これはシベリアで1943年に撮影されたとされる、マンモスと思われる巨大生物の影像です。本当に絶滅したはずのマンモスが生き残っていたのか!と思わせる映像ですね。
過去にはフェイク映像もあったのですが、こちらは本物なのでしょうか?
シベリアの奥地には今もマンモスが生存していると囁かれていますが、その証拠となる映像になるかもしれません。
映像のマンモスを、写真で確認してみると…
現代にもマンモスは生き残っていた?
草の茂みで食事をしているのでしょうか? ふさふさとした黒い体毛を生やしているように見えます。
巨大な二本の牙
マンモスの特徴である巨大な二本の牙も、はっきりと映っています。
ケナガマンモス
マンモスは約400万年前から1万年前まで地球上に生息していました。太古に生きていたゾウのイメージがありますが、ゾウの類縁ではあっても直接の祖先ではないそうです。
マンモスにも大小の様々な種類がありますが、下記の「ケナガマンモス」が最もよく知られています。
▲ケナガマンモスのイメージ
太く長い体毛で全身を覆われた中型のマンモスです。体長は約540cmもありますが、これでもマンモスの種類では中型に属します。ケナガマンモスは北アメリカ、アジア、ヨーロッパに生息していました。
(参考:http://www.zetsumetsudoubutsu.com/woolly_mammoth.php)
なぜマンモスは絶滅したのか?
マンモスが絶滅した原因として有力な説は、氷河期末期の気候変動によるものです。気候の変動によって、主食にしていたイネ科の植物が激減してしまったのですね。
但し、マンモスは地球上に広く生息していたので、長距離を移動しならが生き延びる能力を持っていたのではないでしょうか? 餌の豊富な新天地を求めて、生き残ったマンモスもいるかもしれません。
また、他の原因としては、伝染病による絶滅説や、人間の過剰な狩りによる絶滅説もあります。実際には、なぜ絶滅したのか、はっきりとは分かっていないようです。
絶滅の原因が特定できないということは、逆に言えば、生き残っていても不思議ではないとも考えられるのではないでしょうか?
こちらのマンモス映像は、残念ながらフェイクでした
こちらは2011年の夏、シベリアで測量調査をしていた国家公務員の男性が撮影したという驚愕の映像です。ネットでも話題になりました。
しかし、この映像はその後、フェイクであることが判明したようです。登山家のマイケル・コーエン氏がシベリアをトレッキング中の映像を、何者かが加工して、マンモスのように見せかけたものだそうです。
期待できる映像だっただけに残念ですね。但し、最後のマンモスは紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説もあるそうです。
また、近代では1580年にはシベリアで毛の長いゾウの目撃証言があり、1889年にはアラスカで体長9mものゾウが撃ち殺されたという話も残っています。
これが本当ならば、現在もマンモスが生息している可能性は十分に考えられますね。
絶滅していたと考えられていたシーラカンスが、現代になって発見された例もあります。この21世紀にも、マンモスが生き残っていてほしいものだと思います。
こちらの映像も、あわせてご覧ください。