映像は、Appleマップで見つかったという、ネス湖の未確認生物ネッシーの写真です。
但し、私たちがよく知っている首長竜タイプのネッシーとは異なり、頭が大きく、大きな両ヒレがあります。ネッシーと言うよりもクジラのような体型ですが、ネットでも、この写真は非常に話題になりました。
正体は何なのでしょうか?
Appleマップ写真に、ネッシーが写っている?
ネス湖畔のネッシー博物館にあるネッシーのイメージ銅像
正体はボートの航跡か?
問題の水面の影は、「ボートの航跡である」と断定している意見もあり、すでに「解決済み」としている向きもあります。
実際のボートの航跡と、問題の影を重ね合わせて検証してみると、確かに、航跡の波状と似ているように見えます。
航跡だけが見えて、実際のボートが見えない理由は、衛星写真の処理方法によって、ボートが見えなくなることもあるとのことです。確かに、そう言われると納得してしまいますね。
ただ、この動画をあえて取り上げてみたのには、理由があります。
船は消えて、航跡だけが映される?
問題の写真を、上空の遠景から見ると、湖上に見えている実際のボートに比較して、航跡(?)が大きすぎないでしょうか? さらに、岸辺の建物よりも、かなり大きな影になっています。
仮に、ボートではなく、もっと大きな船の航跡であったとします。しかし、これだけ大きく映っているのに、その船だけは消えて、航跡だけが映されるということは、本当にあり得るのでしょうか?
画像処理の問題だと言うならば、不思議な画像や映像のほとんどは画像の問題で片付いてしまいます。
航跡というのも、仮説に過ぎない
「処理方法によっては船が見えなくなる」というのも、本当は仮説なのです。この写真と同じ条件のもとで、実際に再現できたわけではないはずです。
同じように、もちろん、水面の黒い影がネッシーだと言うのも仮説です。
両方とも仮説なのですから、一方がもう一方を全面的に否定することは、逆に、科学的なアプローチとは言えないのではないでしょうか?
Appleマップ写真に写っている巨大生物らしきものは、一般的なネッシーのイメージとは異なる姿をしていますが、ネス湖には何かしらの巨大生物が棲んでいるのかもしれません。