『10クローバーフィールド・レーン』 ただのサイコホラー映画ではない!

10クローバーフィールド・レーン1

自動車事故に遭った若い美女が、事故から目を覚ますと、そこはコンクリートの地下シェルターでした。

そして、なぜか見知らぬ大男に監禁されているという、ミステリアスな状況から始まる映画なのですが、これはただのサイコホラーではありません

えっ、こうなるのか!」という、予想を裏切る展開が待っています!

10クローバーフィールド・レーン

10クローバーフィールド・レーン2

10クローバーフィールド・レーン』は、第43回サターン賞(SF、ファンタジー、ホラー作品に贈られる権威ある賞)で、最優秀スリラー映画賞、主演女優賞、助演男優賞を総なめにしている作品です。

あらすじ

交通事故の後、1人の女が生存者のいるシェルターで目覚める。男は、あるとてつもない破壊的な攻撃から女を救ったという。

しかし男に疑問を抱き始めた女は真実を見極めるべく、外の世界へ踏み出そうとする。
J・J・エイブラムスが放つ心臓が飛び出るほどの新たなスリラー

Amazonプライムビデオより

10クローバーフィールド・レーン

  • 製作:J.J.エイブラムス
  • 監督:ダン・トラッテンバーグ
  • 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr
  • 日本公開:2016年6月17日
  • 原題:10 Cloverfield Lane
  • 製作国:アメリカ
  • 時間:103分
  • ジャンル:SF・サスペンス

製作は『LOST』のJ・J・エイブラムス

J・J・エイブラムス

製作は、米国のTVドラマ『LOST』を手掛けたJ.J.エイブラムス(上写真)です。日本でもLOSTのファンは多いので、観た人もいると思いますが、確かに、この映画もLOSTと共通した世界観を感じますね。

10クローバーフィールド・レーン』は、大ヒットした前作『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編とも言われますが、内容の直接的な繋がりはありません。

但し、J・J・エイブラムスによると、両作品は「血のつながった映画」なのだそうです。単作で終わりにするのではなく、独自の世界観を作り上げ、それを広げていくことに長けている人なのだと思います。

作品にはデジタルカメラを用いず、フィルムで撮影を行うという徹底ぶりも見せています。

監禁される美女役:ミシェル

メアリー・エリザベス・ウィンステッド

監禁される美女のミシェルは、「遊星からの物体X ファーストコンタクト」のメアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じています。

恋人と喧嘩して家を飛び出し、その途中で自動車事故に遭ってしまい、見知らぬ大男に監禁されてしまいます。不運な美女なので、弱々しい乙女かと思いきや、けっこうずる賢くて、たくましい生命力を持っています。

ミシェルのキャラクターに共感できるかどうかは人それぞれだと思いますが、彼女に行動力があるからこそ、話がおもしろくなっていきます。

サイコ役の大男:ハワード

ジョン・グッドマン

ミシェルを監禁したサイコ役の大男・ハワードは、「アルゴ」のジョン・グッドマンが演じています。

サイコ役としては、さほど怖い印象を与えませんが、この作品では、逆にそれで良いのです。あまりにもサイコっぷりを怪演してしまうと、最後の展開を受け入れられなくなってしまうと思います。

シェルターに同居する青年:エメット

ジョン・ギャラガー・Jr

地下シェルターには同居している青年、エメットもいます。『ショート・ターム』のジョン・ギャラガー・Jrが演じています。地下シェルターに、ミシェルとハワードだけでは、ベタなサイコホラーになりかねないので、こうした配役も必要ですね。

『10クローバーフィールド・レーン』の登場人物は、ほぼこの三人だけです。舞台の中心も、ほぼ地下シェルターだけです。それでも、おもしろい映画は作れるということを見事に証明してくれています。

まずは映画をご覧ください!

10クローバーフィールド・レーン:ミシェル

10クローバーフィールド・レーン、大男に捕まるミシェル

次ページからネタバレも含まれていますので、まだ観ていない人は、先に映画を観たほうが楽しめると思います。前作を観ていなくても大丈夫です。むしろ、何も知らずに観た方がいいかもしれません。

『10クローバーフィールド・レーン』は、他の映画配信サービスでは有料になっていますが(執筆時現在)、Amazonプライムビデオでは見放題になっています!

10クローバーフィールド・レーン

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