古代宇宙飛行士説は本当か? パレンケの宇宙飛行士レリーフ

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パレンケの宇宙飛行士

古代宇宙飛行士説を象徴するようなオーパーツがあります。それは、「パレンケの宇宙飛行士レリーフ」と呼ばれているものです。

1952年6月、メキシコ国立大学マヤ研究センターの調査チームが、メキシコ・チアパス州にあるパレンケ遺跡から発掘しています。

パレンケ遺跡「碑文の神殿」のピラミッド

上の写真は、パレンケ遺跡の「碑文の神殿」と呼ばれるピラミッドです。このピラミッドの地下に隠されていた一室から、「パレンケの宇宙飛行士レリーフ」が見つかっています。

ロケットに乗った宇宙飛行士?

パレンケの宇宙飛行士

「パレンケの宇宙飛行士」と呼ばれる絵柄は、パレンケ遺跡の神殿地下にある石棺の一枚岩のフタ(長さ3.7メートル、幅2.1メートル)に描かれています。

パレンケ遺跡は、マヤ文明の古代都市遺跡です。エジプトのピラミッドと同様に、王の墳墓があることが分かったたために(それ以前には、マヤ文明のピラミッドは神殿の単なる土台と考えられていた)、大きな注目を集めました。

しかし、パレンケ遺跡の発掘から15年後の1968年、古代宇宙飛行士説を唱えるデニケン氏が、「このレリーフの人物は、ロケットに乗った宇宙飛行士である」と発表したために、この石棺のフタは、再び脚光を浴びることになりました。

下の画像は、分かりやすく起こした線画です。

パレンケの宇宙飛行士の線画

確かに、中央に描かれている人物は、宇宙ロケットに乗っているようにも見えます。後尾には、ロケットのエンジンが噴射しているかのような図柄もあります。

NASAのマーキュリー計画(1958~1963年)の宇宙飛行士(下の写真)と、比べてみてください。「パレンケの宇宙飛行士」と似ているのは、偶然の一致でしょうか?

NASAマーキュリー計画の宇宙飛行士

パカル王は異星人だった?

「パレンケの宇宙飛行士」が彫られている石棺に埋葬されていたのは、パレンケ王朝第11代のパカル王(在位615~683年)です。

パカル王は下の写真のように、ヒスイの仮面と装飾品を身に付けて埋葬されていました。

パカル王の仮面

こう見ると、どこか人間らしからぬ風貌ですね。ちなみにパカル王は、当時のマヤ人男性の平均身長が155センチだった時代に、180センチを超える大男だったそうです。

また、パカル王には、「すごく熱い風に打たれて死に、その魂は天に運び上げられた」という不思議な逸話が残されています。

これは何を意味するのでしょうか?

パカル王は異星人、もしくは異星人の血を引く王様であり、宇宙船の爆発事故などによって死亡したと考えられなくもありません。デニケン氏らも、パカル王が異星人であった可能性を指摘しています。

石棺のフタには、埋葬されている人物を象徴する絵柄を描くでしょうから、宇宙飛行士であったパカル王が描かれていたとしても、不思議ではありませんね。

古代宇宙飛行士説への反論

パカル王の石棺のフタのレリーフを、古代宇宙飛行士説と結び付けて考えることに対しては、以下の反論もあります。

まず、そもそもこのレリーフは横に見るのではなく、縦(垂直)にして見なければいけないというものです。

縦から見たパレンケの宇宙飛行士

縦にして見ると、上からケツァル鳥(メソアメリカ文化の霊鳥)、世界樹、真人(または神)、王座を支える大地神の頭蓋骨が描かれているという解釈です。

ただ、この絵全体で何を意味しているのか?となると、学者の間でも以下のように意見が分かれています。

  1. 宗教的風習に従って、生け贄に供された男が台座の上で心臓をえぐり出される場面。
  2. トウモロコシの神のシンボルの前で、高位の神官が寝そべって寛いでいる場面。
  3. 王者に座った先住民部族の支配者が、生命の樹の果実をもぎ取っている場面。
  4. 偉大な統治者パカルが、その死の瞬間、神話動物の口元に落下する場面。
  5. 参照:ムー 2018年7月号

複雑な構図であるため、いろいろと解釈は出来るものの、近年の研究により、最後の④が有力な説になっているようです。

しかし、「断じて宇宙飛行士などではない!」ということだけは、一致しているようです。

神話と結び付けて描いたものか?

人類の創造のイメージ

もしも、古代の地球に異星人が訪れていて、遺伝子操作によって人類の創造や進化にまで関与したというのならば、それは太古の昔のはずです。現生人類は20万年前には確認されているので、人類の創造がたった数千年前の話であるはずがありませんね?

パカル王の石棺のレリーフは、7世紀の遺跡です。マヤ文明の発祥時期も、せいぜい紀元前1,000年頃ですから、それほど昔ではありません。

実際には、それよりも遙か昔に、異星人たちは地球に訪れているのではないでしょうか?

このため、パカル王自身が宇宙飛行士(異星人)であり、当時もこのような宇宙ロケットに乗っていたと考えるには、さすがに想像力が逞しすぎるように思えます。

パカル王の石棺の絵を、古代宇宙飛行士説と結び付けて考えるならば、太古の昔に宇宙人(神)が空から飛来したという神話を、パカル王と結び付けて描いたものではないでしょうか?

石棺の絵を描いた者も、実物の宇宙船を見たわけではないので、あのような抽象的な絵柄になっているのかもしれません。そもそも、いくら勇敢な王でも、半裸の姿で宇宙船に乗り込まないと思われます(笑)

次ページでは、古代宇宙飛行士説の真偽について、率直に考察してみます。

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