大聖堂に安置されている美少女のミイラが、パッチリと目を開く驚愕の映像です。観光客の男性が、偶然に撮影したと伝えられています。
日本のテレビ番組でも何度か紹介されているので、この映像を見た人も多いのではないでしょうか? ミイラが目を開くことなど有り得ない話ですが、その瞬間が映像に残されています。
美少女のミイラはなぜ目を開いたのでしょうか?
実は、ミイラとなって安置されている300年前の少女には、ある悲劇が起きていました。何か訴えたいことがあったのかもしれないのです。
目を開く美少女のミイラ 「サンタ・イノセンシア」
目を開く美少女のミイラが撮影された場所は、メキシコのグアダラハラ大聖堂です。
少女のミイラは、「サンタ・イノセンシア」(穢れを知らぬ聖なる人)と呼ばれて、300年もの間、ガラスケースの中で眠っているそうです。
眠っているかのような美少女のミイラ
純白のドレスに包まれた美少女のミイラです。まるで眠っているかのように安らかな顔をしています。ところが、撮影者が少女の顔にカメラを向けると、信じられない事が起こります。
美少女のミイラが目を見開いた!
目を閉じていたはずなのに、目が見開いています。目を開いてから閉じるまで、わずか3秒ほどですが、錯覚や見間違えではありません。
まるで少女が生きているかのように、今にも話し掛けてきそうな表情をしています。
有り得ない衝撃的な映像ですが、撮影者の男性は、家族に指摘されるまで、ミイラが目を開けていることに気付かなかったそうです。
大聖堂に眠る300年前の少女の悲劇
映像の真偽は一旦置いて、そもそも、なぜ美少女のミイラが大聖堂に安置されているのでしょうか?
実は、諸説あるようですが、もっとも有名な話としては以下のように伝えられているそうです。
以下、TOCANA掲載の「【動画】300年前の“美少女ミイラ”が目を開く瞬間が怖すぎる! 父親に刺殺された恨みか?」より、要約してご紹介します。
命を賭して信仰を貫いた少女
▲美少女のミイラが安置されているグアダラハラ大聖堂
今から300年ほど前、メキシコ人の少女が、キリスト教の儀式である聖体拝領のために、友人と教会に行こうと考えていましたが、父親に強く反対されていました。
しかし、少女の通っていた学校の尼僧から、教会に招かれた少女は、父親の反対を押し切り聖体拝領を終えてしまいました。
それを知った父親は激高し、なんと少女を刃物で刺してしまったそうです。近所の住人たちが様子を見に家へ入ると、少女は息絶える寸前でした。
そのまま少女は大聖堂に運ばれて、息を引き取ったとのことです。
大聖堂を訪れる人々に、今も希望を与え続ける少女
神への信仰を、命を賭してまで守った少女は、聖人、聖少女として丁重に扱われ、遺体には防腐処理が施されたそうです。
その後の300年間、グアダラハラ大聖堂を訪れる人々に、勇気と希望を与え続けているそうです。
少女に起きた悲劇を知って映像を見直すと、何とも切ない気持ちになりますね。若くして死んでいるので、もっと生きたかっただろうと思います。
映像的にはホラーの扱いなのでしょうが、少女が目を見開いた瞬間を見ても、鳥肌が立つような不気味さは感じませんね。
次ページでは、「美少女ミイラが目を開く映像の真偽」について考察してみます。少女のミイラは本当に目を開いたのでしょうか?