この青い色鮮やかな生き物は一体、何でしょうか?
恐竜はカラフルだったという学説を聞いたことがありますが、それが正しいのではないかと思わせるような映像ですね!
これはアフリカの謎の未確認生物「モケーレムベンベ」と思われるUMA動画です。ちょっと呼びにくい名前ですが、UMAファンには人気のある未確認生物です。
テレ湖に棲むモケーレムベンベの幼獣か?
動画の説明によると、撮影場所はコンゴ共和国と書かれています。
モケーレムベンベの主な棲息地はコンゴ共和国のテレ湖なのですが、テレ湖であるのかどうかの詳細は不明です。
但し、モケーレムベンベは、テレ湖の他にも、カメルーン、ガボンなどの広大な熱帯雨林の湖沼地帯にも棲息すると言われているので、アフリカの湖や湿地に棲む謎の生物であることは間違いありません。
▲元気よく水面に跳ねた瞬間
なんと、人間が見ているすぐ目の前の浅瀬で、水面から跳ね上がっています。とても綺麗な青い色をしていて、体には斑点模様が見られます。長い尻尾があり、手足も見えているので、少なくも魚類ではありませんね。
モケーレムベンベの体長は、文献によって様々ですが、5~15mと伝えられています。この謎の生き物は、大きさからして、まだ赤ちゃんのモケーレムベンベではないでしょうか?
この動画もテレ湖のモケーレムベンベ?
詳細は不明なのですが、こちらもモケーレムベンベと紹介されている動画です。明らかに、謎の巨大生物が水中に潜んでいる姿が、鮮明に捉えられています。
大きな尾ひれと背中のコブ
大きな尾ひれと背中のコブが見えています。水に棲む巨大生物であることは間違いありません。
尾ひれが、三つに分かれている?
水面に跳ね上がった尾ひれが、三つに分かれているように見えます。このような尾ひれを持った生き物がいるのでしょうか?
これはこれで非常に興味深い動画なのですが、但し、昔から伝わっているモケーレムベンベのイメージとは、ちょっと異なるようです。
モケーレムベンベは、小型恐竜の生き残りか?
▲ピグミー族の目撃者が描いたモケーレムベンベ
まさに恐竜の姿をしており、モケーレムベンベは、アパトサウルスかその近縁の小型恐竜の生き残りではないか?との説も、有力になっています。
モケーレムベンベの存在は先住民の古い時代から伝わっています。
最初の明確な目撃報告は1776年、フランスの神父の一行がコンゴのジャングルで、三本の爪痕のある巨大な足跡を発見したことから始まります。
モケーレムベンベが棲むと言われているテレ湖
▲コンゴ共和国・テレ湖 (Lake Tele)
モケーレムベンベが多く目撃されているテレ湖は、湿地帯の熱帯雨林に囲まれた湖で、長径5km、短径4kmの楕円形、平均水深は1.5~2m、最大でも3m程度の浅い湖なのだそうです。
その水深からして、モケーレムベンベのような大型の生物は棲めないので、ネッシーなどのような水棲UMAではなく、普段は湿地帯に棲んでいる未確認生物ではないかとも言われています。
ちなみに、テレ湖のあるリクアラ地方は、21世紀に入っても面積の80%は未調査地域とされており、恐竜の生き残りや未確認生物が発見されても不思議ではない環境にあります。
TBSテレビの取材班が、モケーレムベンベを撮影!
その後も多くの目撃例が報告されており、1992年には、日本のTBSテレビの取材班も調査を行っています。
その際にはヘリコプターで上空から撮影を試みて、テレ湖の湖面に浮かぶモケーレムベンベらしき謎の生物の撮影に成功しています。
▲TBSテレビの取材班が撮影したテレ湖のモケーレムベンベ
目撃報告の多いモケーレムベンベなのですが、その正体は水棲の巨大UMAなのでしょうか? あるいは恐竜の生き残りなのでしょうか?
現地の人たちが、サイなどの大型の動物をモケーレムベンベと呼んでいるだけだという説もあり、今ひとつはっきりしないところもあります。
山口敏太郎氏が、モケーレムベンベについて語っています!
オカルト研究家の山口敏太郎氏が、モケーレムベンベについて解説している動画がありますのでご覧ください。
▲モケーレムベンベを解説するオカルト研究家・山口敏太郎氏
ノンフィクション作家・高野秀行氏の早稲田大学探検部が、テレ湖の調査を行った話も出てきます。モケーレムベンベの正体が何であるのか、学術的に正体を突き止めることも大切ですが、UMAという存在はロマンでもあるのですね。
そのような気持ちを持って、モケーレムベンベについて思いを馳せるのも夢のあることだと思います。
未確認生物を溺愛する研究者たちが大議論! 山口敏太郎氏の秘蔵UMA資料から450体を紹介する貴重なデータベース付き!