月の空洞説・人工天体説は本当か? 実際に月の地下に巨大空洞があった!

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月の内部は空洞になっているという話を、一度は聞いたことがあること思います。普通ならば、怪しげな本に出て来るような話にしか思えないでしょう。

但し、これは全く根拠のない話ではありません。実は、アポロ宇宙船の調査によって、月に不可解な振動が計測され、「月の内部は空洞なのか?」という疑念が科学者たちの間で持ち上がったのが、そもそもの始まりです。

さらに、科学雑誌「スプートニク」には、二人の天文学者によって、空洞どころではなく、「月の人工天体説」までもが発表されています。とはいえ、それはあくまでも仮説でしかありませんでした。

ところが現在、日本の月周回衛星「かぐや」の調査や、アメリカのパデュー大学の研究チームによって、月には巨大な地下空洞が存在する可能性が、実際に出てきたのです

月の空洞説に、いよいよ科学的な裏付けが出てきたわけですが、興味のある方は、ぜひ続きをお読みください!

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月の地下は空洞になっている?

月の空洞・人工天体のイメージ

月の地下は空洞になっているのではないか?と考えられるようになったのは、NASAのアポロ計画から始まります。

最初にアポロ12号(打ち上げは1969年11月14日)が、月着陸船が指令船に戻るとき、月面上空釣65キロから離陸装置を落下させて人工地震を起こし、その震動パターンを調査しました。

すると、設置していた地震計が、なんと55分間も継続する衝撃波を記録したのです。地球であったならば、約2分間の小微動で終わったであろうと考えられています。

しかも、その地震パターンが不可解なものでした。地球での地震の場合には、初期微動に始まり、ピークに達した後は急速に衰えていきます。

ところが月の地震では、小さな波動から次第に大きくなってピークを迎え、そのピークが長く続いた後に徐々に減少していったのです。

この調査データには、さすがに科学者たちも驚きました。ラモント調査研究所のモーリス・アウィング博士は、「誰かが教会の鐘つき堂で、一回鐘を鳴らしたら55分間も鳴り続けたようなものだ」と述べています。

このアポロ計画の調査によって、「月の内部は空洞なのか?」という疑惑が持ち上がったのです。

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月の起源は、今も謎に包まれている

月の写真

月の地下、あるいは月の内部の一部は、本当に空洞になっているのでしょうか?

その謎を検証するためには、月の起源についても触れなくてはなりません。実は、月の起源についても、未だに大きな謎として残されているのです。

月の起源については大きく分けて、下記の諸説があります。それぞれについて、分かりやすく簡単に説明します。

月の起源① 親子説

地球の一部分が分裂して、月になったという説です。地球が親で、月が子どもの親子関係になります。

しかし、月面からは地球の年齢よりも遙かに古い石が採集されており、地球と月の構成物質にも、大きな違いがあることが判明しています。

地球から分裂したと考えるには違いがあり過ぎることから、現在では親子説は否定されています。

月の起源② 兄弟説

月も地球も、同じ時期に同じ場所で、原始塵雲が凝集して生まれたとする説です。この説では、地球と月は兄弟の関係になります。

しかしこの説にも、上記の「親子説」の否定材料が当てはまってしまうので、この兄弟説にも説得力はないと考えられています。

月の起源③ 他人説

宇宙から飛来した遊星が、地球の引力に捉えられて月になったとする説です。地球の魅力で惹き付けて、月を娶ったという夫婦説とも言えるかもしれません。

有力な説の一つではあったのですが、偶然的な要素があまりにも強いために、今では懐疑的が意見が多いようです。

月の起源④ ジャイアントインパクト説(巨大衝突説)

地球ができた時期に、他の惑星が衝突し、惑星と地球の破片から月が生まれたという説です。確かにこの説ならば、地球と月の構成物質に違いがあっても良いわけです。

ジャイアントインパクト説

ジャイアント・インパクトの想像画:NASA作成

現在ではジャイアントインパクト説が有力になっています。しかし、月の起源については、本当のところはまだ解明されていないのです。

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月の人工天体説とは?

月の起源について、諸説をご紹介しましたが今のところ、どれも決定打にはなっていません。

そこで、1970年に旧ソ連の科学雑誌「スプートニク」に掲載された、もう一つの説もご紹介します。

それは「月の人工天体説」なのです。内容を読むと、根拠のない都市伝説のように思えてしまうかもしれません。

しかし、この説は著名な二人の天文学者ミハイル・ヴァシン氏と、アレクサンドル・シュシェルバコフ氏が発表している点に注目してください。

以下、その内容をご紹介します。

科学雑誌「スプートニク」に掲載された月の人工天体説

月の人工天体説

はるかな昔、「月」は我々が現在いる太陽系ではなく、どこか別の太陽系にある星だった。その「別の太陽系」とは、今我々がいる太陽系よりも、はるか昔に生成された太陽系である。

当時、その星(月)には非常に高度な文明を持つ生物が住んでいたが、ある時、彼らの太陽系に異常が生じ、壊滅の危機に瀕した。

そこで彼らは、星の内部をくり抜いて星全体を巨大な宇宙船に改造し、長い宇宙への旅に出た。

相当の年月、宇宙をさまよった結果、現在我々がいる太陽系に到達し、そのうちの地球を見つけ、地球の衛星としてこの場所に定住することにした。

その生命体は現在でも月に生存しており、月の内部に住んでいる。月の裏側にはUFOの発進基地があり、そこからたびたび地球に飛来してきている。

空洞になっている月の構造

彼らが住んでいる月の構造としては、月の内部を囲む殻が二重構造になっていて、外側の第一外郭と、その下には第二外郭が存在する。

第一外郭は天然の岩石で出来ており、厚さは平均で約4.8km、その下の第二外郭は人工的に作られた頑強な金属で、厚さは平均で約32kmもある。この第二外郭こそが船体に相当する部分となる。

そして中心核に当たる部分には、直径約3300kmの別の球体があり、異星人が住んでいるのはこの球体の表面部分である。

この球体と第二外郭までの距離は約43kmあり、これが空に相当する空間となる。

「かぐや」の調査で判明、月の地下に層状構造がある!

月を調査する「かぐや」

いかがでしょうか? 月の内部構造が、かなり具体的に説明されていますね。二人の天文学者の発表であり、全くの想像とは思えません。

ちなみに、月の大きさは地球の約4分の1、重さは地球の81分の1ほどです。大きさの比較に対して、なぜ月はこんなに軽くなるのかと、素人でも不思議に思います。

やはり月の内部には、巨大な空洞があるのではないか?と疑いたくもなりますね。

また、2007年9月に打ち上げられた日本の月周回衛星「かぐや」が、月の起源と進化の解明のための調査を行っています。

実は、このかぐやから送られてくる科学的なデータを分析してみると、月の表側と裏側で重力場に違いがあることや、月の地下構造に層状構造があることが分かったのです。

これはいったい何を意味しているのでしょうか…?

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月の地下には巨大空洞があった!

月には地下都市を作れるほど、巨大な地下空洞が存在する可能性がある
出典:purdue.edu

2015年3月、アメリカのパデュー大学の研究チームが、「月・惑星科学会議(LPSC)」という学会で驚くべき内容を発表しています。

それは「月には地下都市を作れるほど、巨大な地下空洞が存在する可能性がある」というものです。

月には、大昔に溶岩が溶けて作られたであろう筋状の地形があり、月の内部には5キロメートル四方にも及ぶ巨大空洞がある可能性を示しているそうです。

これは、かぐやの調査で分かった「月の地下構造に層状構造がある」という内容と一致しているのではないでしょうか?

また、さらに言えば、その層状構造とは「月の人工天体説」で紹介した月の内部構造を指し示しているのかもしれません。

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月の地下には、巨大な宇宙人の基地がある

月面基地のイメージ

月そのものが人工天体(巨大な宇宙船)というのは、さすがに私も信じがたい話ではあるのですが、月の地下には巨大な宇宙人の基地があっても不思議ではないとは考えています。

もともと月の内部に存在していた巨大な空洞に、宇宙人たちが基地を建造し、利用している可能性はあるわけです。

アポロ計画の時から、まことしやかに囁かれていた月空洞説ですが、こうして科学的な裏付けも出てきたとなると、笑い飛ばすことはできませんね。

月の起源すらまだ分かっていないのですから、改めて検証してみる必要があるのではないでしょうか?

月には全長50キロにおよぶ巨大な空洞があったことが判明!

追記になります。急に飛び込んできたニュースですが、2017年10月18日付の報道で、月には全長50キロにおよぶ巨大な空洞のあることが、日本の月探査衛星「かぐや」の観測データで判明したことが発表されました!

月の地下に50kmの巨大な空洞 月面基地として利用の可能性も
長さ50km...😲

全長50キロとは、当初に推測されていた大きさよりも、かなり巨大ですね。やはり、月には巨大な空洞があったのですね! そうなると、地球空洞説もあながちウソではないのかもしれません。

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