ストーンヘンジの傍に巨石遺跡を発見! 第二のストーンヘンジか?

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古代ミステリーファンでなくとも、巨石遺跡ストーンヘンジを知らない人はいないでしょう。
しかし今回、新たに巨大なストーンヘンジが、イギリスで発見されました!

こちらは新しく発見されたストーンヘンジの映像です!

今まで知られていたストーンヘンジ(ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置)から、1~2キロしか離れていない場所で発見されたそうです。

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新発見のストーンヘンジは、4,500年以上前に建てられた遺跡

元祖ストーンヘンジは、紀元前3,500年頃から、1,500年の時間を掛けて段階的に建設されたと考えられています。

専門家の調査によると、今回の新しく発見された遺跡は、少なくとも4,500年以上前に建造されたものだそうです。元祖ストーンヘンジと作られた時期は重なっている可能性がありますね。

4,500年前といえば、日本では縄文時代の中~後期に当たり、エジプトではギザの大ピラミッドが建造されていた時代に相当します。

ちなみに、謎の巨石遺跡では、イースター島のモアイ像も有名ですが、像が造られ始めたのは7~8世紀頃からと考えられています。ストーンヘンジのほうが、断然古いのです。

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新たに発見されたストーンヘンジを、写真で確認すると…

90個ほどの巨石を確認

最新のレーダーによって、90個ほどの巨石が地下1メートルから下の部分に存在していることが分かりました。

巨石は真っ直ぐ線上に並んでいる

石は4.5メートルほどの大きさで、元祖ストーンヘンジでは円形に並べられていますが、今回の巨石群は真っ直ぐ線上に並べられています。

石の材質は、ストーンヘンジと同じ

ストーンヘンジよりも古い新たな巨石群が発見される!!

石の材質は、ストーンヘンジと同じサルセン石(イギリスで多く見られる砂岩の大きな塊)ではないかと考えられています。

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ストーンヘンジの周囲の地下に眠る数々の遺跡群

実際の発掘作業は、まだ行われていないようです。

上記の写真は、トラクターの先に土壌透析レーダーを取り付けて地中探査を行い、センサーで位置や大きさを測ったものから、コンピューターで想像図を書き起こしたのだそうです。

現代の最新技術では、実際に掘らなくても構造が分かってしまうなんて凄いですね!

ブラッドフォード大学の考古学者、ヴィンス・ガフニー教授は、この新たなストーンヘンジを驚くべき大発見だと語っています。

元祖ストーンヘンジとの関係は、まだ明らかになっていませんが、ガフニー教授は「なんらかの宗教的儀式を行うためのものであったのではないかと推測しています。劇場のようにデザインされている印象を受けます」と述べています。

他にも近年、ストーンヘンジの周囲の地下に眠る数々の遺跡群が、最新のレーダーによって次々と明らかになり、注目を集めています。

昨年には、約33メートルに渡る巨大な木で出来た建物を含む埋葬地なども発見されたそうです。

考古学で新たな発見がある度に、人類は宇宙の謎どころか、自分たちの起源となる人類史の謎すら未だに解明できていないのだと、つくづく思い知らされます。

百年後には、私たちの現在の人類史の常識が、ことごとく覆されているかもしれませんね。

今回の巨石群の新発見で、ストーンヘンジの謎がさらに解明されることを期待しています。

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毎年夏至の日に、特別に解放されるストーンヘンジ

ストーンヘンジ

保護の観点から通常は入れないストーンヘンジですが、毎年夏至の日には特別に解放されます。

世界中から多くの観光客が集まり、日没から日の出までを過ごして盛り上がるそうです。

どのようにして、このような巨石群を建造したのか?という謎の他にも、ストーンヘンジは建造された目的も解明されておらず、古代の天文計算機説、宇宙との交信説、ヒーリングスポット説など、現在も謎に包まれたままです。

こんなミステリアスな場所で日の出を拝んだら、さぞかし神聖な気持ちになれるでしょうね。
(参照記事:https://tocana.jp/2015/09/post_7352_entry.html)

ストーンヘンジの謎。いつ頃、どうやって、何のために作られたのか?
英国のストーンヘンジ(Stonehenge)は、その神秘的な構造とイメージから、ヒーリング・スポットとしても注目されています。 毎年恒例の夏至の祭り(※上の動画をご覧ください)には、古代ケルト民族が信仰したドルイド教の信奉者や...
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古代の謎
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