なぜ南極にピラミッドがあるのか?
人類が初めて南極点に到達したのは1911年(ノルウェー探検隊が達成)のことであり、今から100年ほど前のことでしかありません。
南極は未だに未開の大地であり、南極大陸には多くの謎が残されたままになっているのです。
南極大陸は、かつてのアトランティス大陸だった?
仮に、これが本物のピラミッドだとしたならば、なぜ氷に覆われた南極にピラミッドがあるのでしょうか?
実は、南極大陸はアトランティス大陸であったという説もあります。
ポールシフトによって地球の地軸がずれてしまったため、温暖な地域にあった南極大陸が、今では氷に覆われてしまっているわけです。
そして一説には、アトランティス文明は、ピラミッドパワーを用いていた文明と言われています。なので、南極大陸にピラミッドがあってもおかしくはないのです。
しかし、残念ながら、そんなに簡単な話でもありません。
南極は1500万年も氷に閉ざされている?
南極大陸は、平均で約2,500mもの分厚い氷で覆われています。
しかし、南極大陸には、ほんとんど降水量がありません。これだけの厚さの氷に覆われるためには、膨大な時間が掛かると考えられています。
このため、南極大陸は約1500万年(3000万年とする資料もある)もの間、氷で閉ざされていると推測されています。
もしも南極に古代文明が栄えていたのならば、それは氷に閉ざされる以前の話でしょう。そう考えると、南極のピラミッドは、1500万年以上も前に建てられたことになってしまいます。
アトランティス文明は、およそ1万年前に滅亡したと言われているので、もっともっと遙か遠い昔に栄えた文明まで、遡らないといけないのですね。
ちなみに、人類の直接の祖先とされるヒト亜科の動物(猿人よりも以前の動物)が誕生したのは、600万年前から500万年前くらい前だと目されています。
つまり1500万年前には、人類の祖先に当たる動物さえ存在していないのです。少なくとも現代の常識では、そんな大昔に栄えた古代文明の存在など、とうてい受け入れられないでしょう。
地底人や宇宙人が建てたピラミッドか?
そうなると、現在の人類とは別の進化を遂げている地底人(地球は空洞になっており、高度な地下文明が栄えているという説)、あるいは遙か昔にやって来た宇宙人が建てたピラミッドという仮説も出てきます。
現代の常識で考えると、さらに常識を超えた話に踏み込んでいくことになるのですね……。
話に収拾がつかなくなるので、やはり専門家が述べている「南極のピラミッドは、自然の山に過ぎない」という説が、現実的な考えになるのでしょうか?
南極のピラミッドは、遙か昔の超古代文明の遺跡か?
しかし、常識にも盲点はあります。それは、1500万年もの間、本当に南極大陸はずーっと氷に覆われたままなのか?という疑問です。
南極は氷に覆われていない時代もあった!
1986年、オハイオ州立大学の古生物学者ピーター・ウェブのチームは、南極点から640kmの地点に、300万年前に繁殖していた大規模な温帯森林の痕跡を発見したそうです。
これが事実ならば、南極大陸は1500万年もの間、ずーっと氷に覆われていた大陸ではない!ということになります。
ちなみに、先ほども触れたポールシフト(地球の地軸の移動)は、1~2万年ごとに発生すると言われています。
今は氷に覆われている南極大陸も、このポールシフトによって、温暖になったり、氷に覆われたり、気候の変化を度々繰り返しているのではないでしょうか?
アトランティス文明以前の可能性もある
数万年単位でも、気候の変化は起きているわけです。
そう考えれば、南極で発見されたピラミッドは、1500万年以上も前のピラミッドである必要はなくなります。
さらに言えば、南極のピラミッドは、アトランティス文明のものでなくても良いのです。そもそも、南極大陸=アトランティス大陸も、数ある仮説の一つに過ぎません。
アトランティスよりも以前の超古代文明まで含めれば、南極のピラミッドの存在も、十分にあり得る話なのではないでしょうか?
南極のピラミッドは、超古代文明の遺跡か?
当記事の結論を言えば、南極大陸にあるピラミッドは本物である。それはアトランティス文明よりも以前に栄えた文明(数万から十数万年前)の人類が建造した超古代の遺跡である、ということになります。
もちろん、これも仮説ではありますが、人類が築いた文明の歴史を、たかだか数千年の時間に閉じ込めておくのは、人類全体の損失になります。
アトランティス以前にも、ムー、レムリア(ラムディア)、ミュートラムなどの超古代文明が栄えていたとも言われているわけです。
今回の南極のピラミッドの発見は、超古代文明発見の序章に過ぎないのかもしれません。
今後、さらなる南極の調査によって、私たちの常識を遙かに超えた古代文明の遺跡が発見された!というニュースが、飛び込んで来ることに期待したいと思います。
遂に元ロシア軍人が証言、南極ピラミッドの存在を暴露!
参照)http://areazone51ufos.blogspot.jp/2016/09/armee-officiel-russe-revele-dans.html
南極ピラミッドの存在は、情報源が定かでないために、信憑性に欠ける点が問題視されていました。
しかし、露オルタナティブニュースサイト「karamola.info」のインタビューで、南極ピラミッドの存在を暴露する人物が、遂に現れました。
その人物は、元ロシア軍人エウゲネ・ガブリコフ氏で、「南極大陸に古代ピラミッドや、次元転移装置などが隠されている」と証言したと伝えられています。
さらに南極大陸には、ナチスドイツの軍事施設跡が残されていることも暴露しています。
ガブリコフ氏によると、すでにアメリカはこれらの情報を掴んでいるようです。
今のところ、ガブリコフ氏がどのようにして情報を入手したのかは不明ですが、今後、いよいよ南極ピラミッドの存在が明かされることになるのかもしれません。