地底国と地底人は存在する? 実際に地底国に行った人々

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地底国と地底人の謎

地球の内部には空洞があり、そこには地底人たちが住んでいる、という話を一度は聞いたことがあると思います。

常識で考えれば有り得ない話なのですが、実際に地底国に行ったという人々もいて、米政府までもが地底人の存在を掴んでいるという情報もリークされています。

地底国・地底人については、ネットでも様々な情報が飛び交っていますが、本当に存在しているのでしょうか?

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地底国とは何か?

地球空洞説

そもそも地底国とは何でしょうか? 大きく分けて二つの見解があります。

一つは地球が空洞になっており、その中央には小さな太陽(セントラルサン)があって、地上と同じように海や川もあるというものです。

これは地球空洞説に基づいた考え方です。地底には、私たち人類とは異なる進化をした地底人たちが住んでいるとも言われています。

もう一つの考え方は、地球の地殻の一部に空洞部分があり、そこに地上の災禍から逃れた超古代文明の人々が移り住んだというものです。

この考え方では、地下に巨大空間があればよいので、必ずしも地球空洞説を前提にしていません。

その他の地底国のバリエーションとしては、異星人たちのUFO基地の存在も含まれます。そこに古代の人々が迷い込んで、地底国の伝承の元になっているとも考えられます。

他には、黄泉の国や冥界、地獄界なども、ある意味では地底国かもしれませんが、宗教的な意味合いが強いのでここでは除外します。

では、具体的に地底国とはどのようなところなのでしょうか? 以下、世界で様々に伝えられている代表的な地底国についてご紹介します。

極北にある楽園トゥーレ

トゥーレ」は紀元前3世紀のギリシアの探検家ピュテアスの旅行手記『大洋』で記されて以来、博物学者プリニウスなどの歴史家や叙述家たちが語り継いでいる伝説の地です。

北方のはるか彼方にありながら、そこには草木が生い茂り、鳥や獣が遊ぶ楽園と言われています。

極北にある楽園トゥーレの海図
▲16世紀の海図に描かれているトゥーレ

トゥーレは既知の世界の境界線を超えた場所にあって、大地と海の区別がない神秘の地としても伝えられています。

トゥーレの存在については古来より様々に議論されていますが、後述するヤンセン父子のように実際にトゥーレと思われる楽園に行ったという人々もいます。

その話の内容からすると、極地にある地底国の入口から地球内部の別世界に迷い込んだとしか思えないような記述がされています。

ちなみに、アドルフ・ヒトラーの神秘思想に大きな影響を与えた秘密結社「トゥーレ協会」の名称は、この楽園トゥーレにちなんでいます。

ナチスドイツが目指した第三帝国=来るべき理想の国家は、このトゥーレが原点になっていると言われているのです。

その意味では、伝説の地トゥーレが、現在の世界にも多大な影響を及ぼしている点は見逃せません。

チベット奥地の地底王国アガルタ

地底国と言うと、南極や北極に入口があるとよく言われていますが、それだけではありません。

地底王国アガルタは、中央アジアの地下に存在しており、具体的にはチベットの奥地にあるという伝承があります。

アガルタには高度な科学文明を持つ地底人類が住んでいて、首都のシャンバラには荘厳なチベット仏教の僧院が建ち並び、そこは永遠の理想郷と称されています。

黄金の宮殿には、幾人もの副王と幾千人もの高僧を従える世界の王ブライトマ(マニ・リンポーチェ)が君臨しています。

地上の世界とは幾つもの地下通路で連結されていて、チベットのポタラ宮(下写真)の地下にシャンバラへの入口があると伝えられています。

チベットのボタラ宮

伝承によると、地底王国アガルタの人々は超古代文明のレムリアやアトランティスの末裔であり、地上の災禍を逃れて地底に移り住んだと言われています。

偉大な神が宿る聖地シャスタ山

シャスタ山

アメリカのカスケード山脈南端にあるシャスタ山は、古来よりインディオたちから偉大な神が宿る聖地として畏怖されてきました。

シャスタ山は世界的なパワースポットであり、UFOや怪光の目撃報告も多く、巨人族レムリアと遭遇したという話もあります。

約1万2千年前、海底火山の噴火で崩壊したレムリア文明の人々がアンデス山脈、エジプト、シャスタ山に逃げ延びて、地下に新たな都市を築いたという伝承があります。

シャスタ山には地底都市への入り口があるのだそうです。

地底王国アガルタは、地上世界と幾つもの地下通路でつながっており、レムリア文明の末裔の人々が築いていることから、そこはアガルタの都市の一つなのかもしれません。

実際にシャスタ山の地底都市に訪れたと証言する人物もいます。

人類の秘史と叡智を記した『エメラルド・タブレット』の著者であるアメリカのモーリス・ドリール博士は1931年、レムリア人の子孫を名乗る二人に連れられて、シャスタ山を訪れました。

そこは巨大な空洞を利用したドーム状のコロニーで、人工太陽が輝き、いろとりどりの花が咲き乱れていたそうです。

また、シャスタ山の研究家ウィリアム・ハミルトンは、遭遇したレムリア人女性から、レムリア人の祖先は惑星オーロラから来たハイプロービアンという異星人だったと知らされたそうです。

彼らは極地点から地球内部に入り、そこで築いたのが地下都市シャンバラだと言うのです。

にわかには信じられなくても、地底国について調べていくと、超古代から地球に飛来している異星人たちの存在を抜きにしては語れなくなってきます。

世界的なUFOスポットのポポカテペトル山

ポポカテペトル山

ポポカテペトル山は、メキシコのプエブラ州にある活火山です。世界的なUFOスポットとして有名です。

火山地下にはマグマが抜けた後の巨大な空間が存在し、UFO基地として活用されているとも言われています。

それを証明するように、ポポカテペトル山の火口に巨大UFOが突入したり、火口からUFOが飛び出していく映像が撮影されています。

以下は2012年10月25日、定点観測用カメラに捉えられた驚愕のUFO映像です。

上の映像を分析した結果、UFOの長さは1キロ、幅200メートルと推定されています。

ポポカテペトル山の地下にこれほど巨大なUFOを格納できる基地があるならば、そこは地下都市の規模でしょう。

また、2014年には登山家のギリュルモ・ビダレスがレスキュー活動中に、3メートルはある巨大な人影を火口付近で目撃したと証言しています。

それは明らかに人間ではなかったと述べており、シャスタ山に出現するという巨人族レムリアと同じ種族なのかもしれません。

シャスタ山とポポカテペトル山は、地底王国アガルタの地下都市として、地底でつながっているのでしょうか?

次ページでは、地底国を探し求めたアドルフ・ヒトラーを始め、実際に地底国に行ったというバード少将やヤンセン父子など、地底国に関連する人物を紹介します。

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