ウォーキングwithダイナソー⑤ 地の果て 白亜紀中期
「ウォーキングwithダイナソー⑤」のあらすじ
「地の果て」とは南極大陸のことです。今は分厚い氷に覆われている南極大陸も、1億600万年前の白亜紀中期には深い森に覆われており、地球上で唯一、四季のある場所でもありました。
南極大陸にも、多数の恐竜がいたことに驚きますね。映像では、小型の草食恐竜ラエリナサウラの一族を中心にして、一年を通じての恐竜たちの生活が描かれています。
やがて南極大陸は、寒冷化によって恐竜たちも棲めなくなります。掘り起こせば、かなり保存状態の良い恐竜の死骸が見つかるかもしれませんね。
ラエリナサウラ
オーストラリア大陸(当時は南極圏にあった)に生息していた小型の草食恐竜。近年では、羽毛があった、あるいは穴を掘って冬を越していたのではとの説が出ています。
南極アロサウルス
映像では、ジュラ紀のアロサウルスが小型化した子孫として描かれています。体長6m程度で、軽量な捕食者であり、当時の「チーターのような存在」だったと考えられています。
ムッタブラサウルス
ムッタブラサウルスは、イグアノドン類に分類されている草食恐竜です。体長7~10mと推定され、鳥脚類としては中型から大型の部類です。
クーラスクス
体長5m、体高わずか30cmの両生類。巨大な口で、水生動物や水を飲みに来た小型の恐竜などを捕食していたと考えられています。
登場する恐竜と生き物
ウォーキングwithダイナソー 驚異の恐竜王国 「⑤ 地の果て(白亜紀中期)」に登場する恐竜と生き物です。
- レエリナサウラ(ラエリナサウラ)
- アウストラロベナトル(南極アロサウルス)
- ムッタブラサウルス
- クーラスクス(両生類)
- ステロポドン(哺乳類)
- ジャイアントウェタ(昆虫・現生種)
- ムカシトカゲ(現生種)
ウォーキングwithダイナソー⑥ 最期の時 白亜紀後期
「ウォーキングwithダイナソー⑥」のあらすじ
6550万年前の白亜紀後期、大陸は絶えず変動を続け、現在の形に近づきつつありました。それに伴う火山活動で、大気は有毒なガスや塵で汚染され、恐竜の繁殖能力は低下しつつありました。
このような時代に、地上を支配していたのが肉食恐竜ティラノサウルスです。映像では一頭のメスの繁殖から子供の誕生までを、狩りやアンキロサウルスとの戦いを交えながら描かれています。
しかし、間もなくして、メキシコ湾に突如として巨大彗星が衝突し、地球の気候が激変します。これによって約1億5000~6000万年もの間、地球を支配していた恐竜たちの時代は、終わりを告げました。
ティラノサウルス
北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。体長は約11~13mあり、現在知られている限りで、史上最大級の肉食恐竜の一つに数えられています。
アンキロサウルス
北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜。体長約5~10m、身を守るために戦車のように体を覆う装甲と、先端に大きな骨塊のついた尾を持っていました。
トロサウルス
北アメリカ大陸に生息した四足歩行の植物食恐竜。体長7~9m、体重約5~8トン。特徴的な頭骨は3m近くにも達し、陸生動物では最大と目されています。
登場する恐竜と生き物
ウォーキングwithダイナソー 驚異の恐竜王国 「⑥ 最期の時(白亜紀後期)」に登場する恐竜と生き物です。
- ティラノサウルス
- アンキロサウルス
- トロサウルス
- トリケラトプス
- アナトティタン
- ドロマエオサウルス
- パルクソサウルス
- ケツァルコアトルス(翼竜)
- デイノスクス(フォボスクスとも呼ばれるワニ)
- デイニリシア(ヘビ)
- ディデルフォドン(有袋類)
- チョウ(昆虫・現生種)
ウォーキングwithダイナソーは、恐竜ドキュメンタリー屈指の名作!
『ウォーキングwithダイナソー 驚異の恐竜王国』は、1999年にイギリスのBBCが製作したテレビシリーズの映像ですが、今でも恐竜ドキュメンタリー屈指の名作です。
時間と予算をたっぷりと取り、製作期間に3年、総製作費に12億円を投じて作られています。今後はテレビ番組で、このような本格的な作品が作られることはないかもしれませんね。
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