ボスニアで発見された巨大な石球
実は、ボスニア・ヘルツェゴビナの森林からも、直径約3.3メートル、重さ35トンと推定される石球が発見されています。これは今までに発見されているコスタリカの最大級の石球よりも、ひとまわり巨大です。
調査した考古学者は「世界最古の人工球」として、1500年以上前の欧州に、失われた文明が存在していたと主張しています。
ボスニアと聞いて、ピラミッドを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか?
そうです。「ボスニアのピラミッド」は2005年に発見されて、大きな話題になりました。一説には、ピラミッドは12,000年も前に建造されたとも推測されています。
現在も「本当にピラミッドなのか?」という論争は続いていますが、周囲には古代遺跡も発見されています。ピラミッドと石球の関係についても、今後の調査によって明らかになっていくでしょう。
ボスニアは東欧であり、コスタリカは中米です。場所が全く異なるので、関連性がないと思われますが、だからこそ不思議ですね。
アメリカおよび中南米に西洋人が渡ったのは、15~16世紀以降のことです。それ以前には交流がないはずの二つの大陸に、なぜ同じような石球が発見されたのでしょうか?
こんな場所にも石球が!
これは番外編になりますが、上の写真は、どこで撮影されたか分かるでしょうか?
石球の存在は、地球だけとは限りません。ここは火星なのです。2014年9月11日、火星探査車キュリオシティが撮影した写真です。
NASAの公式サイトに掲載されている写真なので、合成や捏造写真ではありません。
火星地表の岩の上に、石球にしか見えない物体が見えますね。影があるので、物体であることは間違いないでしょう。岩の上に、ぽつんと置かれたような感じです。
人工物に見えますが、しかし、火星には人類が降り立っていないことになっています。
そうなると、かつて火星に栄えていた古代文明の遺跡の一部でしょうか? あるいは宇宙人が、火星探査車の前にこのような物を置いて、人類の反応を覗っているのでしょうか?
宇宙人と石球の関連性は?
画像:ヴィジュアル版 超古代オーパーツ図鑑より
上の石偶は、ディキス石器文化の遺跡から発見されています。石球との関連性は不明ですが、同じ時代に作られたものと考えられます。
口からチューブ状の管が伸びている姿は、一説には、「宇宙服を着た異星人?」とも考えられているようです。右側の復元イラストを見ると、確かに、宇宙人に見えないこともありませんね。
宇宙人の故郷の星を示す航路図?
一説には、地球に訪れた宇宙人たちが、故郷の星を示す航路図を地球に遺したとも言われています。それが大小200個以上もある石球で示されていたわけです。
トンデモ説として否定はされていますが、「何のために石球が作られたのか?」については依然として謎のままなのですから、宇宙人との関連性も想像してみたくはなりますね。
石球にパワーが秘められている?
憶測に過ぎませんが、精度の高い球体のオブジェには、ピラミッドと同じく、それ自体に何かしらのパワーや意味が隠されているのかもしれません。
ひょっとすると、宇宙人と交流していた古代人は、その秘密を授かっていたのでしょうか?
原住民たちにも、石球に関する伝説や伝承は残されていないのだそうです。コスタリカの密林に、200個以上もの石球が発見されたという、事実があるだけです。
不思議なものを、すべて宇宙人に関連づける必要はありませんが、さらなる今後の調査に期待したいと思います。