妖精エルフに監禁された美人学者! 7年後、全裸で発見された怪事件の真相

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妖精エルフとは?

エルフのイメージイラスト

エルフのイメージ2

エルフとは、北ヨーロッパの民間伝承に登場する妖精です。不死あるいは長命で、魔法の力を持っていると言われています。

同じ北欧でも、地域や時代によってエルフの捉え方は異なっていて、アイスランドのエルフは、やや小型の人間に似た外観で、普段の性格は穏やかだとされています。

アイスランドでは、2012年に妖精遺産保護法が成立しており、エルフに関係すると言われている岩などが保護指定されています。

カレーナさんの失踪事件で、発見場所がエルフの史跡であるために警察の捜査が進まないという理由には、アイスランドのお国柄があるわけです。

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美女学者・失踪事件の真相は?

エルフに監禁された女性のイメージ

美女学者が妖精エルフに監禁されていたというのは、オカルトの記事としては面白い話ではあります。

発見された当時の生々しい写真もあるので、全くの作り話とは思えませんが、当のカレーナさん自身のコメントはなく、その後の事件の検証も進んでいないというのでは、何ともスッキリしませんね。

この事件の真相としては、どのようなことが考えられるでしょうか?

本当にエルフに監禁されていた?

カレーナさんが、本当にエルフに7年間も監禁されていて、隙を見て逃げ出した!と信じたいところではあります。でも、多くの人が納得できる話ではないでしょう。

アイスランドは暖流の影響で、国の名前から想像するよりも温暖なのだそうですが、それでも発見されたのは2月であり、全裸でいた理由が不明です。

ただ、写真そのものが作り物とは思えません。そうなると、本当にアイスランドで撮影された写真なのか?と疑ってみる必要はありますね。

巧妙に仕立てられたフェイク記事か?

これほどの怪事件でありながら、いろいろと調べてみても情報は少ないのですが、「美女学者・失踪事件の真相」と思われる海外の記事がありました。

Anthropologist Held Hostage by Elves–Really?

この記事によると、ここはアイスランドではなく、米カリフォルニアのヌーディスト村なのだそうです。そこに侵入しようとした女性が、崖の途中で動けなくなり、救助されたのだとしています。

この記事が本当ならば、その時の写真を、美女学者の失踪事件に仕立てたフェイク記事ということになります。

また、記事によると美女学者のカレーナさんの写真は、実はロシアの学生の写真だということです。下の写真の比較では何とも言えないところですが、やはり同一人物ではない感じがしますね。

カレーナ・ソンダガートさんとの比較

今回の怪事件を伝えた元記事(フェイク記事)は、こちらの海外記事「Anthropologist Held Hostage By Elves For 7 Years」と思われます。他の記事の内容も、ここから引用されているようです。

あたかも本当に起きた事件の如く、この記事の内容が世界に伝わってしまったというのが真相のようです。

とはいえ、アイスランドという国が、妖精を実在する生物と考えて住処とされる場所を保護し、国民の半数以上が妖精の存在を信じているというのは本当です。

どれほど科学が進んでも、そのような伝承は文化遺産でもあるので、今後も大切に伝えていってほしいものだと思います。

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