地底国と地底人は存在する? 実際に地底国に行った人々

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地底国に関連する人物

地底国のイメージ

地球は空洞になっていて、そこには地底国があるという話は創作にしか聞こえませんが、地底国の存在を信じている人たちは現在もいます。

また、実際に地底国を目撃した人々もおり、後で紹介しますが、地底に広がる世界を上空から撮影したという写真まであります。

以下、地底国に関連する人物と、実際に地底国に行ったという人々をご紹介します。

地底国を探し求めたアドルフ・ヒトラー

ドイツのアドルフ・ヒトラーは神秘主義に心酔し、膨大な古文書や伝承を研究して、地球内部には超科学文明が存在すると確信していました。

このため、ヒトラーは地底国を探し求めて、南極やチベットに何度も調査団を送り込んでいます。

南極大陸を調査するドイツ兵

ヒトラーのオカルト思想に影響を与えたのが秘密結社「トゥーレ協会」であり、その名称は極北の楽園トゥーレにちなんでいます。

また、トゥーレ協会とともに発展的融合を果たした「ヴリル協会」のカール・ハフスホーファーも、ヒトラーの助言者と言われています。

ヒトラーは未知のエネルギー「ヴリル」を操る地底人と、彼らが住む地底王国アガルタの存在を信じていたのです。

ヒトラーは、ゲルマン民族の故郷は地底王国アガルタであり、その子孫である自分たちがヴリルの力で世界の支配者となることを理想に掲げました。

このようにヒトラーが標榜した「第三帝国=来るべき理想の国家」は、地底国の存在なしには語れません。

ヒトラーは、実際に南極大陸の地下に地底国を発見しており、ヴリルの力を獲得してナチス製UFOを開発したとも言われています。

ナチスUFO

南極の地底都市で生活したヘファリン夫妻

ヘファリン夫妻(ウィリアム・ヘファリン、グラディス・ヘファリン)が記した「へファリン文書」は、ヒトラーの存命時代の秘密結社の中でも話題になりました。

ヘファリン夫妻は、南極大陸の氷の下にある「レインボーシティ(虹の都)」と呼ばれる地底都市で生活していたと言うのです。

レインボーシティは地底3000メートルの地下にあり、250万年前に飛来した異星人の子孫ハクランが建設した地底都市なのだそうです。

そこには7色の虹の色にちなんだ7つの都市があり、中央に白色の巨大ピラミッドがあります。都市は透明なチューブで結ばれて、円形の翼を持つ乗り物がチューブの中を飛んでいます。

氷に覆われた南極大陸の地下にありながら、レインボーシティの周囲は熱水が沸いているために暖かさを保っています。

ちなみに、南極大陸にある氷底湖ヴォストーク湖が氷の下でも凍らずに存在しているのは、地下に熱水源があるためだとも言われています。

南極大陸とヴォストーク湖

ヘファリン夫妻が生きていた時代には、ヴォストーク湖の存在はもちろん、地下の熱水源の説も知られていません。

へファリン文書に書かれている「南極地下の熱水」の知識は、単なる偶然でしょうか?

地底国を撮影したリチャード・バード少将

リチャード・E・バード少将(Richard Evelyn Byrd)は、アメリカ海軍の少将であり、米軍が南極で展開した「ハイジャンプ作戦」の指揮官です。

リチャード・バード海軍少将

1947年の2月、アラスカ基地を出発したバード少将は、真っ直ぐ北極点を目指していました。

計画では北極点を通過し、そのまま約2700キロを飛び続けた後、Uターンして戻ってくる予定になっていました。

ところが、そろそろUターンしようとした時、薄いピンク色の深い霧が発生し、バード少将を乗せた機体を包み込みました。

異変を察知したバード少将が基地にSOSの信号を送ろうとした瞬間、霧が晴れて、眼下に広がるジャングルが見えたのです。

バード少将が操縦している飛行機は、北極圏を飛行していたはずですが、まるで熱帯地方にいるかのようです。

驚くことに、そこはただのジャングルではありませんでした。サーベル・タイガーやマンモスなど、今では絶滅した考えられている生き物までいたのです。

さらには、猛スピードで移動する飛行物体とも遭遇しています。

下の画像は、バード少将が撮影したとされる地底国の写真です。

地底人たちが居住していると思える集落、森、川、貯水池のような区画された場所が確認できます。未来的な都市空間ではなく、のどかな田舎の風景に見えます。

バード少将が証拠として撮影した地底国の写真はすべて、最高機密として封印されていると言われていますが、流出画像でしょうか?

バード少将の飛行ルートが記載された空洞地球の地図
▲バード少将の飛行ルートが記載された空洞地球の地図

巨人の地底国に行ったヤンセン父子

ノルウェーでは、昔から極北の彼方に楽園トゥーレがあると語り継がれてきました。実際にその楽園を見て来たという男性の手記として語られているのが、1908年に出版された『スモーキー・ゴッド』です。

それによると1829年4月、漁師のエンス・ヤンセンと息子のオラフは伝説の楽園を目指して出航し、ひたすら北を目指しました。

しかし、北極圏に到達したところで、船は激しい嵐に襲われます。ヤンセン父子は、どうにかして穏やかな洋上に辿り着きます。

すると、海水に囲まれた水のトンネルが目前に現れて、それを抜けると彼方に地平線が見えました。

空には太陽が輝いています。但し、その太陽は、自分たちが知っているよりも小さくて、バラのように赤いのです。太陽は煙に包まれたような鈍い光を放ち、同じ場所にあって日が傾くことがありません。

違和感を覚えながらも陸地を目指す親子の前に、巨大な船が現れました。船に乗っていたのは、なんと4メートルもある巨人でした。

地底国に行ったヤンセン父子

ヤンセン父子は驚きましたが、幸いにも巨人は友好的でした。父子を彼らが住む地底国に招いてくれました。

その国とは、地球内部にある地底国だったのです。ヤンセン父子は北極圏にある地底国の入口から、地底世界に迷い込んだのです。

地底に広がる巨人の国は、高度な文明が築かれていました。黄金に彩られた巨大な建物があり、謎めいた動力で動く機械にあふれていました。巨人が住む地底国は、家畜や草木なども巨大です。

巨人たちは、地中の小さな太陽を崇拝し、「スモーキー・ゴッド(煙の神)」と呼んでいました。

地球内部で輝く太陽スモーキー・ゴッド

ヤンセン父子は、巨人たちの地底国で2年間を過ごした後、帰国します。彼らに教えられたルートを通って南下すると、南極の海に出ました。

ところが、船が氷山に激突してしまい、土産に渡された巨大な金塊と地底の地図、そして父のエンス・ヤンセンまで海中に沈んでしまいました。

生き残った息子のオラフは奇跡的に救助されましたが、地底国に行ったという彼の話を誰も信じませんでした。

ヤンセン父子の話は現在、あくまでも小説(創作)とされていますが、『スモーキー・ゴッド』の訳者は「単なるフィクションと断定することはできない」とも述べています。

ノルウェーの漁師たちの間には、ヤンセン父子のように「煙った太陽を見た」「巨人を見た」という話や手記がいくつも残されているそうです。

いずれにしても、ヤンセン父子が見た地底国を記した『スモーキー・ゴッド』は、地底国の存在や地球空洞説を語る上で欠かせない一冊であることは間違いありません。


スモーキー・ゴッド—地球内部への旅—翻訳版
地底国には巨人の地底人が住んでいる!『スモーキー・ゴッド』の地球空洞説
地底国を見て来たヤンセン父子の話は、地底国や地球空洞説に関連する本でよく紹介されています。 ノルウェー人の漁師ヤンセン父子が北極にある地底国の入り口を通り、地球内部に住む地底人たちの国を見て来た!という驚愕のレポートになってい...

地底人の存在を暴露したエドワード・スノーデン

地底国の存在は伝承で語り継がれ、実際に行ったという人物たちを紹介してきましたが、地底国と地底人の存在を暴露したという人物もいます。

元アメリカCIAおよびNSA職員のエドワード・スノーデン氏(下写真)です。現在はスパイ容疑で米政府から刑事訴追されており、ロシアに逃亡中です。

以下はスノーデン氏が、インターネットのニュースサイト『インターネット・クロニクル』で暴露した内容です。

UFOについての政府公式見解として発表されて来た『風船』や『自然現象』はもはや無理がある。

いくつかの秘密文書は、我々よりはるかに高度な知的生命体の存在を示している。

最も確実で不可解な観測は、海底の熱水噴出孔へ入って行ったり、太陽の軌道に入って行ったりする“乗り物”だ。

弾道ミサイル追跡システムと深海ソナーの情報が、国家機密になっている。

機密に触れられる国防高等研究計画局の請負業者のほとんどは『地球のマントルに我々よりはるかに知的な生命が存在する』と確信している。

大統領に送られたメールでアナリストは“彼ら”の技術は進み過ぎていて、戦争になったら我々に生き残るチャンスはないと分析した内容もあった。

“彼ら”からすると我々は地面にはいつくばったアリのようなもの。

地球の内部には、高度な文明を持った種族がいて、政府関係者はそれを知っているというのですから驚きです。

次ページでは、地底人の正体は何者か? 地底国は本当に存在するのか?について考察してみます。

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