2014年5月16日、中国の黒竜江省にある村に落下した謎の物体です。空から3つのUFOが落ちてきた!と話題になりました。
堕ちてきたのは丸い金属製の物体で、2つの村に落下したそうです。果たして、謎の落下物の正体は、本当にUFOなのでしょうか?
UFOが落ちてきた? 落下物を確認してみると…
小型の宇宙人が乗ったUFO?
ギザギザした丸い物体です。いかにも奇妙な形をしており、小型の宇宙人が乗ったUFOか、あるいは無人の偵察用UFOかと話題になりました。しかし、UFOというよりも、何かの部品のようです。
落下物の幅は約76cm、重さは41kg
空からの落下物と考えると、けっこう大きいですね。野菜畑に落下したので、大きな被害は出なかったようです。
目撃者の証言
以下は、現地で目撃した人たちの証言です。
耳をつんざくような爆音が聞こえ、何人かの村人が大きな火の玉を見た。
ものすごく大きな火の玉が見えた。隕石かと思ったよ。落下するまで、家の中に隠れた。
怪我人は出なかったものの、落下してきた時の衝撃は凄まじかったようです。「火の玉」と表現しているように、大気圏内をもの凄いスピードで落下してきたようです。
謎の落下物の正体は、ロシアの通信衛星?
現在の結論として、この謎の物体の正体は、ロシアの通信衛星「プロトンM」の残骸とされているようです。
村人たちが上空で未確認飛行物体を目撃する直前の16日の朝、プロトンMは、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた直後にエンジントラブルに見舞われ、大気中を燃えながら落下したそうです。
しかしロシアは、ロケットが墜落する前にほとんど燃え尽きたと主張しているそうです。一方で、中国の報道機関は、ロケットの燃え残った部分が、この一帯に落下した物体の一部になったのではないかと報じています。
中国機がUFOにスクランブルをかけている?
詳細は不明ですが、この映像には、中国機がUFOにスクランブルをかけているらしい映像が一緒に挿入されています。
中国もロシアも、情報操作に長けている国なので、「何かを隠しているのではないか?」と憶測したくもなりますね。
ひょっとすると、通信衛星ではなく、本当は中国機に撃墜されたUFOの残骸なのでしょうか?
中国に墜落するUFOの映像か?
こちらは、今回のUFO墜落騒動とは違いますが、同じく、中国に墜落したとされるUFOの映像です。円形の物体が、白煙を上げながら墜落しています。本物のUFOでしょうか?
実際には、世界各地でUFOの墜落事件が起きていると言われています。それが大きく報道されないのは、情報の隠蔽がされているからでしょう。
今回、中国に墜落した謎の物体も、個人的には通信衛星だとは思いますが、ひょっとすると政府の発表にうまく騙されているのかもしれません。
▲こちらの映像も、あわせてご覧ください。
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