「花崗岩に巨人の足跡が残るのか?」という疑問
巨人の足跡は、レムリア大陸に存在した巨人族のものという仮説は成り立ったとしても、ここで大きな疑問を持った人もいるのではないでしょうか?
それは、足跡が「花崗岩」に残されていることです。
足跡が、そのまま花崗岩になった?
いくら巨人とはいえ、岩の上に足跡を残すことは不可能でしょう。そうなると、やはり地面に付いた足跡が、そのまま花崗岩になって残されたことになります。
しかし、花崗岩はマグマが地上へ出ることなく、ゆっくりと冷却されて出来るため、花崗岩に足跡が残されているという話には無理があるのだそうです。
このような巨大な足跡が、自然の作用で偶然に出来るとも思えませんね。そうなると、これは昔の人間が岩に掘った「彫刻」ではないか?という疑念も出てくるわけです。
実は、冒頭で紹介した動画には「続編」があります。この疑問に対して見解を述べているので、まずは動画をご覧ください!
自然に付いた巨人の足跡であると主張
撮影者のマイケル・テリンジャー氏は、花崗岩になぜ足跡が付いているのかは謎としながらも、足跡の内側の浸食と外側の浸食が一致することを挙げています。
つまり、彫刻として掘ったのではなく、明らかに足を踏み入れて、自然に付いた足跡だと言っています。
また、人里離れた辺鄙な場所に足跡があるので、このような場所に誰かがこっそり訪れて、足跡の彫刻を掘るなどという見解は疑わしいと主張しています。
人為的に作られたものではなく、本物の足跡である
続編の動画では、自らも南米エクアドルで、巨人の骨を発見したというクラウス・ドナ氏も同行しています。彼は遺物調査をしている人物です。
そのドナ氏の説明によると、ジェームズ・ハータック教授を始めとする科学者の何人かも、この現地に訪れているそうです。
そして科学者が綿密に調査した結果、これは人為的に作られたものではなく、本物の足跡であると結論づけているそうです。
最後にドナ氏自身は、唯一、足跡の形に疑問を持っているので、再調査のために優秀な地質学者と、できれば足跡そのものを鑑定できる医師を連れて来るべきだと述べていました。
花崗岩に足跡があっても不思議ではない?
ただ、巨人族と今の人類の違いは、「体の大きさの違い」だけではないでしょう。そもそも別種と考えたほうが良いのだと思います。
そうなると、医学的に人類の足跡と一致しているかどうかの鑑定には、意味がないようにも思えます。
あとは花崗岩の問題が残されますが、実は、花崗岩が形成される過程については諸説あるようです。
「花崗岩に足跡があるのはおかしい!」というのは一般的な学説の考えであって、実際にはそこまで断言できるほどの科学的な根拠はないのかもしれません。
考えてみれば、私たち人類の起源でさえ、本当は謎だらけなのです。この21世紀の科学も万能ではないのですね。
かつて古代の地球には巨人族が実在していたという事実が、科学の常識になる日も、いつかやって来るのかもしれません。
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