100年前のUFO墜落事件! オーロラ町にエイリアンの墓もあった!

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UFO墜落事件といえば、1947年に起きたロズウェル事件が最も有名です。

ロズウェル事件は、アメリカのニューメキシコ州ロズウェルにUFOが墜落し、米軍が秘密裏にUFOの残骸と異星人たちの遺体を回収したと言われています。

UFO墜落のイメージ

しかし、そのロズウェル事件よりも50年も遡る1897年(明治30年)に、歴史的なUFO墜落事件が起きていたことをご存知でしょうか?

それはテキサス州のオーロラという田舎町にUFOが墜落し、搭乗していたエイリアンの遺体が、町の共同墓地に埋葬されていたという驚くべき話です。

19世紀末の事件なので、現在では生き証人は存在していませんが、実は、物的証拠も確認されています。

その意味では、米軍が巧みに隠蔽してしまったために、未だに物的証拠が提示できないロズウェル事件よりも真実味のある事件かもしれません。

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100年以上も前に、本当にUFOが墜落していたのか?

オーロラUFO墜落のエイリアン

オーロラUFO墜落事件は、アメリカの田舎町で起きたという点と、墜落したUFOとともに宇宙人の死体が発見されたという点で、ロズウェル事件とよく似ています。

エイリアンの死体が町の共同墓地に埋葬されたなんて、古き良き時代のアメリカを感じさせますね。現在であったならば、すぐに米軍が極秘裏に処理して、何事もなかったように誤魔化されてしまうでしょう。

では、オーロラUFO墜落事件がどのような事件であったのか、以下に要約してみます。

オーロラUFO墜落事件のあらまし

事件が起きたのは1897年4月17日、場所はテキサス州のオーロラ町です。住民たちの証言によると、午前6時頃、町の上空に怪光を放つ葉巻型の飛行物体が出現します。

謎の飛行物体は、超低空を、ゆっくりと時速20~30キロ程度で飛行していました。

しかし、徐々に高度を下げながら、町の公共広場を越え、町の北のはずれに達したところで、プロクター判事が所有する風車小屋に激突し、すさまじい爆発で大破したそうです。

風車小屋に激突して大破したUFO

住民たちが広範囲に散らばった飛行体の残骸を集めていると、小さなエイリアンらしき死体も発見されました。

当時の地元新聞の記事によると、遺体の損傷はひどかったものの、ほぼ全身が回収され、この操縦士がこの世の者ではないことが分かったそうです。

そしてこの死体は、町の共同墓地に手厚く埋葬されます。

この事件は人づてに伝わり、一時期は町の騒動になりました。しかし、時代が時代ですから、その後に真実を追究するような動きはなく、やがてこの事件は忘れ去られていきました。

墜落した謎の飛行物体は何か?

風車小屋に激突し、大破したという謎の飛行物体の正体は何なのでしょうか?

オーロラUFO墜落事件が起きた1897年は、ライト兄弟が飛行機を飛ばす6年前です。飛行機の墜落事故の可能性は考えられません。

では、飛行船の可能性はあるでしょうか? 葉巻型の飛行物体という証言があるので形状は似ていますね。

蒸気機関の原始的な飛行船は、1852年のフランスで試験飛行に成功しています。1884年には、同じくフランスで電動モーターを使った飛行船が、世界初の周回飛行をしています。

蒸気エンジンで飛んだ飛行船
▲1852年9月24日、蒸気エンジンで飛んだ飛行船

世界初の周回飛行を行った飛行船フランス号
▲1884年8月9日、世界初の周回飛行を行った飛行船フランス号

事件が起きたのは、米国テキサス州のオーロラという田舎町です。

当時、そのような場所に、そもそも飛行船が飛んでいたのか?という疑問もありますが、仮に飛行船であったとしても残骸で判明するでしょうし、飛行記録も残されているでしょうから、飛行船の可能性もないでしょう。

人間が造った飛行物体であるならば、事故現場から小さなエイリアンらしき死体が発見されたという点も説明できません。

隕石の落下の可能性はあるか?

隕石のイラスト

隕石が衝突したと考える人もいると思います。野犬や野良猫など、偶然、現場に居合わせた動物が隕石落下に巻き込まれて、それがエイリアンの死体のように見えたと考えることもできます。

しかし、隕石の地表近くの終端速度は、空気抵抗のために遅くなっているとはいえ、それでも時速360キロ程度なのだそうです。

目撃証言にあるように、時速20~30キロという遅い速度で町の上空をゆっくりと飛行し、徐々に高度を下げながら、隕石が落ちてくるなんてことは有り得ませんね。

飛行物体は葉巻型をしていたという証言がありますが、人間が隕石のカタチを目視することも不可能でしょう。

そう考えると、隕石落下の可能性も除外できるのではないでしょうか?

物的証拠は、すでに米政府に回収されている?

現代のように人工衛星なんて飛んでいない時代ですから、スペースデブリ(使用済みの人工衛星の部品などの宇宙ゴミ)の可能性も最初から排除できます。

UFOが風車小屋に激突したくらいで、大破するだろうか?」という疑問も残りますが、大破した原因は衝突にあるのではなく、機体の故障による爆発だったのでしょう。

徐々に高度を下げながら飛行していたという証言からも、すでに爆発寸前の状態であったと思われます。

UFOかどうかのシロクロの決着を付けるならば、「宇宙人が埋葬された墓を掘り返して、科学分析をすれば分かるじゃないか!」と、すぐに考えつきますよね?

エイリアンの墓があると言われる共同墓地

でも、これはもう100年以上も前に起きた事件なのです。本当にUFO墜落事件であったのならば、墓を掘り返してみたところで、とうの昔に米政府の手が回っています。

飛行体の残骸も、当時の地元警察によって回収されてしまい、今となっては不明です。

では、これだけの大事件でありながら、物的証拠は何もないのか?と言うと、実はそうでもないのです。

エイリアンの墓があるオーロラ町・共同墓地

オーロラ共同墓地の立て札

共同墓地の前の立て札には、「1897年に宇宙船が墜落し亡くなった操縦士がここに埋葬された」と書かれています。

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