2015年3月、ロシア・ペルミ地方のキゼルの街に出現した超巨大な怪光です。
強烈な光を放ちながら、夜空に向かって打ち上げられています。辺り一帯は強い光に照らされて、撮影者たちの驚きの声も生々しく録音されています。
前代未聞のUFO事件か?と、世界でも話題になっています。
超巨大な怪光が、ロシア上空に出現!
超巨大な火の玉が出現!
最初は、地上から超巨大な火の玉が打ち上げられたかのような映像です。
ラグビーボールのような怪光
ラグビーボールのような奇妙な光の放射線を描きながら、右方向に向かって飛んでいます。
噴射? 爆発?
突如、怪光の先端部で、光がパッと広がります。何かを噴射したのか、あるいは爆発したかのような映像です。
第二エンジンが点火された?
その後、ぐーんと加速しているように見えます。やはり第二エンジンのようなものに火が点いたのでしょうか?
飛行スピードがアップ!
最初の頃よりも、光の放射線が直線的になっています。飛行スピードが上がっている様子が分かります。
地上にも強烈な光が残されている
発光体が打ち上げられた後、地上では、まだ強烈な光を放ったままの状態になっているのも不思議です。
分裂する発光体
やがて二つの発光体に分裂します。5分以上かけて夜空の彼方へと消え去ってしまったということです。
前代未聞の巨大UFOか、極秘の軍事演習か?
現在、この怪光については、以下の可能性が指摘されています。
- ①ロシアの長距離弾道ミサイルの発射試験
②カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた民間通信衛星「Inmarsat-5 F2」
①ロシアの長距離弾道ミサイル説
極秘に行われた長距離弾道ミサイルの発射試験だとしたならば、当然、ロシア政府からの発表はないでしょう。
但し、今回のように、多くの人の目に触れる時間帯に、このような巨大な怪光を放つような発射試験をするだろうか?という疑問が残ります。
②通信衛星説は、時間も場所も合わない
カザフスタンの通信衛星が発射されたのは3月18日であり、この動画は3月11日に公開されているので、そもそも日付が一致しません。
また、この動画が撮影されたキゼルの街と、バイコヌール宇宙基地は約1,900kmも離れています。さすがに、それだけ離れていると、これほど明確に見ることは不可能のようです。
ちなみに日本の全長(最西端の沖縄県与那国島西崎と、最北端の北海道択捉島カモイワッカ岬)が、「およそ3,300km」であることを考えれば、どれほど距離が離れているかが分かると思います。
前代未聞の巨大UFO説も?
一説には、前代未聞の巨大UFOという意見もあります。これだけ大きな怪光を、長時間放っているのですから、巨大UFO説もありますね。
とはいえ、現実的な路線としては、極秘に行われたロシアの軍事演習が妥当なのかもしれません。自然現象とは思えませんから、この超巨大な怪光の出現には、何者かが関与していることは確かです。
いずれにしても、当のロシア当局から真相が公表される可能性は低いので、過去のケースと同様に、この怪光の正体も不明のままになってしまうのでしょうか?
▲怪光が現れたロシア・ペルミ地方
2005年12月1日に、ペルミ州とコミ・ペルミャク自治管区が合併してペルミ地方が発足しています。