2013年10月24日、米国ミシシッピー州の森林で撮影されたスカンクエイプと思われる映像です。
撮影者はハンターで、その日も狩りに出たところ、スカンクエイプらしき謎の人獣に遭遇したようです。
彼はハンターであるため、熊などの動物と見間違えることはなく、スカンクエイプの撮影に成功した考えているようです。
スカンクエイプの撮影に成功
森林の中で、座り込んで何か作業をしていたスカンクエイプが、立ち上がった瞬間の画像です。この直後、撮影者は恐くなり慌てて逃げ出します。
スカンクエイプの身長は、7フィート(210cm程度)ほどあったと述べています。スカンクエイプの撮影に成功したとのことですが、確かに、かなり長い時間、撮影していますね。
スカンクエイプは、ひどい悪臭を放つ人獣UMA
今までの目撃報告によると、スカンクエイプの身長は2メートル程度で、全身は黒に近い赤褐色の長い体毛で覆われています。外見はビッグフットやサスカッチなどの人獣タイプのUMAと酷似しています。
しかし、スカンクエイプは、異様な異臭を放つのが大きな特徴です。その臭いは、腐った卵にヤギの糞を混ぜたような想像を絶する臭いで、その場にいられないほどの悪臭なのだそうです。
名前が示す通り、スカンク(skunk)のように臭い類人猿(ape)のUMAなのです。
但し、撮影者はスカンクエイプだと考えているようですが、動画の説明にはスカンクエイプの特徴である異臭については触れられていません。今のところ、正体不明の人獣です。
スカンクエイプの有名な写真
スカンクエイプが初めて目撃されたのは、19世紀の初頭まで遡ります。1960年代には、フロリダ州の東部にて、褐色の体毛で覆われた生き物が出没するという情報が相次いでいます。
そして1998年と2000年には、同じくフロリダ州でスカンク・エイプが発見され、その姿が撮影されています(下記の2枚の写真)。
湿原を歩くスカンクエイプの写真
1998年9月、フロリダ州エバーグレーズの湿原で撮影されたスカンクエイプです。地元に暮らすデイブ・シャーリーという人物が8カ月掛けてスカンクエイプを追い、撮影に成功したそうです。
周囲に刺すような悪臭が漂っており、スカンクエイプであると確信したそうです。
ミヤッカ・スカンクエイプの写真
2000年、フロリダ州・ミヤッカ州立公園で撮影されたスカンクエイプの写真です。スカンクエイプの実在を証明する写真として有名です。
未確認動物学者のローレン・コールマン博士が写真を分析した結果、ストラマ・オランウータンではないかと推測しています。しかし、ストラマ・オランウータンはフロリダ州には棲息していないのです。
スカンクエイプの正体は、ギガントピテクスの生き残り?
スカンクエイプの正体は、ギガントピテクスの生き残りではないかとも言われています。
ギガントピテクスは、約100万年前に出現したと見られ、中国、インド、ベトナムなどに分布し、約30万年前あたりを境にして、それ以降確認されていません。人類の進化系統とは別系統の「絶滅類人猿」と考えられています。
現在知られる中では、ギガントピテクスは史上最大の霊長類です。身長は約3m、体重は約300~540kgに達していたと推測されています。
未確認動物学者の中には、スカンクエイプを含め、イエティ、野人、ビッグフットなどの正体は、ギガントピテクス属であると考えている研究者も多くいます。
スカンクエイプの餌付けに成功した?
2014年5月には、フロリダ州フォート・ホワイトにある牧場の管理人ジョン・バードさんらがスカンクエイプを目撃し、近隣に棲みついたらしいスカンクエイプの餌付けに成功したというニュースまで飛び込んでいます。
スカンク・エイプの餌付けでは、サツマイモやオオバコを定期的に与えているそうです。
強烈な異臭は大丈夫なのか?と余計な心配をしてしまいますが、これが本当ならば大ニュースです。その後の続報に、ぜひ期待したいものです。
▲テレビ取材に答えるジョン・バードさんたち
実在の可能性も見えてきたスカンクエイプですが、今のところ、目撃報告は米国の一定の地域に限定されているようなので、捕獲されて正体が解明される日が来るのかもしれません。