1928年、ペルーで発見された長頭頭蓋骨の映像です。DNA鑑定の結果、未知の遺伝情報であるこが分かり、宇宙人であった可能性も高まっています。
問題の長頭頭蓋骨は、ペルー南岸部ピスコ近郊の砂漠地帯パラカスで発見されています。
頭蓋骨は3,000年ほど前のもので、縦方向に長く引き伸ばされた形をしています。見るからにして、宇宙人ではないか?と疑いたくなる長頭頭蓋骨です。
パラカスの長頭頭蓋骨を確認してみると…
変形した長頭頭蓋骨は、風習として世界各地にも古来より伝わっているので、それ自体は珍しいことではありません。頭部を縛り上げたり、木片で挟むなどして、人為的に変形させる風習を持つ民族がいます。
しかし問題は、その形ではなく、この頭蓋骨そのものに大きな謎が隠されていたことです。
謎は、長く変形した頭部だけではない
通常、幼少期より頭部を縛り上げられた人間の頭部は、その体積も重量も変わらずに、形状のみに変化が表れるのだそうです。
しかしパラカスで発見された長頭頭蓋骨の体積は、通常の人間の頭蓋骨より25%大きく、60%程度も重かったのです。人為的に頭部が変形されただけでは、このような変化は起こりません。
人間の頭蓋骨とは構造が違っている
さらに、頭蓋骨の構造にも異常が見られました。通常の人間の頭蓋骨では、頭頂骨(頭頂から後頭部までを形成する骨)が左右に1対ずつあって結合しています。
ところが、パラカスの長頭頭蓋骨は、この結合が見られず、大きなひとつの骨となっていたのです。
DNA鑑定した結果、本物のエイリアン頭蓋骨か?
当時の考古学者たちは、これらの謎を解明することができず、その後数十年にわたり放置されるということになりました。
しかし、それから時を経て現代になり、ようやくDNA鑑定が行われることになりました。そして2014年1月に、DNA鑑定の分析結果が出ています。
遺伝情報が、現生人類と一致していない
驚くことに、パラカスの長頭頭蓋骨の遺伝情報は、現生人類のものと一致しなかった!のです。
現代の人類との間で、異種交配が起こった可能性すら考えられないほど、遺伝情報の差異は大きなものであったということです。
今までに知られているネアンデルタール人やデニソワ人、またそれ以外のあらゆる動物にも見られない未知の遺伝情報であることが分かりました。
現地の古代人の特徴とも異なっている
さらに、異常なほどの背の高さや、赤茶色の髪の毛も、この地方の古代人の特徴とは異なっているそうです。このため、宇宙人か未知の生物のものであるかもしれない可能性が高まっています。
やはりパラカスの長頭頭蓋骨は、本物のエイリアン頭蓋骨だったのでしょうか?
但し、調査の詳細が明かにされていないこともあり、その信憑性に疑問を投げ掛ける声もあるようです。
今後、論文として正式に発表されたならば、人類の起源の謎の一端が解き明かされるかもしれません。調査の続報に期待したいと思います。
ペルー南岸部ピスコ近郊・パラカス
問題の長頭頭蓋骨は、ペルー南岸部ピスコ近郊の砂漠地帯パラカスで発見されています。グーグルアースで見ると分かりますが、砂漠と砂漠の間に街があるというような地帯です。
ペルーといえば、「ナスカの地上絵」も有名ですが、宇宙人と交流していた高度な文明が、ペルーの砂漠地帯に存在していたのでしょうか?
アタカマ砂漠の長頭頭蓋骨も、宇宙人のもの?
こちらは2014年、チリ北部のアタカマ砂漠で発見された2,000年以上も前のミイラです。一緒に150体ものミイラが発見されていますが、この一体だけ通常の人間とは異なる長頭頭蓋骨をしています。
発掘した調査隊の中にも、「宇宙人ではないか?」と考える学者もいるそうで、このミイラの存在に考古学者も首をひねっています。
こちらの頭蓋骨も、さらなる調査に期待したいと思います。
▲こちらの映像もあわせてご覧ください。
⇒ 宇宙人と人間の混血種、スターチャイルド。母親が人間、父親は宇宙人?