25万年前のUFO部品か? アルミニウム製の超古代オーパーツ

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ルーマニアで発見された謎の物体が、なんと25万年前のアルミニウム製の物質であった!と発表されて、ネットでも話題になっています。

映像を見て分かる通り、この奇妙な形状をした物体が人工物であることは間違いありません。

しかし、アルミニウムが発見されたのは今から約200年前のことです。25万年も昔の地球上に、アルミニウム製品が存在しているはずがないのです。

調査した結果、「これは古代の地球に訪れたUFOの部品である」と断言する人物も現れて、謎の解明に世界の注目が集まっています!

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アルミニウム製、超古代オーパーツの謎

その時代にあるはずのない物をオーパーツと呼びますが、いったい誰が、何の目的でこのような物を作ったのでしょうか?

現在、この物体はクルジュ=ナポカ市の歴史博物館に「起源不明」物として展示されています。今のところ、謎のオーパーツということになります。

材質の90%がアルミニウムであると判明する

アルミニウム製の超古代オーパーツ

ルーマニアで発見されたアルミニウム製オーパーツ

大きさは縦20センチ、横12.5センチ、高さ7センチ、重量2.3キロと発表されています。見た目は斧などの石器のようにも見えますが、材質の90%はアルミニウムであることが判明しています。

耳のように尖った箇所の片側には丸い穴が開いており、綺麗にくり抜かれています。何かしらの機械の部品として加工されているのは、明らかではないでしょうか?

本体中央にも加工された穴がある

穴の加工が施されたアルミニウム製の古代オーパーツ

本体の中央にも、ぽっこりと穴が空いています。何かをハメ込むための穴のようですが、今のところ、この物体の用途は分かっていません。

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正体は25万年前のUFO部品?

古代の地球に訪れたUFOのイメージ

アルミニウム製オーパーツが、発見された経緯

この謎の物体が最初に発見されたのは、1973年のことになります。ルーマニアのアイウド市のムレシュ川近くで、建設作業員が地下約10メートルの付近で3つの物体を発見しました。

そのうちの2つは1~8万年前の大型ほ乳類の骨と判明しましたが、残る1つの正体は分かりませんでした。当時のルーマニアは社会主義国であり、謎の物体の詳細については明かされず、謎のまま放置されることになります。

しかし最近になって、クルシュ=ナポカ市の研究所が再調査をしたところ、謎の物体はアルミニウム製であり、しかも25万年前のものという驚くべき結果が出されました。スイスのローザンヌにある研究施設も再調査しましたが、やはり同じ結果だったのです。

その後、さらに追試をしてみたところ、400年~8,000年前のものというデータも得ています。25万年前に比べれば、ずいぶんと現代に近づきはしましたが、それでも、一番新しくて400年前ということになります。

前述したように、アルミニウムが発見されたのは約200年前ですが、当初はまだ貴金属の扱いでした。工業用の用途に広く使われるようになったのは、ようやく1900年の初頭に入ってからになります。

そう考えると、仮に400年前のものだとしても、当時、このようなアルミニウム製の物体があったとは考えられないのです。

25万年前の古代UFOの部品か?

アルミニウム製オーパーツ

TOCANAの記事によると、ルーマニアUFO研究者連盟副会長Gheorghe Cohal氏は、以下の見解を発表しています。

調査の結果、古代UFOの部品であると結論付けられました。25万年前の地球上にはアルミニウムを製造する技術はありませんでしたからね。

現生人類が現れたのは20万年前と言われています。25万年前にアルミニウム製品があるはずがありません。その当時の地球に存在しないものならば、地球外の知的生命体がもたらしたという考えは当然出て来るわけです。

UFOの部品ではないとしても、知的生命体が人工的に作った何かしらのパーツであることは間違いありませんね。

その一方で、地元の歴史学者Mihai Wittenberger氏は、「第2次大戦で使用されたドイツ製戦闘機の部品である」と主張しています。

こちらのほうが常識的に思えます。しかし、この場合には年代測定の結果を、全く無視することになります。ドイツ製戦闘機の部品でなくても、幾らでも候補は出て来てしまうので、常識的な考えではあっても、説得力があるとは言えません。

放置されたUFOが、まだ埋まっている可能性も?

年代測定では、「25万年前」と「400年~8000年前」という2つの測定結果が出ているので、本当に正確な年代測定が行われているのか?という疑問は残りますね。

追試結果の400年~8000年前というのも、ちょっと幅が開き過ぎています。

そこで注目されるのは、地下10メートルの地層で発見されている点です。通常、数百年の堆積によって、10メートルの地下深くまで物質が埋もれることはないでしょう。同じ場所からは、1万~8万年前の大型ほ乳類の骨が出ています。

誰かが10メートルの穴を掘ってアルミニウムの物体を埋めない限り、大型ほ乳類の骨と同年代のものと考えることはできます。

このような金属製のパーツが単体で放置されているとは考えにくいので、まだ地下には同じようなパーツが埋まっているのではないでしょうか? パーツどころか、遙か昔に放置されたままのUFOが埋まっている可能性だってあるわけです。

現代の最先端技術を使えば、実際に掘り返さなくても地下に眠っている埋蔵物を探索できる方法はあるので、ぜひ再調査をしてほしいものです。人類史を根底から覆してしまう大発見があるかもしれません!

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