ブラックナイト(黒騎士の衛星)と呼ばれる謎の衛星をご存知でしょうか?
ブラックナイトは人類が打ち上げた衛星ではなく、宇宙人が地球を監視する目的で飛ばしたUFOの一種と思われる謎の衛星なのです。
一説には、ブラックナイト衛星は1万3,000年前から存在しているというのですから驚きです。
上の動画は2015年7月18日、米国フロリダ州のジャクソンビル上空に出現した黒い未確認飛行物体です。ネットでは、ブラックナイト衛星ではないか?と言われて話題になりました。
撮影者の女性は、最初は凧かと思ったそうですが、動き方が奇妙なので慌ててカメラで撮影したそうです。偶然にも、ブラックナイト衛星の撮影に成功したのでしょうか?
当記事では、ブラックナイト衛星の正体についても考察してみます。
1万3,000年前のブラックナイト衛星?
「ブラックナイト衛星か?」と話題になった動画から、謎の飛行物体を画像で確認してみます。
一見、フライング・ヒューマノイドか?
飛行している位置が低いので、一見すると凧のように見えます。ただ、奇妙な形をしています。フライング・ヒューマノイドか?と思われるような人型の姿にも見えます。
子機のUFOを飛ばした後、消えてしまう!
動画では、大きな飛行物体から、小さな物体が3つ分離しています。凧であるならば、分離することはありませんね。黒い飛行物体はUFOの母船でしょうか?
注目されるのは、子機を分離させた後、母船も一緒に姿を消してしまうことです。UFO動画では、たまに見られる現象です。徐々に消えているので、機体を背景の空に似させて、カムフラージュしているのかもしれません。
正体はブラックナイト衛星か?
この映像はその後、YouTubeで有名な「Secureteam10」のタイラー・グロックナー氏に託されました。
グロックナー氏に分析によると、謎の飛行物体の正体は、「13,000年前から地球の上空を周回している謎のブラックナイト衛星である」としています。
衛星ならば、宇宙空間を周回しているはずですが、グロックナー氏は「ブラックナイトは、自らの意思で移動することも可能なのだ」と主張しています。
地上を調査する目的で、ブラックナイト衛星が地上付近まで降りてきたのでしょうか。
ブラックナイト衛星の目的は?
ブラックナイト衛星と考えるならば、どこかの星から送り込まれている地球外探査機となります。その目的は何なのでしょうか?
ブラックナイト衛星は、運用を終えた地球外の探査機?
1万3,000年前と聞くと、「そんな昔に作られた衛星が存在するだろうか?」と思いますね。でも、宇宙時間から考えれば1万数千年の時間は、たいして長い時間ではありません。
現在、人類も太陽系の惑星に探査機を送り込んでいますが、そのような技術を持った知的生命体が、1万3,000年前から存在していても、全く不思議ではないのです。
すでに運用を終えている探査機が、「ブラックナイト衛星」と呼ばれて、地球の軌道を回っているのかもしれません。
ブラックナイト衛星の目的は観測活動?
ブラックナイト衛星が自らの意思で移動できるならば、現在もどこかの星から遠隔操作されて、地球の調査活動が行われている可能性はありますね。
地球の調査が目的ならば、通常のUFOと何が違うのか?と思いますが、ブラックナイ衛星は常時、観測衛星のように地球を周回し、気候などのデータを収集しているのかもしれません。
ブラックナイト衛星は、地上から1,000kmの宇宙空間を周回していると言われていますが、今回のように、必要があれば地上付近に降りてくることもできるわけです。
ブラックナイト衛星とは何か?
ブラックナイト衛星について、Wikiには下記のように説明されています。
ブラックナイトは極軌道近くで地球を周回しているとされる、存在の疑わしい物体。一説ではおよそ13,000年前から存在し、地球外生命に由来するとされる。
1954年に米国の新聞に掲載された「アメリカ空軍が地球を周回する2つの衛星の存在を報告した」という記事が、ブラックナイトの存在が知られるようになった発端です。
ブラックナイト衛星は、「地球外生命に由来し、13,000年にわたって地球を周回している」という、まるで都市伝説としか思えないような衛星なのです。
ブラックナイト(黒騎士の衛星)の名前の由来
ブラックナイトは、黒騎士の衛星とも呼ばれています。このカッコイイ名前の由来は何でしょうか?
中世のヨーロッパ社会では、領主に雇われている騎士と、雇い主を持たない浪人のような騎士がいました。雇い主を持たない騎士は、黒騎士と呼ばれました。
このため、ブラックナイト衛星は、地球上のどの国にも属さない衛星という意味を持っているそうです。黒い機体のイメージも相まって、ぴったりの名前ですね。
NASA撮影のブラックナイト衛星画像
これはNASAが撮影したブラックナイト衛星の画像です。
1998年、国際宇宙ステーション計画のSTS-88ミッションの中で撮影された物体が、ブラックナイト衛星であるという説が広く主張されました。
しかし、この画像の正体は、これは船外活動の間に船体から放出されてしまったサーマル・ブランケット(熱遮断用の布)である可能性が高いとされています。
地球の大気圏外には、このような宇宙ゴミ(スペースデブリ)が無数にあるので、それらがブラックナイト衛星として誤認されているのかもしれません。
また、宇宙人が飛ばしている衛星ではありませんが、軍事用の偵察衛星などは極秘に打ち上げられているので、公表されていない衛星が宇宙空間に存在していることは事実です。
それをアマチュアの天体観測家が発見し、ブラックナイト衛星しているケースもあるかもしれません。
噴射しているブラックナイト衛星の画像
ブラックナイト衛星について、少し懐疑的な見解を紹介しましたが、ネットでは上の画像のように、エンジンから火を噴射しているブラックナイト衛星の画像も見られます。
これについては、光の反射でそのように見えるだけ、と説明されることが多いようです。
とはいえ、ライトが灯っているような箇所も見られるので、この画像については何とも言えませんね。UFOがブラックナイト衛星のように見えているのでしょうか?
ブラックナイト衛星の解説動画
こちらはブラックナイト衛星を解説している動画です。
ブラックナイトと、冒頭で紹介したの謎の飛行物体を結び付けて考えるのは、確かに興味深くはあります。でも、ブラックナイト自体が謎の存在なので、ちょっと混乱してしまいますね。
映像が鮮明なだけに、ブラックナイト衛星なのかUFOなのか、今後の謎の解明に期待したいと思います。