ノルウェーのセヨール湖に棲む伝説の大蛇「セルマ」が、地元の家族によって撮影されています!
これは2012年、地元の家族が湖を訪れた時に撮影された巨大未確認生物セルマと思われる映像です。
撮影者は、非常に長い体に40~50ものコブがあったと語っているそうです。
映像をよく見ると、左に旋回しているような動きをしていて、頭から尾までの巨大な体長が確認できます。
実際に、セルマの体長は6~10mと言われており、上記の映像と特徴が一致しています。
セルマの正体は巨大蛇ではなく、大型のほ乳類?
「セルマ」とは、ノルウェーのセヨール湖に生息すると言われる、大蛇のように長い未確認生物です。馬や鹿に似た長い顔をしていると言われています。
古くは1750年代頃から目撃されており、その目撃報告は現在までに100件を超えているとのことです。
2000年以降には、ノルウェーを中心に活動している水棲未確認動物研究チーム(GUST)による探索が行われています。
そして、この調査チームは、2001年にセルマと思われる約6メートルの生き物の写真撮影に成功しています。
さらに2004年には、セルマの鳴き声の録音にも成功しているそうです。
大蛇と考えられていたセルマですが、鳴き声はライオンに似ているとのことです。分析したみた結果、大型のほ乳類の鳴き声であると判定されました。
ということは、セルマの正体は巨大蛇ではなく、大型のほ乳類だったのでしょうか? 映像を見る限りは、どう見ても巨大蛇なのですが、何とも言えないところです。
現在は、古代に絶滅したヤモイティウス説が有力
▲セルマのイメージ
上記のような巨大な蛇の姿が想像されていましたが、調査チームが録音した鳴き声を分析した結果、大型ほ乳類と判定されました。
しかし、セルマの現在の有力な説は、古代に絶滅した無顎類ヤモイティウス(ヤツメウナギと同類、下記参照)の生き残り説なのだそうです。
なぜヤモイティウスなのかは不明ですが、セルマをほ乳類と考えるには体型があまりにも細長く、巨大蛇と考えると水中には生息できないため、やはり水中に棲める巨大生物が有力と考えたのかもしれません。
▲ヤモイティウス
イギリスのシルル紀後期の淡水成の地層から発見された原始的な脊索動物。体が細長く、顎を欠いている。脊索をもっていて体の側面に鰭 (ひれ) のようにみえる長いひだがみられる。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より)
ヘリコプターから撮影したセルマの写真
2010年にノルウェーのセヨール湖を、ヘリコプターから撮影した写真です。セルマのような細長い巨大生物が確認できます。
巨大蛇なのか、大型ほ乳類の未確認生物なのか、それともヤモイティウスの生き残りなのか、いずれにしてもセヨール湖には巨大生物がいることは間違いなさそうですね。
今後の調査によって、セルマが発見されることを期待したいと思います。
▲ノルウェーのセヨール湖
セルマのような生き物がいても不思議ではない神秘的な美しい湖です。夏には、セルマ目当ての観光客で賑わうのだそうです。
▲街のシンボルマーク
セルマの存在は古くから知られており、街のシンボルマークにも使われています。
▲こちらの動画も併せてご覧ください。動物学者にも存在が認められている珍しいUMAです!
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