久し振りに巨大な水棲UMAの映像が撮影されました! 2016年3月26日、イギリスのテムズ川に出現したネッシーのような巨大UMAの映像です。
場所はネッシーで有名なイギリスですから、UMAファンも心躍るのではないでしょうか?
英テムズ川のUMAテッシー
撮影者はロンドン在住の市民のようです。テムズ川を挟んで、北ターミナルと南ターミナルを結ぶロープウェー「エミレーツ・エア・ライン」に乗っていた時に、異変に気付いて撮影したとのことです。
新たな未確認生物(UMA)として、テムズ川の「テッシー」を捉えた貴重な映像になるのでしょうか?
英テムズ川に巨大モンスターの姿が!
ロープウェーに乗って、地上の様子を撮影していたようです。そして左側にカメラを向けると、いきなり巨大モンスターの姿が現れます。
背後に見える白い建物は、2万人を収容できる巨大娯楽施設「O2アリーナ」です。手前の岸には工事のブルドーザーなども見えています。
比較してみると、テムズ川を泳いでいる生き物が、いかに巨大な身体をしているかが分かります。
テッシーは巨大竜のような水棲UMA?
拡大した写真です。竜のような背ビレのようなものが水面から出ています。映像では、頭部を一瞬上げたような動きが見られます。
水面から出ている部分だけでなく、水中にも黒い影が見えています。全長はどれくらいになるのか分かりませんが、10mを超える巨大モンスターではないでしょうか?
テッシーが再び出現した?
こちらは2016年4月13日、同じくテムズ川で撮影された動画です。水面に何かが、うごめいています!
さほど大きくは見えませんが、体の一部しか見えていないのかもしれません。最初に紹介した動画から日にちが経っていないので、同じ生き物でしょうか?
テッシーの正体は、テムズ川に迷い込んだクジラ?
映像を見る限り、ネッシーのような巨大生物ではないかと期待してしまいますね!
ただし、残念な点もあります。画質そのものは悪くないのですが、遠景から撮影されているので、姿が鮮明に捉えられていないことです。
また、せっかく巨大モンスターの姿を捉えたというのに、なぜかその直後にカメラの向きを変えてしまい、そのまま姿を見失っている点も残念です。
慌ててしまったのかもしれませんが、ちょっとカメラワークが不自然に見えます。
そのためなのか、「フェイク映像ではないか?」との意見もネット上に見られますが、今のところ、フェイク映像という確かな情報もありません。
テムズ川は北海と繋がっている
フェイクでないとするならば、この巨大モンスターの正体は何なのでしょうか?
そのカギは、テムズ川にあると思います。テムズ川は、ロンドン市内を流れて海に繋がっており、その河口は北海に注がれています。
グーグルアースで調べてみると、撮影された地点から海までの距離は、直線で結んで50km程度でした。クジラなどの巨大生物が、川に入って来る可能性は十分にありますね。
テムズ川では、アザラシやイルカを見かけることも珍しくないようです。
2006年1月、テムズ川に迷い込んだキタトックリクジラ
2006年には、体長約5mのキタトックリクジラが、テムズ川に迷い込んでいます
レスキュー隊が救出しようと試みましたが、失敗してしまい、その後にクジラは死亡したという報道がありました。(⇒参考)
今回もクジラであるならば、多くの目撃者がいるはずです。大手メディアも報道して、前回と同様に大騒ぎになっているのではないでしょうか?
でも、そうした報道はないようです。そう考えると、クジラの可能性は低いかもしれません。映像の姿を見ても、ちょっとクジラのようには見えませんね。
ロシアの潜水艦という見解も?
著名なUFO研究家のスコット・ウェアリング氏は自身のサイトで、「ロシアの潜水艦だ」という全く別の視点からの見解も示しています。ロシアの潜水艦は、浅い川にも侵入できるほど高性能なのだそうです。
でも、技術的には可能であっても、さすがにロシアの潜水艦がイギリスのテムズ川に入って来るでしょうか?
戦争をしているならば別ですが、もしも見つかったら大きな国際問題に発展してしまいます。
クジラなのか、潜水艦なのか、どちらの説も決め手に欠きますね。それだけに、新しいUMA「テッシー」の可能性は否定できません。
また出現するかもしれないので、今後もテムズ川の観測を続けてほしいと思います。