UFO墜落事件では、1947年に起きた米国のロズウェル事件が有名ですが、こちらはロシア版のレッド・ロズウェル事件とも呼ばれています。
1968年11月、旧ソ連(現ロシア)で起きたUFO墜落事件(ベレゾフスキー事件)の映像です。
旧ソ連の極秘ファイルから流出した映像のようですが、公開されたのは、旧ソ連の崩壊後の1998年のことになります。
ロシアのUFO墜落事件! UFOを回収する生々しい現場
UFOが墜落したと言われるベレゾフスキーは、現ロシアのエカテリンブルグ(旧ソ連スペルドロフスク)近郊の森林地帯です。
当時の現場の映像を見ると、ロズウェル事件に勝るとも劣らない強烈なインパクトがあります。小銃を持った軍人たちの物々しい警戒体制の中で、彼らがUFOを回収している現場の様子が撮影されています。
ベレゾフスキーのUFO墜落現場
小銃を構えている軍人の姿もあり、UFO墜落現場は緊迫した空気に包まれています。
地面に突き刺さったようなUFO
UFOの大きさは、およそ5m程度のようです。それにしても、どのようにして落下したのでしょうか?
映像をよく見ると、UFOの周囲には、なぎ倒されている木も確認できます。フェイク映像という疑いもありますが、「そこまで凝った演出をするだろうか?」とも思いますね。
UFOの残骸を回収する軍人たち
多くの軍人を動員し、手分けして作業をしています。現場に立ち会っている人数が多いので、現在も生き証人たちが数多く生存していると思われます。
宇宙人の生々しい解剖シーン
墜落したUFOに搭乗していた宇宙人の解剖シーンの映像と思われます。
小型のグレイタイプの宇宙人か?
映像では分かりませんが、UFOに搭乗していたのはグレイタイプの小型宇宙人であったようです。
解剖には、3人のソ連人医師が当たったようですが、その3人は手術後にそろって死亡していると伝えられています。
宇宙人が持っていた病原菌に感染したのか、あるいは組織による情報隠蔽のために抹殺されてしまったのか、詳細は分かりませんが、何とも不可解としか言いようがありません。
UFO墜落現場の映像は本物か?
生々しい映像であるだけに、果たしてこれらの映像は本物なのか?という疑問が当然、涌いてきますね。これについては、下記のように肯定派と否定派に分かれています。
映像は本物か? ニセモノか?
- 【肯定派の見解】
- 軍人たちの制服や階級章は、間違いなく当時のものである。
- 現場に停まっているトラックは1948年製で、その時代に使用されていたものである。
- 【否定派の見解】
- 軍人のバックルや袖章が間違っている。
- 登場するジープがアメリカ製のように見える。
- UFOの墜落事件を報じている地元の当時のメディアが確認できない。
真っ向から対立する見解
「制服や階級章は間違いなく当時のもの」の肯定派に対して、否定派は「軍人のバックルや袖章が間違っている」と真っ向から対立しています。
このような相違は、専門家がきちんと検証すれば分かることだと思うので、シロクロをはっきりと付けてほしいものですね。
また、否定派の見解としては、ジープがアメリカ製に見えるという理由で、アメリカのテレビ局が制作したものではないか?と憶測しているようです。
問題のジープの写真
実際に、この映像は1998年にアメリカの放送局TNTが、「KGBの極秘UFOファイル」という特別番組内で放送しています。確かに、これだけ大掛かりな撮影をしようとしたら、プロの集団でなければ無理でしょう。
もちろん、だからといって、テレビ局が制作したという証拠にはなりませんが…。
生き証人がいるうちに再検証を!
ロシア版・ロズウェル事件とも言われているこちらの映像は、UFOを回収している場面や、搭乗していた宇宙人の死骸も撮影されています。物的な証拠が不足している米国のロズウェル事件よりも、こちらのほうがインパクトは大きいですね。
旧ソ連というお国柄、当時は情報統制も厳しかったのではないかと思われます。事件から半世紀近くが経とうとしていますが、まだ十分に検証されていないのではないでしょうか?
UFOの回収に当たった生き証人たちが数多く生存している間に、さらなる検証が進むことに期待したいと思います。
▲ロズウェル事件など、UFO墜落事件の動画まとめ
こちらの映像も、あわせてご覧ください。
⇒ https://machiukezoo.biz/archives/3351