これは6500万年前に絶滅したはずの恐竜が生き残っていた!という衝撃の動画です。2012年3月、YouTubeに初めて公開されています。
わずか3秒程度のモノクロ映像ですが、長い尻尾を生やした恐竜が、ダチョウのように大地を走って行く姿が捉えられています!
生き残った恐竜の動画か?
茂みから飛び出したダチョウのような生き物
左側の茂みから、突如として謎の生き物が飛び出します。首が長くて、体はダチョウのように見えます。
長い尻尾を生やしていた!
一見、ダチョウのように見えた生き物ですが、長い尻尾が生えていることが分かります。尻尾を振って走っている姿は、やはり絶滅したはずの恐竜に見えます。
旧ソ連KGBからの流出映像
なぜこのような動画があるのか?と、まずは疑問に思うことでしょう。よく出来たCGの合成映像か、古い映画の特撮シーンかと考えるのが普通です。
実はこの映像は、旧ソ連のKGBが国家機密として長年、隠蔽していたものだと言うのです。
それを暴露したのが、国家や組織の機密情報を次々に暴露しているウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジ氏とされています。
肝心の映像の真偽のほどは、どうなのでしょうか?
分かっている情報としては、1967年にアフリカ南部のアンゴラかモザンビークあたりで、旧ソ連陸軍部隊の隊員が、偵察中に偶然撮影したもののようです。
また、動画を分割して静止画にすると、コマによって生き物の姿がダブるシーンがあります。これはオリジナルの映像が本物のビデオテープであり、CG合成や特撮の映像ではないことの証明になるのだそうです。
正体は、恐竜オルニトミムスの生き残りか?
映像が捏造したものでないならば、恐竜の生き残りの可能性が高まります。
この映像を見たソ連の生物学者は、肉食の小型獣脚類の恐竜オルニトミムスか、その近縁種ではないかと鑑定しています。
▲ダチョウ恐竜・オルニトミムスのイメージ
小型獣脚類のオルニトミムスは、白亜紀後期マーストリヒト期(7210~6600万年前)に、現在の北米大陸や中国に生息していたことが確認されています。その姿からダチョウ恐竜とも呼ばれ、三本指の脚、細長い腕、長い首、鳥のような頭が特徴です。
ダチョウと同様に足が速かったと考えられており、問題の動画もダチョウのように走っています。また、羽毛があった可能性も指摘されており、まさにダチョウ恐竜です。
映像が撮影されたのはアフリカ南部なのですが、オルニトミムスの近縁種であるのかもしれません。もしもオルニトミムスか、その近縁種の生き残りであったならば、これは世紀の大発見です!
映像が隠蔽されてしまった理由は?
これほどの大発見の証拠映像でありながら、なぜ隠蔽されてしまったのでしょうか?
その理由として、当時の時代背景が考えられます。この映像が撮影された当時は、米ソの冷戦時代の最中にありました。軍事優先の世界事情であったため、KGB本部の奥深くに封印されてしまったようです。
恐らく、アフリカでソ連軍が軍事偵察の活動をしていたことを知られるのが、不都合だったのではないでしょうか?
そのような事情で、半世紀近くが経ってからYouTubeに公開されたわけですが、他にも当時のKGBは何か隠しているのではないか?と疑いたくなりますね。
この映像が初めて公開されたのが2012年のことですから、今後も新たな情報が公開されることに期待したいと思います。
オルニトミムスは、ロシア国内で密かに繁殖している?
こちらはロシアの炭鉱で撮影されたという、恐竜のような生物です。映像を見れば分かりますが、こちらの生き物も尻尾が長くて、オルニトミムスに似ています!
実は、ソ連軍はオルニトミムスを捕獲していたのではないでしょうか?
そのオルニトミムスが何かしらの理由で逃げ出してしまい、ロシア国内で密かに繁殖しているというのは考え過ぎでしょうか?