官を何度も振りおろして応戦し、なんと3時間にも及ぶ格闘をしていたのだそうです。

その謎の生物の大きな特徴として、象に似た長い鼻のようなものを持っていたために、trunk(象の鼻の意味)から、「トランコ(Trunko)」と呼ばれるようになりました。

シャチと格闘するトランコ

▲目撃証言から描かれたトランコ。二頭のシャチと格闘していたそうです。実は、これが最初で最後の目撃例になっています。

撮影されたトランコの死骸

目撃証言は一件ですが、シャチとの格闘に力尽きて、海岸に打ち上げられたと思われるトランコの死骸の写真も撮影されています。

南アフリカのマーゲート海岸沖に打ち上げられたトランコ

上記の写真ですが、A.C.ジョーンズという人物が撮影した写真として知られています。

最後には力尽きたとはいえ、二頭のシャチを相手にして格闘していたのですから、非常に大きな体をしています。

死体の大きさは全長15m、鼻のような器官の長さは1.5m、直径30cmあったと伝えられています。アザラシに似た大きなヒレもあり、尾はロブスターに似た形状で3mもあったようです。

また、全身は白い毛で覆われており、毛の長さは20cmほどありました。まさに正体不明の未確認生物です。

しかし、目撃されたのは今から100年近くも前のことであり、あまりにも不気味な姿であったことから、残念ながら詳細に調査されることもなく、やがて波にさらわれて姿を消してしまったそうです。

似たような未確認生物マカラ

トランコは他に類型が見当たらない未確認生物だと書きましたが、唯一、似たような未確認生物がいます。

それは「マカラ(Makara)」と呼ばれており、トランコと同じく象に似た鼻を持ち、インド神話に登場する怪魚です。象のような鼻、とぐろ巻く尾を持つと言われています。

インド沖で目撃されると言われていますが、実際には捕獲されていないので、想像上の生き物か、あるいは泳いでいる象と見間違えたのかもしれません。

とはいえ、トランコの目撃例も今までに一件しかないため、マカラと比較するのには無理がありますね。一致している特徴を持っているので、同一生物の可能性もないとは言えませんが…。

インドのマカラの像

▲インドの寺院のマカラ像

フィリピンの海岸に打ち上げられたトランコの画像

トランコのイメージが掴めたところで、問題のフィリピンの海岸に打ち上げられた謎の死骸の画像を確認してみます。

海岸に打ち上げられた謎の巨大生物の死骸

フィリピンの海岸に打ち上げられたトランコのような謎の巨大生物

死骸の傍で観察している人間と比べてみても、かなり巨大であることが分かります。

市役所から派遣された調査チームは、体長6m、体重2,000kgのマッコウクジラという見解を示しているそうです。白い体毛に見えるのは、腐敗した繊維質なのだという見方です。

これが一番受け入れやすい見解でしょう。しかし、冒頭で述べたように、「本当にそうなのだろうか?」と思わせるのが次の写真です。

本当にグロブスターなのか?

トランコの切断された赤い肉

こちらの画像に注目です。何者かに噛み千切られたように、赤い肉の断面が見えています。

つまり、これは腐敗した大型生物の脂肪の塊(グロブスター)などではなく、原型を留めている個体生物ではないか?とも考えられるのです。

白い体毛で覆われた海の巨大生物と聞けば、「あのトロンコが再び現れた!」という想像が掻き立てられますね。もしも切断された部分が、象の鼻の部分であったなら…と、さらに想像が膨らみます。

蛇足になりますが、この巨大生物の体を見事にザックリと噛み切ってしまう生き物がいるとすれば、それは150万年前に絶滅したと考えられている超巨大サメのメガロドンではないか?という新たな謎も生まれてきてしまいますね。

南アフリカで撮影された写真とそっくり

フィリピンの海岸に打ち上げられた巨大生物

こちらは波に洗われている全体像です。1924年に南アフリカで撮影された写真とそっくりですね。ますます、トランコではないか?と思いたくなります。

大地震の影響で打ち上げられたトランコか?

それにしても、なぜ突然、このような巨大生物が海岸に打ち上げられたのでしょうか?

この死骸が発見されたのは2017年2月22日ですが、実は少し前の2月10日にフィリピンのミンダナオ地方でマグニチュード6.7の大地震がありました。同時期に、深海生物のリュウグウノツカイも打ち上げられているそうです。

そうなると、普段は深海に棲んでいるトランコが、地震の影響で打ち上げられたとも考えられます。目撃例が少ない理由は、そもそも発見されにくい深海生物だからなのかもしれませんね。

今回の写真では、残念ながらトランコの特徴である長い鼻は見当たらないので、クジラなどの大型生物の死骸の可能性もあります。それを否定するつもりはありません。

でも、広くて深い海には、まだ未知の巨大生物が棲んでいても不思議ではありませんし、そう思うほうが夢がありますね。

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