トラピスト1の惑星に、宇宙人がいるとしたら?
さて、トラピスト1の惑星に、もしも宇宙人がいるとしたら、どのような種族でしょうか?
ここから先は、私個人の想像が多分に含まれているので、NASAが発表している情報と一緒にしないよう、ご注意願います(笑)
科学が発達した好戦的な宇宙人種族か?
トラピスト1の惑星では、一日の時間の流れが単調で、季節感もなく、いつも赤暗くて景観が乏しそうな環境にあります。
そのような惑星に生まれ育った宇宙人の文明では、芸術や文学が発達しそうな感じはしませんね。
その代わりに、科学的な方面に力が注がれるかもしれません。周回する惑星間の距離も近いので、他の惑星との交流を目指し、宇宙への進出も早そうです。
異なる星の文明が接触すれば、惑星間の戦争が起きる可能性もあります。このため、トラピスト1の惑星では、軍事力の強化にも力が注がれるのではないでしょうか?
そう考えると、トラピスト1の惑星には、科学の発達した文明が存在し、けっこう好戦的な宇宙人種族が住んでいるかもしれません。
一つの文明が滅亡する時は、異なる文明と接触した時です。理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士を始めとして、宇宙人との接触に警鐘を鳴らす科学者は多数います。
地球人が、うかつにトラピスト1の惑星に接触を試みると、危険かもしれませんね。
他惑星から移住してきた宇宙人たちもいる?
今回の巷の報道では、「トラピスト1の惑星に知的生命体がいるか?」という点に焦点が当てられています。それはそれで、十分にロマンを掻き立てられます。
しかし、知的生命体は、トラピスト1の惑星で生まれたものだけに限定しなくてもよいのではないでしょうか? 水があるわけですから、他惑星から移住してきた宇宙人たちがいる可能性もあります。
水と大気に恵まれた地球に住んでいる人類でさえ、現在では、地球よりも過酷な環境である火星への移住計画を進めようとしているわけです。
たとえば、母星が滅亡の危機に瀕して、そこから逃げ出した宇宙人たちが、トラピスト1の惑星に移住していても不思議ではありませんね。
宇宙船で逃げだせるくらいの高度な科学技術を持っていれば、多少環境は厳しくても、水があれば十分に住めるでしょう。
映画「オデッセイ」では、火星に置き去りにされた宇宙飛行士の主人公が、地球から持ち込んでいたジャガイモを栽培して食糧を確保していました。
マット・デイモンが収穫したジャガイモを、あまりにも美味しそうに食べているので、私もさっそくジャガイモをふかして、食べながら映画を観ました(笑)
トラピスト1の惑星にも生物はいそうですが、仮に食料となる動植物が存在していなくても、母星から種や家畜を持ち込んで繁殖させていけばよいわけです。
また、移住目的だけではなく、資源の獲得や軍事拠点を造る目的で、他惑星の宇宙人たちが大規模なコロニーを築いている可能性だって、十分にあるのではないでしょうか?
この広い宇宙で、トラピスト1の惑星を発見したのは、地球人が初めてではないと思うわけです。
NASAは近々、宇宙人情報の開示を迫られる
ハッブル宇宙望遠鏡は、131億光年先にある宇宙の始まりの銀河の姿まで捉えていることをご存知でしょうか?
それに比べて、今回の発見は、たかだか39光年先(といっても遙か遠い距離ですが)の天体です。
NASAの発表では、2016年に、トラピスト1の周りを公転する複数の系外惑星の存在を、トラピスト望遠鏡により確認したということになっています。
しかし、うがった見方をすれば、「本当はもっと早くから発見していて、水も大気もあることを知っていたのではないか?」という疑念もあります。
NASAは2030年代に、火星への有人飛行計画の実現を発表しています。火星には宇宙人たちの前線基地があるので(笑)、そうなると、今まで隠しておいた宇宙人情報も、今後は公開を迫られる日が来るかもしれません。
いきなり宇宙人がいるなんて発表すると大パニックが起きますから、今回の発表は、地球以外にも知的生命体がいるという事実を、少しずつ公開していくための布石かもしれませんね。
人類はまだ太陽系の外にも出られていません。接触があるとすれば、向こうから地球にやって来るほうが早いのだと思います。
すでにトラピスト星人たちが、地球にも飛来している可能性だってあるわけです。
今回の発表にも、彼らが提供してくれた情報が含まれているのかもしれませんが、賢明なNASAは情報提供先の公表は控えたようです(笑)
本当の重大発表はこれからであり、今後のNASAの発表に期待したいですね!