妖精エルフに、7年間も監禁されていた?
実は、これだけの怪事件でありながら、残念ながらネットで検索しても、全裸で発見された美人学者カレーナさん本人の証言が見つかりません。
あまりにもショッキングな体験をして、精神に支障をきたしてしまったのでしょうか?
当時の事件の関係者たちの話によると、この怪事件には妖精のエルフが関係しているようなのです。
以下の関係者たちのコメントは、『最新 禁断の異次元事件(並木伸一郎 著)』からの引用になります。
レスキュー隊員の証言
まずは、カレーナさんをヘリコプターで病院に搬送したレスキュー隊員、アルモア・グジョンセンさんの証言です。
彼女は聞いたことがない言語をつぶやいていた。理解できたのは、古いアイスランド語で妖精を意味する「アルフール」という言葉だけ。
さらに彼女の背には、「エルフ・ライティング」という名の絵柄の刺青があった。
発見された当時、やはりカレーナさんは錯乱していたようですね。まともに会話が成立しなかったようです。気になるのは、背中の刺青ですが、「エルフが書いた」という意味でしょうか?
カレーナさんの大学の同僚の証言
続いて、カレーナさんのコペンハーゲン大学の同僚、ニールス・クリスチャン博士は、以下のようにコメントしています。
カレーナは、妖精の王国の入口を見つけたのかもしれない。無断で侵入されたことに腹を立てた妖精たちが、彼女を監禁していたことも考えられる。
これは、あくまでもクリスチャン博士の想像に過ぎません。しかし、7年間も失踪していたとなると、一人で過ごしていたのではなく、何者かにかくまわれていた可能性はあります。
それが「監禁状態」であったかのどうかは不明ですが、発見された当時、「丘の上を走っていた」という目撃証言があるので、監禁場所から脱走したのかもしれません。
妖精伝承の専門家の見解
以下は、妖精伝承の専門家、エバ・ブリンディサルソンさんの見解です。
アイスランド政府は、妖精にまつわる史跡を重要視する傾向があるので、現時点ではあの岩に対する調査が許可されるとは思えない。
ブリンディサルソンさんの言葉を裏付けるように、カレーナさんが発見されたエルフ・ロックの洞窟では、捜索・検証がされずじまいなのだそうです。
アイスランドでは、警察であっても妖精の住む場所に立ち入ることはできないのでしょうか? 日本人には理解できませんが、アイスランドは、まさに妖精の国なんですね。
次ページでは、いよいよ美女学者・失踪事件の真相について考察してみます。意外な事実が判明しています。