これは2015年1月30日、マレーシア領ボルネオ島にあるアブラヤシ農園で発見された謎の動物です。
目撃者は農園の労働者4名で、そのうちの一人は、「最初は、イヌかサルではないかと思いました。でも、近寄ってみてビックリしました。今までに見たこともない姿なのです」と語っています。
現地の人も首をひねっているのですが、しっかり映像に捉えられているのでご覧ください!
謎の動物を、写真で確認してみると…
皮膚病で弱った動物?
全身に毛はなく、灰色の肌が見えています。動きが緩慢なので、弱っているように見えますね。
何かの動物が皮膚病などに掛かって、毛が抜け落ちてしまったのでしょうか? 椰子の葉を一生懸命に乗り越えようとしている姿が痛々しくもあります。
顔は犬系の動物に似ていますが…
小さな池に辿り着いた時、一瞬、横顔が見えます。犬系の動物のような横顔をしています。でも、やけに耳が短いですね。
爪が長く、普段は木の上で暮らしている動物か?
目撃者によると、鼻は黒く、手には長いツメが生えていたようです。確かに、写真では長い爪が確認できます。普段は木の上で暮らしている動物でしょうか?
ゴラムは実在していた? それとも皮膚病の動物?
今回発見された謎の動物は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』に登場するゴラム(上写真)に姿や動きが似ているということです。
ネットやテレビで「ゴラムは実在していた!」と一時期、話題になりました。
ただ、ゴラムは想像上のキャラクターですし、今回の謎の動物とはちょっと違う感じがします。顔も人間の顔はしていません。
目撃者たちは、謎の動物を再び探そうとしましたが、もう出会うことはなかったそうです。
未確認生物であったならば大発見!ですが…
今回の件で、州の森林管理局は「何らかの病気にかかり、体毛が抜け落ちてしまった動物の可能性がある。しかし、特定はできない」と、コメントを発表しているそうです。
よく知っている動物でも、体毛が全部抜けている状態で見ると、一見しただけでは何の動物なのか分からなくなるものです。映像では、顔もよく見えないのが残念です。
ただ、長い時間、映像に捉えられているので、動物学者が見れば骨格の特徴などから、種類を特定できるのではないでしょうか?
もしも未確認生物であったならば大発見!なのですが、今のところ、続報はないようです。
(参考記事:https://tocana.jp/2015/02/post_5649_entry.html)
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