火星で核戦争があった
ボリスカ君は、「火星で核戦争があった」という信じがたい話を語っています。
「映画で観た話を、そのまま言っているだけじゃないの?」と、真っ先に疑うのが普通だとは思いますが、まずは、ボリスカ君の話を聞いてみましょう。
以下、TOCANAに掲載されている記事より、ボリスカ君の言葉を引用します。
火星に起きた破滅的な災害
僕は死を恐れていないよ。というのも、僕たちはみんな永遠に生きるんだ。僕が暮らしていた火星でも、かつてカタストロフィー(壊滅的な災害)があったよ。
僕たちみたいな人たちが今もあそこに暮らしてる。昔、彼らの間で核戦争があったんだ。全ては燃えてなくなって、ほんの少しの人たちしか生き残れなかった。
彼らはシェルターを作って、新しい武器を発明したんだ。全ての物質が変わってしまったんだ。
冒頭の「僕たちはみんな永遠に生きるんだ」という言葉は、魂の輪廻転生(何度も生まれ変わる)を意味しているのだと思います。
ボリスカ君は、かつて火星で生まれ育ち、要するに宇宙人だったのですが、現在は地球人として生まれ変わっているという解釈になります。
そして火星で暮らしていた時の過去世の記憶として、「火星でもカタストロフィー(壊滅的な災害)があった」とボリスカ君は述べています。
これは核戦争のことなので、自然災害ではなく、明らかに人災ですね。核戦争は私たちも直面するかもしれない大問題なので、聞き流せない話です。
火星の大気が失われた原因
ボリスカ君によると、火星は核戦争により、多くの大気を失ってしまったのだそうです。
実際に火星の大気は、地球よりも遙かに希薄なのですが、火星の大気が失われた原因として下記のように推論されています。
- 火星の磁場が不安定であるため、太陽風により徐々に浸食された
- 大気の大半を吹き飛ばすほどの大きな天体の衝突があった
- 火星の小さい質量のため、宇宙空間に逃げた
現在においては、以上のような仮説は立てられていますが、火星の大気が失われた本当の理由は、まだ明らかにはなっていません。
「本当は、火星で核戦争が起きて、大気が吹っ飛んだんです!」などと主張しても相手にされないでしょうが、実は、米国の核物理学者ジョン・ブランデンバーグ博士は、『太古火星文明の熱核破滅』という論文を発表しています。
そして2014年12月5日には、インドの火星探査機が、核爆発としか思えないような巨大なキノコ雲を、火星の地表で撮影しているのです。
火星で核戦争があったと言うボリスカ君の話も、真実味を帯びてくるのですが、やはり本当だったのでしょうか?
火星人は二酸化酸素を吸っている
ちなみに、火星人はどのような暮らしをしていたのでしょうか? ボリスカ君は火星で暮らしていた時の記憶を、下記のように述べています(pravdar.ruより)。
ぼくが14歳か15歳のときのことだよ。火星人たちはいつも争い続けていて、ぼくはたびたび、友達と一緒に、空襲に関わらなければならなかったんだ。
火星の人々は、今も地下に住んでいるよ。彼らは二酸化炭素で呼吸しているんだ。彼らはとても背が高くて、7メートル以上あるんだよ。
火星人たちは、地球の空気が嫌いなんだよ。なぜって、歳をとる原因になるから。火星人たちはみんな比較的若くて、30歳から35歳くらい。
火星の名称「Mars」は、ローマ神話の軍神マルスから名付けられていますが、実際に、長らく戦いが続いていた惑星だったようです。
最期には、火星は核戦争で大気を飛ばしてしまう壊滅的な悲劇を迎えますが、しかし、現在も火星人は地下で暮らしているとのことです。
興味深いのは、火星人は身長が7メートル以上もある巨人だということです。そして、地球人とは異なり、二酸化炭素を呼吸して生きているのだと言っています。
考えてみれば、地球人は酸素を呼吸していますが、なぜ老化を早めると言われる酸素を呼吸しているのか不思議ですね。
火星人は二酸化炭素を吸っているので、歳を取っても、30歳から35歳くらいの若さに見えるのだそうです。
植物は、光合成で二酸化炭素を吸収して、酸素を吐き出しますが、火星人の体も似たような機能を持っているのでしょうか? ボリスカ君に聞いてみたいですね。
実は、ボリスカ君は火星人だった頃、宇宙船に乗って地球を訪れています。その当時の記憶も残されています。
次ページでは、レムリア文明が栄えていた頃の地球の話をご紹介します。こちらも非常に興味深い内容になっています。