2014年9月11日の英ミラー紙の報道によると、英国ウィンダミア湖で、ネッシーのような生き物が写真が撮影されたとのことです。
写真家のエリー・ウィリアムズさん(24歳)は、湖畔に三脚を立ててカメラを設置し、自動で撮影していました。
撮影後、写真をチェックしている時に、ネッシーのような怪物が映っていることに気付いたそうです。
ウィンダミア湖のボウネッシーを捉えた写真か?
ボウネッシーは、細長い大蛇やシーサーペントのような細長い水獣であると想像されていますが、この写真では、首長竜タイプのネッシーに近い姿をしていますね。
ちなみに首長竜は、首の骨格の構造からして、このように垂直に首を立てることが出来ないのだそうです。この写真は、思い切り垂直ですね。背中のコブも、体とアンバランスな感じがします。
捏造と判定された有名なネッシーの写真(下)も、同じく垂直に首が立っています。今回のボウネッシーの写真に限って言うと、ネッシーの捏造写真に触発されたフェイク画像ではないかと思いますが、判断はお任せします。
ボウネッシーの目撃報告と写真
ボウネッシーの目撃は、2006年、湖に潜って泳いでいた水泳選手が、目の前を巨大な生き物が横切り、強い波を受けたと話したことから始まります。
ネス湖のネッシーに比べると、歴史は浅いですが、その後も10件以上の目撃例が報告されています。
2010年9月には、霊能者のディーン・メイナード率いる調査隊が、本格的に現地調査を行いました。この時には、湖底に20mを越す巨大な影が、ソナーで確認されたとのことです。
2007年、初めて撮影されたボウネッシー
2007年2月23日、初めて撮影されたウィンダミア湖のボウネッシーです。写真家のリンデン・アダムス氏が撮影しました。体長約15メートルと推測されています。
ボウネッシーの背中のコブの写真
2011年2月、ウィンダミア湖で撮影されたボウネッシーです。湖面をカヤックで遊んでいたトム・ピクルス氏とサラ・ハリントン氏が、コブ状の背中を有したボウネッシーの撮影に成功しています。
背中のコブが明確に映っており、シーサーペントのような細長い生き物であると推測されます。
ウィンダミア湖北側で撮影されたボウネッシー
2014年1月12日、ウィンダミア湖の北側で撮影されたボウネッシーです。
撮影者のマット・ベネフィールドさんは「ボウネッシーについての話はあまり知らなったが、写真を見た瞬間に、これかもしれないと思ったんだ」と述べています。
ウィダミア湖に巨大生物は棲めるのか?
ウィンダミア湖はネス湖と同じく、山間地帯にある細長い湖です。湖の雰囲気を見ると、ボウネッシーのような巨大生物が生息していても、不思議ではない感じはしますね。
ネス湖とウィンダミア湖の位置関係
ウィンダミア湖周辺の拡大地図
ネス湖とウィンダミア湖の比較
- ウィンダミア湖
- 表面積:14.73 km2
- 最大の長さ:18.08 km
- 最大の幅:1.49 km
- 最大水深:66.76 m
- ネス湖
- 表面積:56.4 km2
- 最大の長さ:約35 km
- 最大の幅:約2 km
- 最大水深:226.96 m
ウィンダミア湖は、ネス湖を小さくしたような湖ですが、緯度はネス湖よりも下に位置しているので、その分、水温は暖かいのではないでしょうか?
また、小さいと言っても、イッシーが棲むと言われる池田湖(11km2)よりも、ウィンダミア湖(14.73km2)のほうが広いですから、巨大生物が棲めないことはないと思います。
ちなみに、ネス湖の最大水深226.96 mは、とても深いです。透明度も非常に悪いので、潜り込まれたら見つかりませんね。なかなかネッシーが探索できないのも頷けます。