巨人族ネフィリムの実在を証明するような「巨人の指のミイラ」の写真が公開されています。
ネフィリムやレムリア、タイタンなど、呼び名は異なりますが、太古の昔には巨人族が実在していたとされる記述が数多く伝えられています。
写真は驚くほどリアルなのですが、果たして本物の巨人の指なのでしょうか?
巨人の指のミイラの写真!
ドイツでは、巨人を「リューベンツァール」と呼んでいるそうですが、そのドイツで初めて公開された写真が、「巨人の指のミイラ」なのです。
巨人の身長は推定22m
写真だけでもかなり大きいことが分かりますが、指の長さは、およそ96センチ(38インチ)もあるのだそうです。
この指から推定すると、巨人の身長は22m前後と考えられています。ビルの高さで言うと、7階に達する高さです!
ちなみに、進撃の巨人に登場する大型巨人は15m程度(60m級の超大型巨人もいるそうですが)なのだそうで、彼らよりも大きいですね!
指の骨も見えている
指の色はくすんでおり、ミイラ化しています。骨も見えています。巨人の指を包んでいる布も古そうですね。本物ならば世紀の大発見なのですが、かなり大雑把に保管されていたようです。
巨人の指の発見場所はエジプト
ミイラでありながら、指の力強さがが今も感じられます。人間は、この指1本で簡単に弾れてしまいますね。
この巨人の指が初めて公開されたのはドイツなのですが、実際の発見場所はエジプトのようです。その経緯については、下記をお読みください!
巨人の指のミイラが発見された経緯
「巨人の指のミイラ写真」の持ち主は、スイスのグレゴリー・シュペリ氏です。彼は古代遺跡発掘マニアであり、過去に何度もエジプトを訪れて発掘調査を行っていました。
300ドル払えば、お宝を見せてやる
シュペリ氏は1988年に、エジプトの盗掘者グループから連絡を受け、「300ドル払えば、お宝を見せてやる」と持ちかけられたのだそうです。それほど高額ではありませんから、シュペリ氏は騙されたと思って承諾したのかもしれません。
首都カイロから100キロ北東にある農場に向かい、お金を支払うと、彼らはぼろ布に包まれた巨大なミイラ化した指を見せてくれたそうです。
楕円形の箱に入っていたその指は、曲がった状態で驚くほど軽かったそうです。
実在した巨人族ネフィリムの指?
シュペリ氏は、実在した巨人族ネフィリムの指かもしれないと思い、「これを売ってほしい」と交渉したそうですが、彼らはアラーの御名の下、指を売ることはできないと拒んだそうです。
仕方なく、写真だけを撮影して、シュペリ氏はその場を後にしたそうです。その時に撮った写真が、記事で紹介している写真になるわけです。
写真だけでは、ネフィリムが実在した証拠としては不十分?
その後、シュペリ氏は巨人の指のことが忘れられずに、2009年に再びエジプトへと向かいましたが、どうしても当時の盗掘者グループを見つけることができませんでした。
巨人の指を証明するレントゲン写真もあった
そこでシュペリ氏は、巨人族ネフィリムの実在を自分で検証しようと試み、巨人神話などを読み漁りました。
そしてギザのピラミッドを訪れたところ、普通の人間のものにしては大きすぎる石棺の存在を確認し、やはり巨人の指は本物かもしれない!という思いを深めたのだそうです。
実は、この巨人の指が本物であることを証明する書類とレントゲン写真も、盗掘者グループは持っていたのだそうです。それらの証拠書類は、いずれも1960年代のものでした。
ただ、その証拠書類が仮に本物であったとしても、今は数枚の写真しか残されていないわけです。
ジュペリ氏の捏造ではない
巨人族ネフィリムが過去に実在していたことは信じられても、この「巨人の指のミイラ」に限って言えば、やはり写真だけでは判断できませんね。
河童や人魚のミイラと同様に、この種のミイラには、どうしても胡散臭さが付きまとうことも否めません。
巨人の指の持ち主は盗掘者たちなのですが、都合が悪くなるとアラーの神を持ち出すというのも、ちょっと笑えます。
もしも本物ならば、毎回300ドルの見物料を取るよりも、売ってしまったほうが簡単に巨額の大金を稼げると思うのですが、どうなのでしょうか?
ただ、シュペリ氏の話は具体的であり、写真も持っているので、ジュペリ氏自身の捏造はなさそうですね。
当時の盗掘者グループに、再度コンタクトが取れて、巨人族ネフィリムが実在したという真実が明らかになることに期待しています。