美少女の幽霊ヒッチハイカー。「あの場所で事故に遭って死んだの」

美少女ヒッチハイカーの正体は?

ビデオが撮影されたとされるポルトガル・シントラ市郊外の4号線は、「いわくつきの場所」と書きましたが、いったいどのような場所だったのでしょうか?

夜な夜な出没する幽霊ヒッチハイカー

夜の道路

2007年5月のある深夜、シントラ市郊外の4号線をドライブしていたカップルの前に、突然、若い女性が飛び出してきました。

ドライバーは急ブレーキを踏んで、車は灌木の茂みに激突しましたが、幸いカップルに怪我はありませんでした。事故の連絡を受けてパトカーが来ましたが、急に飛び出して来たという若い女性の姿はありませんでした。

その30分後、同じく4号線の道路で、若者3人が乗った車が道路フェンスに激突するという事故が、立て続けに起こりました。

彼らの話によると、ノースリーブ姿の若い女性ヒッチハイカーが路上に立っており、不審に思ったものの、深夜に若い女性が一人で立っていたので車に乗せてあげたそうです。

「どこまで行くの?」と聞くと、「シントラまで」と女性は答えました。

すると間もなく、「私、あの場所で事故に遭って死んだの!」と女性が言った途端に、姿が消えてしまいました。驚いたドライバーはハンドルを切り損ねて、フェンスに激突してしまいました。

この話は、紹介したビデオと、ほとんど同じシチュエーションですね。彼女は、夜な夜な4号線に立つ幽霊ヒッチハイカーだったのです。

幽霊ヒッチハイカーは、事故死した十代の女性か?

美少女の幽霊のイメージ

シントラ市郊外の4号線で、若い女性ヒッチハイカーに遭遇したという報告が、同年の3月と4月にもあったそうです。

警察が調べてみると、1983年に4号線の自動車事故で亡くなった十代の若い女性とよく似ていることが判明しました。そして彼女の名前は、テレーザだったのです。

ビデオの中でも、女性は「テレーザ」と名乗っていましたが、偶然の一致とは思えませんね。

紹介したビデオは、2007年7月に起きた事故車から発見されたビデオであると前述しましたが、彼女は何度もヒッチハイクを繰り返し、自分が死んだ場所と同じ場所で、他人を事故に巻き込んでいたのです。

死んだら何もかも終わり?

死後のイメージ

事故の背景を知ると、改めて背筋が凍り付くビデオですが、このビデオ自体は、テレビ局が制作した再現ビデオだという意見もあります。

確かに、ここまで鮮明に幽霊ヒッチハイカーを撮影できないのではないか?とは思いますね。事故車から発見されたというのも、後から加えられた話の尾ひれかもしれません。

ただ、ここではビデオの真偽は一旦置いて、人間は死んだら、どうなるのか?という素朴な疑問を、改めて考えさせられます。

人間は死んだら苦しみから逃れられて楽になる、と思っている人もいるかもしれませんが、それが100パーセント正しいと言える確証は、残念ながら無いのです。

死後の世界が迷信と言うならば、「死んだら何もかも終わり」という考えも、現代科学が生んだ迷信かもしれないのです。

少なくとも、死後の世界がないことを完全に証明できた科学者は、現在まで一人もいません。いたら教えてください。

幽霊になって化けて出るパターン

幽霊のイメージ

死んだ人間が幽霊になって化けて出るパターンには、二つあります。一つは、自分が死んだことが分からない場合です。

「死んだら何もかも終わり」と信じて生きていた人は、死後、幽霊として存在している自分の姿を、どうしても受け入れられません。本人は、まだ生きていると思っています。

なので、家族や知人の前に現れて、「ここにいるよ。気付いて!」と必死にアピールしているのです。

もう一つのパターンは、死んだと分かっていても、無念さが残り、幽霊として地上に留まっている場合です。いわゆる地縛霊です。

幽霊ヒッチハイカーとなってしまったテレーザの場合がそうですね。もっと長く生きたかったでしょうが、若くして突然の事故で死んでしまい、どうして良いのか分からないでいるのです。

本人としては、他人を事故に巻き込むつもりはなく、自分の無念さを伝えたいだけなのかもしれません。しかし結果として、無関係の他人まで事故に巻き込んでしまっています。

これは、どちらにとっても不幸です。

人間の死は、学校の卒業と同じ

天使と悪魔のイメージ

科学の発達した現代社会で、死後の世界を信じることは、難しいことだと思います。学校の教育でも、死んだらどうなるかについては、一切教えてくれません。

しかし、頭の隅にでも、死後の世界を考えておくと、何十年も幽霊として迷うことはないでしょう。世をはかなんで、死んで楽になりたいという気持ちもなくなると思います。

誤解を恐れずに書きますが、人間の死というのは、学校の卒業くらいに考えておけば良いのではないでしょうか? 死とは、この世での学習期間が終わっただけの話なのです。

どれだけ楽しい学校生活であっても、卒業後には、誰もが巣立っていきます。いつまでも母校にしがみついている人はいません。次のステージが待っているからです。

天国と地獄と言うと、古い迷信のように聞こえてしまいますが、要するに生きていた時の自分の心持ちによって、旅立つ世界が違って来るのだと考えれば良いのではないでしょうか?

もしもまだテレーザさんが事故現場でヒッチハイクを続けているならば、早く次のステージに向かうことをお祈りしたいと思います。