ネッシーに話題をさらわれてしまったナウエリートですが、1960年にはアルゼンチン海軍の潜水艦が追尾されるという事件が起こり、その犯人はナウエリートだとも言われています。
こちらは1988年に撮影されたナウエリートの写真とされていますが、詳細は不明です。カラー写真なのでアップしてみましたが、UMA本でも見かけたことがなく、いかにも!という感じなのでフェイクかもしれませんね…。
アルゼンチンでは、その後もナウエリートの存在が忘れ去られることはなく、今も時折ニュースに流されて話題になるようですが、以下、世界的に議論となった有名なナウエリートの写真をご紹介します。
物議になったナウエリートの写真
地元新聞に掲載されたナウエリートの写真
2006年4月17日、アルゼンチン・パタゴニアの地元新聞に衝撃的なナウエリートの写真が掲載され、これが世界的な話題になりました。
匿名希望の男性が3枚の写真を持ち込んだのですが、「面倒なことに巻き込まれたくない」とだけ言い残し、現在も男性の正体は不明とされています。
以下が、その3枚の写真です。
凄い写真です! 但し、これらの写真は懐疑的な意見も多く、流木を加工してナウエリートに見せかけているだけという指摘もあります。その根拠は、水面の高さが変わっているだけで、ナウエリートのポーズは変わっていないというものです。
写真を見ると、絵に描いたように、いかにも口をぱっくりと開けているのも気になります。それが2枚もあるので、なおさら妖しい感じはしますね…。
写真を持ち込んだという匿名希望の男性の存在も、怪しさに拍車を掛けていますが、真実はどうなのでしょうか…? ネッシーにも湖面から首を出している有名な捏造写真がありましたが、こちらは本物であってほしいものです。
湖面から顔を出すナウエリートの写真
こちらも、ネットでよく見られるナウエリートの写真です。2008年にスペインで公開され、真偽を巡って議論になりました。
湖面から出ているUMAの顔が、これほど鮮明に写されている写真は他に見たことがありません。だからこそ、逆に疑いたくなるというのも人間ですね。見た瞬間、大怪獣ガメラかと思いました(笑)
UMAナウエリートの遺体が発見されている?
こちらは2006年に掲載された動画ですが、ナウエリートの遺体を発見したということです。
発見者はブルーノ・ディアス博士ということですが、「誰?」という感じですし、これが本物ならば、もっと大騒ぎになっているはずなので悪ふざけでしょう。
土を盛って作ったように見えます(笑)
ナウエリートの正体はプレシオサウルス?
ナウエリートの正体は、プレシオサウルスの生き残り、あるいは同時代の魚竜イクチオサウルスとも言われています。
▲プレシオサウルス(体長約2~5m)
▲イクチオサウルス(体長約2m)
他にも、古代クジラ説、巨大ウナギ説、さらには、この付近で60年間近く連続して行われてきた核実験によって生まれた突然変異の生物という説もあります。
ネッシーも、ナウエリートも、決定的な証拠写真や映像は残念ながらありませんが、現在も目撃情報は絶えません。
スコットランドとアルゼンチンという、全く離れた場所で、似たようなレイクモンスターが目撃されているというのは、ただの偶然でしょうか?
ナウエリートは実在するUMAか?
今回は、アルゼンチンの元祖レイクモンスター、ナウエリートの画像と動画を紹介してきました。実在の可能性が期待できるUMAではないでしょうか?
過去には、プレシオサウルスのような首長竜が、地球上に実在していたわけです。もろん、人間の感覚で言えば、それは遙か遠い昔の話になります。
しかし、46億年という地球の歴史を、1年のカレンダーに換算してみると、恐竜全盛の時代は12月25日になるそうです。そして現在は12月31日です。
現在にも、恐竜の生き残りがいたとしても、不思議ではないように思えてきますね。
UMAナウエリートは「実在する・しない」の議論も大いに結構ですが、その一方で、「本当にいたら楽しいなぁ~」というロマン抜きにUMAは語れませんね。
ネッシーの記事も併せてご覧ください!