2014年11月14日、ロシアのスヴェルドロフスク州で撮影された巨大な怪光です。突如として、燃え上がるような赤い怪光が、夜空を照らし出すかのようにして、パーッと広がります。
闇に包まれていた道路の木々も照らされて、一瞬にして夜が明けたのかと思うほど、強烈な光を放っています。その光の照射は、約11秒間も続いています。
ロシアの謎の巨大怪光!
リェーシュ(Реж)という場所を通る道路上で、ドライブレコーダーが記録していた映像のようです。画像でも確認してみます。
巨大怪光が出現する直前の光景
時刻は18時38分を回り、闇に包まれた道路を車が走っています。対向車も数多く走っており、整備された道路であることが分かります。
巨大な赤い怪光が出現!
突如として、前方の視界が、巨大な赤い怪光に染まり始めます。何かが爆発したかのような光です。
隕石の落下か?
まるで夜が明けたかのような、強烈な怪光が放たれています。隕石でも落下したのでしょうか?
11秒間も続いた巨大怪光
謎の巨大怪光は11秒間も光を放ち、その後は、何事もなかったかのように元の闇へと戻っていきます。この怪光の正体は、いったい何なのでしょうか?
気象兵器HAARPが使用されたのか?
映像をよく見てみると、怪光は地上から放たれていることが分かります。やはり何かが爆発したのでしょうか?
軍事施設の弾薬庫が爆発した?
巨大な怪光が出現した周辺には、軍事施設の弾薬庫があるそうです。弾薬が爆発したのだと考えれば、怪光の謎が一気に解けますね。
しかし、ロシア軍中央軍管区の報道官は、弾薬庫の爆発や不要弾薬の処理を否定しています。軍事に関わることだから隠しているのだろうという憶測もありますが、でも、弾薬庫が爆発した程度のことで、軍が隠蔽するようなことは過去の例にもないそうです。
問題の怪光は約11秒間も続いており、軍事専門家は、軍用爆薬の爆発にしては時間が長すぎると指摘しています。しかも、あのような強い怪光を発することはないそうです。
巨大怪光の正体は?
地元の新聞社や報道機関は、ウラル連邦大学や科学アカデミー宇宙科学研究所の天文学者たちにも、怪光の正体を尋ねています。しかし、隕石などの天文現象ではないとの返答です。
自然現象でもなく、弾薬庫の事故などでもなく、では、この怪光はいったい何なのでしょうか?
ネットでは、UFOの墜落説、米空軍の気象兵器HAARP説、あるいはロシア軍の秘密兵器の実験説も、様々な見解が出ていますが、残念ながら正体はつかめていません。未だに「謎の巨大怪光」なのです。
これだけの巨大な怪光を発せられるのは、軍事的な実験か、あるいはUFOが関連しているか、どちらかだと思いますが、判断はお任せします。
巨大怪光が出現したロシア・スヴェルドロフスク州
問題の怪光が出現したロシアのスヴェルドロフスク州・リェーシュ(Реж)の街です。
スヴェルドロフスク州は、ロシア連邦で5番目に人口の多い行政区分であり、ウラル山脈以東のロシアではもっとも人口が多い州なのだそうです。人口の9割近くが都市に集中しています。
またもやロシアで、巨大怪光が出現!
こちらもロシアで2015年3月、ペルミ地方のキゼルの街の上空に出現した謎の巨大怪光の映像です。同じく、気象兵器HAARPの可能性が指摘されています。
スヴェルドロフスク州の怪光の出現から、さほど月日が経っていません。ロシアでは何かしらの極秘実験が行われているのか、あるいは敵対勢力に狙われているのでしょうか?