UFO研究家は、正真正銘のUFOと判定!
この写真を見たUFO研究家のスコット・ウェアリング氏は、「今回目撃されたのは、正真正銘のUFOである」とした上で、以下の考えを述べています。
(連続写真からわかる)このフォーメーションは、まさに地上に着陸したUFOの姿そのものです。
地上に降り立った巨大なUFO(母船)には、存在を隠して周囲の環境に溶け込むための“覆い”が被せられているのでしょう。
ちょうどこの時は、部分的にめくれていたようですが、ごく短い間だったと思われます。
撮影者の男性は、「ほかの乗客は誰もその存在には気づいていない様子であった」と述べているので、確かに、UFOが見えていた時間は短い時間であったのでしょう。
上空を飛行している旅客機に気付いて、慌てて見えないように姿を隠したのでしょうか?
UFOではなく、巨大な太陽光発電施設?
一方、懐疑的な意見としては、「UFOではなく、巨大な太陽光発電施設だったのではないか?」と考える人もいるようです。
仮にそうであったならば、ディスク状の巨大な物体の上を浮遊していた多数の光の正体は何なのでしょうか?
一説には、今もエリア51には宇宙人が存在し、宇宙人たちからの技術提供によって、UFOを始めとする軍事兵器を研究・開発しているとも言われています。
そう考えると、今回の写真は、このエリア51付近の砂漠で撮影されており、地球製UFOの可能性もあるのかもしれません。
ネバタ砂漠に出現した巨大UFOの正体が判明!
エリア51付近の砂漠に巨大UFOが出現した!ということで、ネットでも注目された写真ですが、後日、新たな情報が入りましたので、続報をお届けします。
世界最大の太陽光発電所「ISEGS」
まずは、こちらの写真をご覧ください。強烈な光は放っていませんが、この形状は冒頭で紹介した巨大UFOらしきものと同じですね。
これはカリフォルニア州南部のモハーベ砂漠に建設された「ISEGS(アイヴァンパー・ソーラー・エレクトリック・ジェネレイティング・システム/Ivanpah Solar Electric Generating System)」なのだそうです。
世界最大の太陽光発電所ということです。この設備で作られる電力は、14万世帯以上の電気を作れるのだそうです。
グーグルアースでも確認
上記のISEGSは、グーグルアースでも確認できました。(座標: 38°14'20.31"N117°21'34.64"W
)
写真は2013年8月10日撮影のもので、まだ建設途中の段階の写真です。グーグルアースのメジャーツールで大きさを測ってみると、直径が約2.8kmもある巨大なものでした。
さすがアメリカは、太陽光発電もスケールがでかいです。確かに、これだけ巨大ならば、上空を飛んでいる旅客機からでも見えますね。
無数の太陽光パネルがキラキラと光って、巨大UFOに見えたようです。上空に光っていた発光体の群れも、太陽光の反射を偶然に捉えたものと考えられます。
こちらはISEGSを紹介している動画です。
巨大UFOの正体は、太陽光発電所
「UFOではなく、巨大な太陽光発電施設」という意見がありましたが、その写真と撮影場所の位置確認をしてみた結果、今回のUFOの正体は、太陽光発電施設で間違いがないようです。
グーグルアースで調べてみると、エリア51と太陽光発電施設の直線距離は、約176kmありました。
ネットでは「エリア51付近の砂漠」として伝わったために、注目される結果になりましたが、実際にはこれだけ遠く離れているわけですね。
今回のUFO写真のように、写真そのものに捏造はなく、撮影者にも悪意はないケースがあります。UFOファンとしては残念ではありますが、こうした検証も含めてのUFO研究なのだと思います。