地元の子供たちが雪に残る大きな足跡を発見し、携帯で撮影しながら足跡を追っていくと、動画の2分43秒あたりから、黒い体毛で覆われた生き物が姿を現します。
奇妙な足跡を追っていたら、「本当にイエティがいた!」という驚くべき映像です。
果たして、イエティは実在するUMAなのでしょうか?
UMAイエティの動画は、本物の判定!
冒頭の動画は2013年2月、西シベリアで撮影されものです。いかにも、イエティが出そうな雰囲気ですね。
この動画は、モスクワの国際ヒト科生物センターのイゴール・ブルツェフ博士らが、綿密に解析しています。その結果、本物であるとの判定がされています!
この判定の意味には、人為的に加工された動画ではないということと、生物学的に鑑定した結果、他の動物や人間が偽装したものではないという意味が含まれているのだと思います。
イエティ(雪男)が、ロシアに存在する確率は95%!
▲イエティのイメージ画
いかにもヒマラヤ山脈に出現する雪男のイメージですが、実際に写真や映像で撮られているイエティは、黒い体毛で覆われているものがほとんどです。
イエティは、おもにヒマラヤ山脈(ブータン、中国、インド、ネパール、パキスタンの5つの国にまたがる巨大山脈)に多く出現していますが、ロシアにも生息(ロシアン・イエティ)すると言われています。
「ロシアに雪男いる確率95%」 国際会議で結論
2011年10月、ロシア・ケメロボ州で開かれた国際会議にて、世界中の多くの科学者が集まって議論した結果、イエティが存在する確率は「95%」であると発表しています。
つまり、イエティは、ほぼ間違いなく存在するとの結論が出されたわけです。
この発表は朝日新聞(2011年10月12日付)でも報じられています。以下、その内容を引用します。
ロシア・西シベリアのケメロボ州で6~8日に開かれたイエティ(雪男)に関する国際会議で、人類学などの専門家らは、
「これまでに見つかった各種資料は、ケメロボ州に雪男が95%(の確率で)存在していることを証明している」との結論に達した。ケメロボ州政府が9日、発表した。
会議期間中、米ロやカナダ、スウェーデン、エストニアの専門家らが、雪男の目撃情報が相次いだ同州南部ゴールナヤ・ショリヤのアザス洞窟や周辺の山を探索。
雪男のものとみられる生息場所や体毛を見つけたと報告した。
ロシアメディアによると、洞窟にあった足跡の一つから12本の灰色の体毛が見つかり、科学鑑定されるという。
米国の研究者は会議で、米カリフォルニア州にいるとされる雪男「ビッグフット」の声だとする録音も披露した。
参加者らは、ケメロボ国立大をベースに雪男の特別研究センターを創設するよう提案した。
イエティの実在の期待が、ぐーんと高まる!
UMAのニュースを、朝日新聞が報道するのは珍しいのではないでしょうか? これは正式な国際会議の場で発表された内容であることを示しています。
「100%」と言うためには、実際にイエティを捕獲して証明しなければなりません。それを考えると、95%という数字には、発表した側の大きな自信を感じます。
科学者などの専門家たちが国際会議で集まって、真剣に討議した結論なわけですから、イエティの実在への期待がぐーんと高まってきましたね!
あとは捕獲するだけという状況まで来ているのでしょうか?
イエティのDNAは、古代のホッキョクグマ(絶滅種)と一致?
英国では2013年、オックスフォード大学のブライアン・サイクス名誉教授が、イエティについて興味深い発表をしています。
ヒマラヤ山脈で採取されたと言われる雪男の体毛をDNA鑑定したところ、4~12万年前の古代のホッキョクグマ(絶滅種)と一致したとのことです。
このためイエティは、「古代のホッキョクグマと、その近縁種であるヒグマが、異種交配した亜種ではないか?」と述べているそうです。
▲ちなみに、こちらは北米大陸カナダのブリティッシュ・コロンビア州の森林で発見された珍しい白いツキノワグマです。
このツキノワグマは、遺伝子の突然変異によって誕生したアルビノということです。自然の中では、このような突然変異や亜種の誕生は有り得ますね。
イエティは本当にクマの亜種なのか?
もしも古代のホッキョクグマと、ヒグマの亜種が現在にも生き残っているのならば、確かにUMA(未確認動物)ではありますね。
但し、この説だけで結論を出してしまうと、一部のケースでもって、全体を判断してしまうことになります。
クマの見間違えとは思えないようなイエティの映像や写真も、数多く残されています。そうした点は無視して、「イエティはクマの亜種」ということになってしまいます。
ネットでは、イエティの正体に決着が付いたかのごとく書いている人たちも見られますが、そんなに早計に答を出して良いのでしょうか?
前述した国際会議では、「ロシアにイエティがいる確率は95%」と発表されています。こちらも専門家たちが出した調査結果なのですね。ちゃんと検証した上で、この結果も覆されたのでしょうか?
実在するのならば、なぜ捕獲できないのか?
イエティが本当に実在するならば、生け捕りは無理でも、「死骸すら発見されていないじゃないか!」という意見もあると思います。
今までにもイエティの体毛や足跡、体の一部と思われるものは発見されていますが、残念ながら決定的な証拠にまではなっていないようです。
個人的には、イエティやビッグフットは「エイリアン・アニマルの一種ではないか?」と考えています。
UFOで移動しているので、目撃現場を捜しても見つからないのです。死骸が見つからないのも、同じ理由によります。
実際に捕獲されても、政府筋に隠蔽されてしまうのではないでしょうか? イエティがエイリアン・アニマルであるならば、その裏には宇宙人の存在があるので、公表などできないのだと思います。
もちろん憶測に過ぎませんが、そう考えれば、まだ捕まっていないのも分かる気はします。
他にも、イエティ(雪男)の興味深い映像をご覧ください!
イエティやビッグフットの新しい映像は、今もよくネットにアップされて話題になっています。その全てが本物とは言えませんが、中には信憑性の高い動画もあります。
こちらは少し古いですが、有名なイエティの動画をご紹介します。
ヒマラヤの雪上を歩く有名なイエティの動画
こちらは1998年、ヒマラヤの雪上を歩く有名なイエティの動画です。
イエティにも雪の上は歩きにくいのか、一度転んでいる姿が愛嬌を感じます。人間のように、腕を振って歩いている姿が確認できます。
ポーランドのタトラ山脈で撮影されたイエティの動画
2009年8月、ポーランド南部、タトラ山脈で撮影されたイエティの動画です。
地元では、ウデワサ(森男)と呼ばれている人獣であると考えられており、ヨーロッパ版のイエティ、または、ビッグフットのようなUMAです。
同じくタトラ山脈で違う人物が撮影したイエティ
こちらは上記の動画が撮影された翌週に、同じくタトラ山脈で違う人物が撮影したイエティの動画です。
ほぼ同時期に、同じ地域で、違う人物が、それぞれにイエティらしき生き物を撮影していることは興味深いですね。