海岸に打ち上げられた謎の生物の画像が、よくネットでも話題になります。
漂着した謎の死骸を見ると、UMAのドラゴンか、未知の深海モンスターではないか?と、想像したくなるような奇怪な画像も多くあります。
今回の記事では、「スペイン海岸に打ち上げられたドラゴン」をご紹介します。画像を見ると、2本の角を生やした本物のドラゴン(龍)の姿に見えます。
発見された場所が海岸であるため、海にはどんな巨大生物が潜んでいるか分かないという、期待感も高まりますね!
果たして、スペイン海岸に打ち上げられた謎の生物は、本当にドラゴンだったのでしょうか? 実はドラゴンではなく、意外な生き物の可能性も指摘されているのです。
スペイン海岸に打ち上げられたUMAドラゴン
2013年8月、スペインのビジャリコスの海岸に、謎の未確認生物の死骸が打ち上げられました。
この謎の生物の一番の特徴は、2本の角が生えていることです。そして、細長い流線型の体をしています。このため、UMAドラゴン(龍)の死骸が海岸に漂着したのではないか?と話題になりました。
これは「スペインに角の生えた龍の死体が漂着!」として、オカルト誌のムーにも掲載されました。上の動画で、この謎の生物について解説されています。
解説のポイントは、以下の2点になります。
- 角が生えた魚やクジラ、イルカ類は確認されていない(※海に棲む「イッカク」の角は、歯である)
- 姿が似ているリュウグウノツカイは深海魚なので、海岸には打ち上げられない(※実際には、たまに打ち上げられることもある)
このため、既知の生物とは考えにくいということです。
UMAファンとしては、理屈はどうであれ、スペイン海岸に打ち上げられた謎の生物の画像を見ると、「やはりドラゴンの死骸でないか?」と期待したくなりますね。
漂着した謎の生物の画像
では、スペイン海岸に漂着した「謎の生物」の画像を確認してみましょう。
角を生やしたUMAドラゴン?
漂着した謎の生物の死骸は、海岸の砂に半ば埋もれていたそうです。発見者が掘り起こしてみると、まさにUMAドラゴンのような姿が現れました。
「角を生やしたドラゴンの死骸だ」と言われたら、信じられそうな気もしてきますね。体長は約4メートルと伝えられています。
頭部に牛のような一対の角
謎の生物の頭部と思われる場所を、拡大した画像です。牛の角のように、一対の角が生えているように見えますね。
謎の生物の尾
画像では、変な場所に尾のような部位も見えますね。海岸に打ち上げられて、死骸がバラバラになってしまっているようです。
打ち上げられた謎の生物は腐敗が進んでおり、元の生き物が何であったのかは一見して分かりません。ドラゴン説の他にも、リュウグウノツカイ説、巨大タツノオトシゴ説などが出ましたが、どちらも角はありませんね。
謎の生物は、詳しい調査は行われず、衛生上の理由から廃棄されてしまったとのことです。もしも本当にUMAのドラゴンだったら、残念なことをしました。
いよいよ次ページでは、スペイン海岸に打ち上げられた謎の生物の正体について考察してみます!