夢に出てくる男「This Man ディスマン」の意外な正体

スポンサーリンク

This man ディスマン 夢男

世界中で2,000人以上もの人たちの夢の中に出てきたという、謎の男を知っているでしょうか?

何の関係性もない世界各国の人々の夢の中に、一人の同じ謎の男が現れるというのです。

証言によって作成された謎の男のモンタージュ写真が、冒頭の写真になります。彼は「This Man(ディスマン)」と名付けられました。

この「夢男」の話は、過去にも度々話題になっている都市伝説なのですが、つい最近も、Amazonプライムビデオの松本人志の『ドキュメンタル6』で、千鳥の大悟さんがネタで取り上げています。

果たして、多くの人々の夢の中に出てくる謎の男「This Man」の正体は、何者なのでしょうか?

実は、ただの噂としての都市伝説ではない予想外の正体が分かっています。

スポンサーリンク

夢に出てくる男「This Man」とは?

そもそも、夢に出てくる謎の男「This Man」とは、どのような都市伝説として伝わっているのでしょうか?

以下、『「新」怪奇現象41の真相』を参考にして、その伝説を分かりやすくご紹介します。

夢に出てくる男の伝説

2006年1月、アメリカ・ニューヨークの精神科医のもとに、一人の女性の患者が訪れました。

彼女は、「最近、夢の中に見知らぬ男性がよく現れるんです」と話すと、その男性の似顔絵を描いて、精神科医に見せました。

その男性は、夢の中で彼女のプライベートの相談に乗ってくれるのだそうですが、男性とは一度も面識はありません。

要するに、「彼女の頭の中で描かれた想像上の男性」ということになりますが、精神科医は特別な治療が必要とは思わず、その後にはその男性の似顔絵のことも忘れていました。

ところが、しばらく経ってから、その精神科医は別の男性患者から、同じく、「夢の中に現れる謎の男性」の話を聞くことになりました。

驚いたことに、その男性の顔は、先に訪れた女性患者が描いた男性の似顔絵と、そっくりであることが判明したのです。

「偶然だろうか?」と不思議に思った精神科医は、同僚の医師たちに謎の男の似顔絵を送って、情報の提供を求めました。

すると、数ヶ月以内に同様の報告をする患者が4人も現れました。こうなると、ただの偶然とは思えません。その謎の男は、「This Man」と名付けられました。

その後の調査によって、夢の中で「This Man」に出会ったという報告は、なんと2,000人以上にも達しました。

報告者は、ロサンゼルス、ベルリン、サンパウロ、テヘラン、北京、ローマ、バルセロナ、ストックホルム、パリ、ニューデリー、モスクワと世界中に住んでいます。

もちろん、報告者たちは他人同士なのですが、夢の中で、同一人物としか思えない謎の男性と出会っているのです。

報告者たちの証言

写真:http://www.thisman.orgより

2,000人もの夢に現れたという「This Man」とは、何者なのでしょうか? 報告者たちからは、以下の証言が寄せられたとされています。

  • 「This Man」はサンタクロースの格好をしており、少女のように幸せな気持になれた。
  • 夢の中で空を飛んでいたら、「This Man」と出会った。
  • 鏡を見ていると、メガネを掛けた「This Man」が、私のことをじっと見ていた。

実は、「This Man」は同一人物と考えられているものの、夢の中に出て来る共通パターンなどは特にないようなのです。人それぞれの出会い方をしています。

『やりすぎ都市伝説』での仮説

考えられるのは、「This Man」の似顔絵を見て、その男性の存在を知った人々が、自分も夢の中で会った(気がする)と思い込んで、世界中から報告が寄せたということでしょう。

要するに、ただの思い込みということになりますね。しかし、それだけの話で終わるはずもありません。

2012年12月に放送された『やりすぎ都市伝説』では、カンニング竹山さんが、夢に現れるナゾの男の正体について話しています。

その概要をまとめてみると、夢に出てくる男の正体は、「電気信号によって仕組まれた夢」として紹介されています。

電気信号が脳に記録されるイメージ

例えば、ATMのタッチパネルのような微弱な電気であっても、その電気信号の中に「This Man」の映像を仕組んでおくと、指に触れた瞬間に「This Man」の映像が脳の中に入ってくるというものです。

本人は全く自覚はありませんが、映像が脳に記録されてしまうため、夢を見たときなどに「This Man」が現れるという仕組みです。

アメリカ軍が仕掛けた陰謀?

「いったい何者たちが、なぜそんなことをしたのか?」と思いますね。ここから先が、都市伝説の真骨頂になります。

実は、アメリカ軍には極秘の超能力部隊があって、その部隊が「This Man」を作り、壮大な実験を仕掛けたというのです。

それは第三者が意図的に、人間の夢を操作するという試みです。これによって、いったい何ができるでしょうか?

例えば、敵国の兵士たちに毎夜、悪夢のような映像を送り込み続けたならば、どうなるでしょうか?

彼らに恐怖による精神的ダメージを与え、戦意を喪失させれば、戦わずして勝つことができるかもしれません。

また、これは自国にも応用できます。アメリカ国民の脳に、特定の映像を送り込んで洗脳すれば、大統領選などで軍部の息が掛かった政治家を当選させることだって可能になるかもしれません。

夢に出てくる「This Man」の存在は無害であっても、その背景には、このような米軍の恐ろしい陰謀が潜んでいるかもしれないのです。

さて、このような都市伝説が、まことしやかに伝わっているのですが、本当なのでしょうか? 次ページでは、「This Man」の真相をご紹介します。

スポンサーリンク
ミステリー
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
管理人をフォローする
怪奇動画ファイル
タイトルとURLをコピーしました