アメリカ政府がUFO・宇宙人の存在を隠蔽しているという陰謀論は昔からありますが、その証拠となる映像をNASAが隠蔽したとして、話題になっています。
米国の陰謀論者たちが、NASA(アメリカ航空宇宙局)を非難しているそうです。
UFOが通過中に、NASAが故意にカメラを切った?
国際宇宙ステーション(ISS)に設置されているビデオカメラは、リアルタイムで宇宙空間をライブ中継しています。
しかし今回、NASAが意図的に、そのカメラを切ったのだそうです。このカメラが切られるちょうどその頃、地球の近傍を3つの未確認飛行物体が通過していました。
地球外知的生命体の存在の証拠となり得たのに、その時だけNASAが故意にカメラを切った、というのがUFO研究家たちの主張です。
ISSの近傍を通過したと言われる未確認飛行物体
画像調整して拡大して見ると、青白い発光体が確認できます。映像を確認すると、3つの未確認飛行物体は、奇妙に揺れ動きながら飛行しているように見えます。
大気に突入する謎の巨大物体、その直後にカメラが切られる
こちらは2016年7月9日、ISSのカメラが、地球の大気に突入するような謎の巨大物体を捉えていた映像です。
この動画を掲載した「Streetcat1」というYouTubeチャンネルでは、「UFOが静止したように見えた瞬間、カメラが切られてしまった」とコメントしています。
巨大物体の正体は置いておくとしても、なぜカメラが突然切られたしまったのかは気になりますね。
これに対して、NASAの広報担当者は、次の声明を発表しています。
NASAはUFOの存在を隠すため、意図的にライブ配信を中断することはありえません。映像の中断は、通常ISSからの信号が失われたことによって引き起こされます。
ダンマリが常套手段のNASAですが、異例のコメントを発表しています。それだけに、怪しい感じもしますね。
またもや、NASAがライブ中継を中断
こちらは2016年9月30日、同じく「Streetcat1」のYouTubeチャンネルに公開された映像です。
水平線付近に青白く輝くUFOが浮かんでいるのが確認できます。しかし、UFOが出現した直後に、NASAはライブ中継を中断してしまいました。
映像を見ると、中継が切られた直後にノイズが走っています。慌ててカメラを切ったような感じがしますね。
UFO愛好家としては、「またか!」という感じでしょう。UFOらしき物体が現れると、なぜかタイミングよく、ISSからの信号が失われてしまうようです。
青白い光は、「レンズのフレア」に過ぎないとの意見も出ていますが、この動画を公開したStreetcat1は、「太陽光の影響で、未確認物体の左部分が右部分よりも明るくなっている。これはレンズフレアでは起こらない」と反論しています。
ただ、このようなことが続くと、「不都合なものが映ると、NASAはカメラを切ってしまう」と思われても、仕方がないのではないでしょうか?
人工衛星が撮影したUFOは、エアブラシで消されている?
2005年、イギリス人のハッカー、ゲイリー・マッキノン氏が、イギリスのハイテク犯罪捜査班によって逮捕されるという事件が起きました。
彼は2000年から約2年間に渡り、ジョンソン宇宙センターや極秘宇宙ラボにも侵入していました。
ジョンソン宇宙センターの第8ビルの中では、人工衛星が撮影した画像に写っているUFOをエアブラシで消す作業が常時行われており、彼は消される前のUFOが写った画像を見たことを明かしています。
もちろん、NASAはゲイリー・マッキノン氏の発言を全面的に否定しています。但し、マッキノン氏だけでなく、元NASA職員のドナ・ヘアさんも、「エアブラシでUFOを消す仕事をしていた」と内部告発している報道もあります。
そろそろNASAも、情報公開に踏み切ってもよい時期なのではないでしょうか?
国際宇宙ステーション(ISS)とは?
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設のことです。平たく言えば、人が生活できる「宇宙の研究所」です。
1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。アメリカ、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用しています。