ミシガン・ドッグマン、空中に消え去る! 正体は幽霊オオカミか?

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ミシガン・ドッグマンは都市伝説から生まれた?

ミシガン・ドッグのイメージ3

ミシガン・ドッグマンは、ちょっと変わり種の未確認生物で、スレンダーマンなどと同様に、都市伝説から生まれたUMAとも言われています。

平たく言えば、ウワサで広がった想像上の生き物(?)という解釈になりますが、ミシガン・ドッグマンの場合には、その噂を広めた張本人も分かっています。

ミシガン州でラジオのDJをしていたスーティーブ・クック氏が、番組のエイプリルフールの企画で考えた怪物がドッグマンなのです。

クック氏は手が込んでおり、ドッグマンのテーマ曲まで作詞作曲して、ラジオで流したそうです。

それが大反響になっていくのですが、思わぬことに、「歌に出て来る怪物を本当に見た!」という報告が、ラジオ局に続々と報告されるようになりました。

クック氏の創作上の怪物であったものが、本当に実在した!という展開になっていったのです。

ミシガン・ドッグマンが撮影された映像

その後もミシガン・ドッグマンの目撃談は報告されています。2007年には目撃談に留まらず、1970年代に撮影されたとされるミシガン・ドッグマンの8ミリフィルムの映像が出てきました。

これは「ザ・ゲーブル・フィルム」と呼ばれており、下記の映像になります。

この映像はミシガン州の不動産業者が、売却物件から偶然に発見したフィルムと伝えられており、詳細と撮影者は不明です。

車の中から、雑木林にいる謎の大型生物が撮影されています。しかし、突如として車に向かって来たため、フィルムはそこで終わっています。その後、どうなったのかも不明です。

ゴリラや熊などの大型動物に見えますが、下の画像を見ると、確かに尻尾をピンと立てた犬のような容姿にも見えます。

ゲーブル・フィルムのミシガン・ドッグマン

ドッグマンは都市伝説から生まれたという話ですが、クック氏はドッグマンの目撃談をどこかで聞いていて、それに脚色を加えて広めた可能性はありますね。

実際にミシガン州には、クック氏がラジオ番組で取り上げる以前にも、犬に似たような化け物を目撃したという話が伝わっています。上で紹介した8ミリフィルムも、話が本当ならば、ドッグマンの都市伝説が広まる以前の1970年代のものです。

そう考えると、ドッグマンの存在を有名にしたのはクック氏ではあっても、彼の全くの創作ではなかったということになります。

写真で撮影されたミシガン・ドッグマン

ミシガン・ドッグマンは、写真でも撮影されているのでご紹介します。

2007年10月、ミシガン州で撮影されたドッグマン

▲2007年10月、ミシガン州で若者たちが乗った車に、熊とも犬ともつかない怪物が急接近し、カメラのフラッシュを浴びせて撃退した時に撮影された写真です。

車から降りて調べてみると、地面には約11cmの獣の足跡が残されていたそうです。「やっぱり熊じゃないの?」という感じの写真ですが、ミシガン・ドッグマンだと言われています。

2008年に撮影されたミシガン・ドッグマン

▲こちらは2008年に、同じくミシガン州で撮影されたそうです。雪が積もった夜景の中に、犬のような顔をした生き物が、2本足で立っている姿が確認できます。

こちらの写真は、いかにもドッグマン!という感じです。それだけにフェイクの可能性もありますが、残念ながら詳細は分かっていません。

チュパカブラと見間違えたケースもある?

ちなみに、ドッグマンと似たようなUMAには、チュパカブラなどもいます。

チュパカブラのイメージ

▲チュパカブラのイメージイラスト

チュパカブラは、コヨーテなどのイヌ科の動物との見間違えを指摘されることも多々あります。2本足での歩行も目撃されているので、その意味では、チュパカブラも半人半犬のUMAと言えなくもありません。

生物図鑑で調べられる生き物ではないので、目撃者がドッグマンだと思えば「ドッグマンを見た!」となり、チュパカブラだと思えば「チュパカブラを見た!」となるのではないでしょうか?

冒頭で紹介した映像も、チュパカブラと言われれば、そんな感じもしますね。遠景から目撃して、他のUMAをドッグマンと見間違えたケースもあるのかもしれません。

ただ、ドッグマンの目撃談はミシガン州に集中しているので、固有のUMAが存在している可能性は十分にあります

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正体はネイティブアメリカンに伝わる幽霊オオカミ?

幽霊オオカミのイメージ

TOCANAの記事によると、冒頭の映像はネイティブアメリカンの保留地で撮影されており、ドッグマンはオタワ族がかつて暮らしていたマニスティー川の辺りで、今でもさまよっているそうです。

この保留地は、ネイティブアメリカンの「結界」が破られておらず、このような未確認生物が現在も生き延びているという解釈のようです。

また、幽霊オオカミという見解も出ています。映像には生き物の影が映っておらず、飛ぶようにして空中に消えていることから、確かに心霊現象のような感じはします。

幽霊オオカミなのか、現地で亡くなった大型犬のゴーストなのかは分かりませんが、今回の映像はドッグマンなどの未確認生物と言うよりも、何かしらの心霊現象を捉えた映像なのかもしれません。

さらにもう一点、考えられるのは、異次元生物の可能性です。

私は、未確認生物の多くはエイリアン・アニマルではないか?と考えています。これは宇宙人たちが、生物的な実験として、あるいはペットとして彼らの母星から連れて来た地球外生物という見解です。

バビル2世のロデム

▲バビル2世とロデム

それらのエイリアン・アニマルの中には、異次元生物のように姿を消したり、バビル2世のロデムのように変身できる能力を持っている種もいるのかもしれません。

もちろん、今回の映像はフェイクという可能性も付きまといますが、さまざまに想像力が掻き立てられる興味深い映像だと思います。

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