地球最大の建造物、チョルーラの大ピラミッド! 超古代文明の遺跡か?

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チョルーラの大ピラミッドの原型は、超古代文明の遺物か?

チョルーラの大ピラミッドがある地域は、紀元前300年頃から発展が始まったとされています。このため神殿の建設が始まったのも、その頃からと考えられています。

今から2,300年も前のメキシコで、世界最大となるピラミッドが建設され始めたことに驚きますね。

でも実は、もっと遙か以前の遺跡を礎にして、大ピラミッドが建てられたのではないか?という見解もあるのです。

ピラミッドは、さらに古い建造物の上に建てられた?

グラハム・ハンコック Graham Hancock

グラハム・ハンコック氏は、大ベストセラーになった著作の「神々の指紋」の中で、チョルーラの大ピラミッドについて下記の見解を述べています。

この建造物がいつごろ建てられ始めたのかを、確信を持って言える者は誰もいない。

このあたりが発展したのは紀元前300年頃だが、その数千年前に他の古い建造物がこの場所に建てられており、その上に現在の偉大なケツァルコアトルのジッグラッド(階段ピラミッド)が建てられたように思える。

実際に考古学的調査によって、チョルーラの大ピラミッドは一つの王朝によって造られたものではないことが判明しています。

このハンコック氏の見解の裏付けとなる記録が、スペイン人に焼き払われたしまった古書に残されていたかもしれないと思うと残念です。

メキシコには8,500年前のピラミッド遺跡もある?

グラハム・ハンコック氏は、ただの憶測で見解を述べているのではなく、実際の事例を持ち出して説明しています。

チョルーラの大ピラミッドから、100kmほど離れたメキシコシティの大学キャンパスの近くに、古いピラミッド遺跡があります。
(※ハンコック氏の本には遺跡の名前が記されていませんが、私が調べてみたところ、これはクイクイルコ遺跡と思われます)

この古いピラミッド遺跡(写真)は、溶岩に埋もれていました。

クイクイルコ遺跡

そこで地質学者が綿密に調査してみると、驚くべきことが分かりました。

遺跡の三分の二を完全に埋めていた溶岩は、少なくとも7,000年以上前の火山爆発による溶岩だったのです。

さらに、この遺跡を調査した考古学者バイロン・カミングスは、地質学者よりもさらに古い8,500年前の遺跡であるという結論を出したのです。

これが本当ならば、メキシコには、エジプトやシュメールよりも遙かに古い超古代文明が存在していたことになります。

しかし、地質学上の証拠があるにも拘わらず、多くの歴史学者や考古学者は、「メキシコにそんなに古い遺跡があるはずはない」という姿勢を崩さずに、超古代文明の存在を黙殺しているのです。

世界中の巨石遺跡の謎は、今の考古学では答が出せない

考古学も、古代エジプト文明までならば、立派な学問の扱いです。

でも悲しいかな、それよりもさらに古いムー文明アトランティス文明の話を持ち出すと、途端にオカルトの領域に入れられてしまいます。

では、今の考古学で全ての謎を解明できているのか?といえば、謎だらけなわけです。

例えば、世界各地に存在している巨石遺跡に共通している2つの謎があります。それは高度な石組み技術と、巨石の運搬方法です。

インカの空中都市マチュピチュ

インカの空中都市マチュピチュにしても、数百kmも離れた場所から、素材の巨石が2,400mもの高地に運ばれています。しかも、大地震にもびくともしない緻密さで、石が積み上げられているのです。

現代の建築技術をもってしても、建造するのが不可能な巨石遺跡は世界各地にあります。しかし、なぜ古代にそのような高度な技術があったのか、今の考古学では明確な答が出ていません。

というよりも、古代エジプト以前の超古代文明の存在を認めない限り、答を出せるはずがないのです。

文明は失われても、遺物は残されている

かつて、1万年以上も昔には、大西洋上にアトランティス文明が存在しており、その文明は大陸の沈没によって滅びたと言われています。

残された人類は、また一から文明をやり直して、ようやく数千年を掛けて高度に発展してきたのが、今の現代文明なのかもしれません。

今回、当記事で取り上げたチョルーラの大ピラミッドが、仮に8,500年も前から建造が始まっていたとします。それはまだ当時には、超古代文明の末裔たちがいて、その高度な技術を維持していたからではないでしょうか?

しかし、さらに時代が下っていくと、高度な技術や知識は忘れ去られて、神話としてのみ残されることとなったのです。

ここで、「なぜ高度な技術や知識が忘れ去られてしまうのか?」と、疑問に思う人もいるかもしれません。

でも、現代の私たちだって、何もない絶海の孤島で一から暮らし始めたら、百年後の子孫は、縄文時代の人々と変わらない生活をしているのではないでしょうか?

電気もなければ工場もない。そんな全くのゼロの状態から、自動車や携帯電話なんて誰も作れないからです。知識や技術はあっても、使えなければ子孫には継承されずに、やがて忘れ去られてしまいます。数千年も経てば、神話や伝説になって残るだけです。

高度な文明になればなるほど、大陸沈没などの理由で一度途切れてしまったら、たとえ一部の人間は逃げ出せたとしても、元の高度な文明を維持し、なおかつ継承するのは困難なのです。

但し、文明は途切れたとしても、その文明が残した遺物は、まだ地中に眠っているものと思われます。

エジプトのギザの大ピラミッドを凌ぐ建造物が、メキシコの地で数千年も昔に造られていた謎も、やがて解き明かされることになるのではないでしょうか?

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