2015年10月6日、ニュージャージー州リトル・エッグ・ハーバー・タウンシップに暮らす、デイブ・ブラックさんが撮影したジャージー・デビルと思われる未確認生物です。
ブラックさんは仕事を終えて、自宅へと車を走らせていました。するとゴルフ場近くに差し掛かった時、並木道を走る不思議な動物の姿が、目に飛び込んできたのだそうです。
最初はラマ(ラクダ科の動物)と思っていたようですが、なんとその生物は翼を広げて、空へと飛び去ったのです。咄嗟にブラックさんは携帯電話を取り出し、その驚くべき瞬間を写真に収めることに成功しました。
拡大してみると、頭部に2本の角が生えているように見えます。こんな生物が本当にいるのでしょうか?
少し出来すぎた写真のため、フェイクという意見もありますが、ブラックさんは「誓ってそのようなことはありません」と、きっぱり否定しています。
実は、それを証明するように、別の人間が、同じ地域でジャージー・デビルの動画を撮影していたのです。下記をご覧ください。驚きの動画です!
UMAジャージー・デビルの衝撃映像!
こちらは冒頭のジャージー・デビルの写真を撮影したブラックさんと時を同じくして、なんと、同州のエミリー・マーティンさんも、夜空を飛ぶジャージー・デビルの映像を撮影していました。
出現場所は、1735年に最初の目撃者であるリーズ夫人が暮らしていたとされる場所から、そう遠くないということです。ジャージー・デビルは実在するのだと思わせてくれるような映像ですね。
未確認生物ジャージー・デビルとは?
ジャージー・デビルは、日本ではあまり聞かない未確認生物ですが、アメリカではビッグフットやチュパカブラと並んで、有名なUMAなのだそうです。以下、ジャージー・デビルの特徴と、最初の目撃証言です。
ジャージー・デビルの特徴
- 体長1~1.8mほど、馬、羊または鹿に似た顔で、真っ赤な目を持つ。
- 胴体は黒っぽい毛で覆われており、背中にはコウモリを思わせる翼が生えており、空を飛ぶ。
- 尻には細長い尾がある。路上や建物の屋根に馬のひづめのような足跡を残す。
▲1909年に描かれた目撃スケッチ。「フィラデルフィア・イブニング・ブリテン」に掲載。
当時は、ジャージー・デビルという文字が紙面に踊るだけで、新聞が飛ぶように売れたそうです。100年以上も前の新聞でも、非常に注目されていた伝説のUMAなのですね。
ジャージー・デビルの最初の目撃証言
1735年、ニュージャージー州のパイン・バレンツという森林地帯の近くの街スミスビルに住んでいたリーズ夫人が、最初の目撃者と言われています。
リーズ夫人は13番目の子どもの出産時にあまりの痛みに「こんな子どもは悪魔になれ」と叫んでしまったそうです。
そして産後、子どもを抱いていると、赤ん坊は顔が伸びてウマのようになり、背中に翼が生えてきて、つま先は鋭く尖り、恐ろしい怪物に変身してしまった。そして、リーズ夫人の腕の中から雄叫びをあげて飛び去っていきました。
この話が発端となり、以降280年に渡り、ジャージー・デビルの目撃例は2,000を超えて報告され続けているそうです。未確認生物の中でも、この目撃数は突出していますね。
このリーズ夫人の話を、そのまま信じられる現代人はいないと思われますが、下記のように、写真にも捉えられています。
有名なジャージー・デビルの写真
こちらは2008年7月17日、狩猟用の定点カメラが偶然撮影したと言われるジャージー・デビルです。
ジャージー・デビルは、チュパカブラ(吸血生物のUMA)の亜種との説もあるので、獲物の鹿を追っていたのでしょうか?
その悪魔のような姿といい、伝えられている奇怪な目撃証言といい、にわかには信じがたいUMAですが、目撃証言も多く、実際に上記のような写真や映像も残されています。
近い将来、ジャージー・デビルの実在を証明するニュースが飛び込んでくることを期待したいと思います。
参考)伝説のUMA「ジャージー・デビル」出現!! 200年間追い求めてきた衝撃の姿がそこに!
▲こちらの動画も併せてご覧ください。最新の分析で、実在の可能税が高まったビッグフット!
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