モンゴリアンデスワームの正体は?
モンゴリアンデスワームは、実際に存在しているのだとしても、その生息地が広大なゴビ砂漠ということが捜索を困難にしているのだと思います。
さらに、年間を通じて砂の中に潜っているという生態を持っているため、発見は容易ではありません。
多くの目撃談から推測すると、モンゴリアンデスワームの正体としては、陸地に適応したデンキウナギの進化形、スナボアのような蛇、ミミズトカゲの変種などが考えられています。
モンゴリアンデスワームは、ミミズトカゲの変種か?
写真のミミズトカゲは、地中生活に適応して四肢が退化し、ミミズのような外観を持っています。
確かに、モンゴリアンデスワームに似ていますね! 体長は10~30cm以上で、70cmほどになるものもいるそうです。
モンゴリアンデスワームは、50~150cmと推測されていますが、ミミズトカゲも70cmにもなれば立派なモンゴリアンデスワームに見えます。
但し、ミミズトカゲは南アメリカ、フロリダ、南ヨーロッパ、北アフリカ、熱帯アフリカ、中東に生息し、ゴビ砂漠に生息しているというデータはありません。
しかし、まだ発見されていないミミズトカゲの変種や亜種が、ゴビ砂漠にいる可能性はあります。
モンゴリアンデスワームが生息すると言われるゴビ砂漠
ゴビ砂漠は、中国の内モンゴル自治区からモンゴルにかけて広がっています。
東西約1600km、南北約970km、総面積は約130万km2で、世界で4番目の大きさを誇る砂漠です。
イギリスの研究チームによって、モンゴリアンデスワームの本格的な調査も行われましたが、さすがに生息する範囲がこれだけ広いと、探し切れるものではありませんね。
広いだけでなく、モンゴリアンデスワームが生息すると思われる地帯が、中国との国境沿いのために立ち入り禁止になっている箇所もあるらしく、さらに調査を困難にしています。
具体的な目撃報告が多いだけに、今後も調査の続行に期待したいものです。
新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟
ちなみに、こちらは映画「新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟(2010年公開)」予告の映像です。
長らく実在しているUMAと言われながら、なかなか発見されないモンゴリアンデスワームなのですが、この映画を観ればその鬱憤晴らしができそうですね!
未確認生物を溺愛する研究者たちが大議論! 山口敏太郎氏の秘蔵UMA資料から450体を紹介する貴重なデータベース付き!