日航ジャンボ機UFO遭遇事件の真相。機長は本当にUFOを目撃したのか?

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UFOディスクロージャー・プロジェクトで明かされた証言

UFOディスクロージャー・プロジェクト(The Disclosure Project)とは、米国の医師スティーブン・グリア氏が1993年に設立した団体です。米政府が隠し持っていると思われる、UFO関連機密情報の公開を推進しています。

2001年5月9日には、米国の首都ワシントンD.C.のナショナル・プレス・クラブにて、20名を超える軍・企業・政府関係者らによる記者会見を行いました。

彼らは政府高官や米軍の将校を始め、誰もが経歴が明確で、社会的に信頼の置ける人物ばかりです。この公聴会には、100名を超える報道陣が集まっています。

UFO(未確認飛行物体)に関わる機密情報を知る政府機関の担当者や関係者たちが集まり、公の記者会見で情報を暴露したため、この会見はUFOディスクロージャー(暴露)・プロジェクトと呼ばれています。

UFO ディスクロージャー・プロジェクトの記者会見の模様

この時の記者会見で、トップバッターとして証言に立ったのが、FAA(アメリカ連邦航空局)に勤務していたジョン・キャラハン氏でした。彼こそが、日航ジャンボ機UFO遭遇事件の真実を知る人物だったのです。

FAAのキャラハン氏の証言

米国内での航空機の開発、製造、修理、運航の全ては、米空軍の軍用機も含め、FAAの承認無しには行えないことになっています。要するに、FAAとはアメリカ領空の全権を握っている政府機関と言って良いのだと思います。

日航ジャンボ機UFO遭遇事件が起きた当時、そのFAAで事故調査部長を務めていたキャラハン氏の証言には重みがあります。彼は事件の全てを知る立場にいたのです。

ジョン・キャラハン

以下、キャラハン氏が証言した内容のポイントを纏めてみます。

  • 退職する2年程前、アラスカ局から電話を受け、日航ジャンボ機がUFOに追いかけられたと言ってマスコミが騒いでおり、彼らに何と説明すれば良いか?と相談される。その時は、政府の常套手段である「調査中だ」と答えるように指示を出す。
  • キャラハン氏は、FAA副長官だった上司とともに、何が起きたのかを調べるためにアトランティック市に出向いて、全てのデータに目を通す。そして事件当時、実際に何が起きたのか、全データを統合して再現することに成功する。
  • 管制官のやりとりの記録によると、日航ジャンボ機の11時ないし1時の方角に未確認飛行物体がレーダーに捉えられており、それは民間航空機や軍用機でないことが確認されている。
  • UFOは日航ジャンボ機を追って、正面だったり、側面だったり、後方だったり、通常の航空機では有り得ない高速で、あちこちに位置を変えている
  • 調査後、FBIから3人、CIAから3人、レーガン政権の科学調査チームから3人が派遣されて、事件の説明会が開かれる。
  • 会議が終わると、CIAの一人が、「この事件は決して起きなかった。我々はこの会合を持たなかった。これは決して起きなかった」と、説明会に参加した全員に言った。
  • キャラハン氏は、「あなたたちは、なぜ人々にUFOを知られたくないのですか?」と詰め寄ると、「あなたはそれを口にすることさえ考えてはならならない」と口止めされる。
  • 彼らは説明会に提出された全てのデータを持ち去ったが、キャラハン氏は元のデータを持っており、現在でも個人所有している。「証拠は全てここにある」と、政府が行ったUFO隠蔽を暴露している。

UFOは地上のレーダーにも捉えられていた

キャラハン氏の証言が事実であるならば、やはりUFOは地上のレーダーにも捉えられていたことになります。航空機では有り得ない高速でUFOが移動していたことも、地上の管制官は把握していたのです。

寺内機長らが目撃した未確認飛行物体は、火星や木星でもなければ、太陽柱の見間違えでもなかったということになります。

もちろん、キャラハン氏が嘘を吐いていないか?という、素朴な疑問を持つ人もいると思います。

しかし、他の証言者と同様、キャラハン氏が嘘の証言をする理由がありません。すでにFAAを退職しているとはいえ、顔と実名を晒して、職場の機密情報を暴露するのは勇気が要ることです。それでも、あえて証言をしているわけです。

また、2001年のUFOディスクロージャー・プロジェクトでは、20名を超える軍・企業・政府関係者が証言に立っています。これだけの人数が口裏を合わせて、嘘の証言をするために記者会見を開くとは、ちょっと考えられません。

客観的に考えてみても、UFOディスクロージャー・プロジェクトにおいて暴露されたUFOの機密情報は、信頼に値するのではないでしょうか?

キャラハン氏の証言動画

2001年のUFOディスクロージャー・プロジェクトで証言に立った、ジョン・キャラハン氏の実際の動画をご覧ください。

他の証言者の記者会見の内容は、翻訳されたものが下記に纏められています。

https://kowaiohanasi.net/the-disclosure-project

また、「公開プロジェクトの摘要書 2017年版」が下記でダウンロードできます。抜粋版ですが、読み応えたっぷりのUFO機密情報が詰まっています。

http://www.peopleknow.org/ds08pro/

詳細な証言は、翻訳された書籍でも販売されています。これを読んで、それでも「UFOなんて来ていない」と言うほうが難しいと思います。

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日航ジャンボ機UFO遭遇事件、20年後の証言

その後、寺内機長は、週刊新潮2006年12月7日号『JALジャンボ機、UFOに遭遇!」20年後の証言』の記事にて、以下のように述べています。

週刊新潮2006年12月7日号『JALジャンボ機、UFOに遭遇!」20年後の証言』

少し長くなりますが、以下に引用します。

寺内機長の20年後の証言

    わたしはもう関わりたくない、というのが本音ですよ。このまま余生を終えたい気持ちです。マスコミに喋らなければ良かったと思うこともあります。喋っていいことってなかったから。

    医者には、UFOなんて見てない、幻覚だったと言われたけどね、私は目に見えたものを、何だかわからないけど見た通りに説明しただけですよ。

    わたしは戦闘機乗りの頃(※寺内機長は元自衛隊パイロットの出身)夜間の有視界訓練を受けていたので、変な光に気がついたということでしょう。注意深く空を見ることが体にしみ込んでいたんですね。

    ただ、今になってもわたしの見たものが何だったのかわかりません。江戸時代の人がジャンボ機を見たって、どう説明すればいいのかわからないでしょう。

    これから科学が進んでいけば、わかることもあるんじゃないですか。でも、わたしはわからないままでいいと思っています。幻想だ、幽霊を見たんだと言われてもかまわない。そう、幻想ってことにしておいてください。

記事によると、寺内機長は日航を定年で退職した後、北関東の小さな町で夫人と静かに暮らしているそうです。

UFOを見ても、幻覚だとされる

パイロットが「UFOを見た」となどと言うと世間が騒いで、真面目に答えたところで、結局は幻覚を見たのだとされて、ろくなことはないようですね。

寺内機長は、社内では地上勤務に回されて(後には復帰)、世間からも長らく好奇の眼差しに晒されたことでしょう。

また、寺内機長は過去にもUFOを目撃したと言っているので、まるで前科者扱いをして、証言内容を怪しんでいる人もいます。

しかし、寺内機長はUFOの盲信者でないことは、上のインタビュー記事を読めば分かるのではないでしょうか?

30年が経ってもUFO問題が置き去りのまま

日航ジャンボ機UFO遭遇事件が起きたのは、1986年のことです。それから30年以上が経ち、科学も社会も進歩していますが、UFO問題に関しては一歩でも研究が進んだでしょうか?

依然として政府にも学会にも、UFOを積極的に解明しようとする動きは見られず、問題は置き去りのままにされています。

寺内機長は、「これから科学が進んでいけば、分かることもあるんじゃないですか」と述べています。その一方で、「わたしはもう(UFOに)関わりたくない」とも述べています。

嘘偽りなく語っても、社会に受け入れて貰えなかったという、残念な気持があるのだと思います。

21世紀になっても、UFOはオカルトやSFの話として片付けられてしまうのが現状ですが、日航ジャンボ機UFO遭遇事件が非常に重大な事件であったことが、いずれ明らかにされる日が来ることを願っています。

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