モンゴリアンデスワーム(Mongolian Death Worm)は、ゴビ砂漠の地下に生息すると言われています。
実在の可能性が高いUMA(未確認生物)とされていますが、モンゴリアンデスワームは、本当に実在するUMAなのでしょうか?
それとも、既存する生物の見間違えか、あるいはその変種や亜種なのでしょうか?
当記事では、今までに行われたモンゴリアンデスワームの調査結果と、モンゴリアンデスワームの正体について考察してみます。
ゴビ砂漠のUMAモンゴリアンデスワームとは?
UMAモンゴリアンデスワームは、ゴビ砂漠の周辺に生息すると言われています。目撃証言は多いものの、まだ存在は確認されていません。
その恐ろしい姿から「恐怖の巨大な殺人ミミズ」という伝説のUMAのイメージがあります。
しかし、2005年には、イギリスの科学者たちが研究チームを組んで調査に入っており、実在するUMAとして確定されたとまで言われています。
殺人ミミズ、モンゴリアンデスワーム
モンゴリアンデスワームが、人間の頭蓋骨に体を巻き付けています! まさに殺人ミミズのイメージですね。
モンゴリアンデスワームは、地中に潜む超巨大ミミズと考えられていますが、猛毒を吐くとも言われています。
モンゴルの遊牧民や原住民たちの間では、牛の大腸のような姿に似ていることから、オルゴイコルコイ(腸虫)と呼ばれて恐れられています。
モンゴリアンデスワームの特徴
多くの目撃報告によると、モンゴリアンデスワームには以下の特徴があります。
- ゴビ砂漠の周辺に生息すると言われている。
- 体長は50~150cm(最大で3.5m)。
- 人間の腕くらいの太さがあり、赤や茶褐色の色をしている。
- 目や鼻はなく、頭がどちらなのかも分からない。
- 体の両端にスパイクのような突起を持ち、胴体に暗い斑点やしみがある。
- 黄色い毒液を吐いて攻撃し、相手を死に至らしめる。
- 発光していたという目撃談もある。
- モンゴリアンデスワームは年間を通じて、砂の中にいる方が圧倒的に多いが、6~7月の短い雨期の間に地上に出てくる。
モンゴリアンデスワームは実在の可能性が高いUMAか?
モンゴリアンデスワームは毒を吐くだけではなく、プラズマの電撃を与えたり、火炎を吐いたりするとも言われています。UMAと言うよりも、まるで怪獣のような扱いになっています。
さすがに火炎や電撃は、誇張された噂だと思いますが、砂漠の地下に、モンゴリアンデスワームのような巨大生物が生息していること自体が信じがたい話です。
モンゴリアンデスワームの体長は、最大で3.5mと言われています。生きていくためには大量の獲物が必要です。しかし、砂の中に潜って生活しているわけですから、どのようにして餌を捕獲しているのでしょうか?
モンゴリアンデスワームの目撃例は非常に多い!
モンゴリアンデスワームは伝説の怪物のようなイメージが強いのですが、その一方で、目撃例は非常に多い!という点が注目されています。
現地では、これまでに数百人もの人々が、その毒によって殺されたとも言われているのです。
現地で聞き込み調査をすると、あまりにも目撃証言が多いので、モンゴリアンデスワームは実在の可能性が高いUMAと考えられるようになったわけです。
モンゴリアンデスワームの死骸の写真?
モンゴリアンデスワームの死骸と言われる2枚の写真です。人間の手と比較してみると、まだ幼体のようです。
ウナギや蛇の死骸に細工をしたようにも見えますが、果たして本物のモンゴリアンデスワームでしょうか?
こちらの死骸はフェイク写真と判明と判明
こちらも一時期、モンゴリアンデスワームの死骸として注目された写真です。
期待させる写真なのですが、残念ながら現在ではフェイク(偽物)であることが判明しているようです。
次ページでは、過去に実施されたモンゴリアンデスワームの調査結果をご紹介します。