小人型・宇宙人アレシェンカ。ロシアの老女が神様に授かった子ども?

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アレシェンカのDNA鑑定の結果

アレシェンカの身体図

その後、アレシェンカのミイラは警察に渡り、鑑定が行われています。それによると、アレシェンカには人間と明らかに異なる20の特徴が見られました。

「やはり、宇宙人もしくは妖精だったのか!」となりますが、しかし、これとは異なる結果も伝わっています。

2004年4月15日、UFO研究家のヴァディム・シェルノブロフが、アレシェンカの亡骸を包み込んでいた布をタマラの遺族から譲り受けました。

モスクワ遺伝子研究所にDNA鑑定を依頼した結果、布についた血痕から人間の女性のものと思われるDNAが検出されたそうです。

この結果をそのまま受け取るならば、アレシェンカは宇宙人や妖精ではなく、人間の幼い女児だったことになるのです。

小人のような人間だった?

小型宇宙人のミイラ:アレシェンカ

明らかに人間の姿とは思えず、人間とは異なる特徴が20もあるのに、最終的なDNA鑑定では「人間であった」という結論には驚きますね。

普通ならば、アレシェンカの姿を見て、これを人間だと考えるほうに無理があるでしょう。

しかし実は、このような例は決して初めてではありません。チリで発見されたアタカマ超小人も、当初は「人間とは明らかに異なる」と専門家が判定していたにも拘わらず、DNA鑑定の結果、ほぼ人間であるという結論が出されています。

アタカマ超小人のミイラは人間の判定! 逆に謎が深まる!
チリで発見されたアタカマ超小人は当初、宇宙人か?と騒がれました。 しかし、その後のDNA検査で人間と判定され、さらに不可解な結果になっています。

要するに、アタカマ超小人も、今回のアレシェンカも、姿が小人のような人間であったということでしょう。

ただし、本当にそれで片付けて良いのかな?という気はします。以下、疑問点を記してみます。

DNA鑑定だけで全てが分かる?

果たして、一回のDNA鑑定だけで全てが分かるものなのでしょうか?

地球には、人間の姿とよく似た宇宙人も来ていると言われています。隣にいても、地球人と見分けが付かない容姿をしているのです。

彼らは、もともとのルーツが人類と同じなのかもしれません。あるいは、太古の地球に訪れた彼らこそが、人類の起源になっているのかもしれません。

もしも、そのような宇宙人がいるとしたら、人間と同じDNAを持っていても不思議ではありません。DNA鑑定をすれば、宇宙人であっても、人間という鑑定結果になる可能性はありますね。

また、人間の体質や疾病傾向は、「DNAの0.1%の差異」で決まると言われています。たった0.1%の違いです。これだけで全くの別人になるわけです。

そう考えると、DNAの99.9%は人間と一致していても、残りの0.1%が異なるDNAを持っている宇宙人がいるかもしれません。

今回のアレシェンカのように、人間と明らかに異なる容姿をしている宇宙人であっても、DNAだけを見れば、ほぼ人間という鑑定結果が出る可能性はあるのです。

本当にアレシェンカの血痕か?

アレシェンカを包んでいた布に付着していた血痕も、本当にアレシェンカの血液なのかどうか、今となっては分かりませんね。

そもそも、アレシェンカは外傷による死亡ではなく、餓死によってミイラ化しています。それなのに、なぜ血痕が残されているのか?という疑問はあります。

また、その布もアレシェンカの死後から、およそ8年は経っており、タマラの遺族から譲り受けたことになっています。

ちゃんと本物が保管されていた保証はありませんね。何かしらの重大な事実が隠蔽されてしまった可能性も捨てきれません。

というのも、アレシェンカと暮らしていた老女タマラが、その後に不可解な事故死を遂げているからです。

タマラの不可解な事故死

1999年8月5日、タマラは何かに呼び出されたように家を飛び出し、車に轢かれて死んでしまったのです。

偶然の一致なのか、その数日後には、日本のテレビ局の取材を受ける約束があったそうです。これはただの事故ではなく、タマラが陰謀に巻き込まれたのだと考える人もいます。

そしてアレシェンカのミイラは現在、残念ながら行方不明になっています。

これについては、アレシェンカの調査の依頼を受けたUFO団体の代表者ガリナ・セメンコヴァが、ミイラを運搬中に車のエンジンが停止し、UFOが現れて、アレシェンカのミイラの引き渡しを要求されたと伝わっています。

要するに、仲間の宇宙人(?)に奪い返されたのでしょう。アレシェンカが宇宙人であると言われているのは、このような出来事があったためだと思われます。

他にも、タマラはアレシェンカの死骸を埋葬したけれども、KGBが極秘に回収してしまったという話も伝わっています。

また、インターネットのオークションに、アレシェンカの死骸が出品されていたという怪情報もあります。

さらには、宇宙人がいると噂されている米空軍基地のエリア51で、アレシェンカそっくりの宇宙人のミイラが保管されているのを見た、という目撃証言も出てきました。

真実はどこに?

こうなると、何が真実なのか分かりませんね。当局がさまざまな怪情報を流して、真実を分からなくするという情報工作をしているのでしょうか?

孤独な老女が、ある日突然、神様に授かったかのような小人の宇宙人と暮らすというファンタジーのような話なのですが、アレシェンカは死んでしまうし、当のタマラも不可解な事故死を遂げてしまいました。今となっては証言も取れません。

多くの謎が残されたまま、悲しい結末を迎えているのですが、せめてアレシェンカのミイラが再発見されて、真実が明るみになることを願いたいものです。

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宇宙人
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