米軍がUFOを攻撃したロサンゼルスの戦い。本当にあったUFO事件!

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謎の飛行編隊の正体

当時は戦時下にあったとはいえ、訓練を受けている軍隊がパニックに陥って、街中で1430発の砲弾を闇雲に撃ちまくるなんて事態は、ちょっと考えられませんね。

数発の誤射ならば理解できますが、約1時間もの間、迎撃戦を続けているのです。やはり実際に何かが飛来しており、それに向けて砲撃していたと考えるほうが、理に適っていないでしょうか?

ルーズベルト大統領宛の極秘文書

「ロサンゼルスの戦い」が起きた翌日、フランク・ノックス海軍長官は、「事件当夜のロサンゼルス上空には一機も飛行機は飛来せず、対空砲火は戦時下で過敏になった神経と誤報がもたらしたもの」と発表しました。

しかし、この政府見解は数時間のうちに早くも撤回されています。数千人もの目撃者がいたため、「ロサンゼルス上空には一機も飛行機は飛来していなかった」とする発表には、さすがに無理があったものと思われます。

他にも、政府の情報としては、ジョージ・C・マーシャル陸軍参謀総長が、フランクリン・ルーズベルト大統領宛に報告した極秘覚書の文書(下写真)が存在しています。

ジョージ・C・マーシャル陸軍参謀総長が、フランクリン・ルーズベルト大統領宛に報告した極秘覚書の文書

少し長くなりますが、『政府ファイルUFO全事件』より、邦訳された文書を引用します。

1942年2月26日

以下は、昨日午前ロサンゼルスに発せられた空襲警報について、現地点で総司令部からわれわれが入手している情報であります。

現時点で分かっている詳細から、

  1. アメリカ陸軍機でもない未確認の飛行機複数がおそらくロサンゼルス上空にあり、3時12分から4時15分にかけて第37カリフォルニア対空旅団麾下部隊の射撃を受けた。各部隊は1430発の砲弾を消費した。
  2. 15機にのぼる飛行機がいたものと思われ、その飛行速度は、公式に「非常に遅い」と報告されたものから時速200マイル(時速約320キロ)まで様々で、高度は9千フィート(約2700メートル)から1万8千フィート(5400メートル)の間だった。
  3. 投下された爆弾はない。
  4. 味方部隊に損害はない。
  5. 攻撃された飛行機はない。
  6. アメリカ陸軍機も海軍機も飛行していなかった。

調査は依然続行中。

もし、未確認の飛行機が関与しているのであれば、それは民間機であり、敵の工作員が不安を煽り、対空砲の位置を暴き、灯火管制によって生産性を低める目的で飛ばしたと結論するのが妥当と考えます。

この結論は、飛行速度がまちまちであることと、爆弾が投下されていないことによって裏付けられます。

米政府はUFO情報を隠蔽している?

フランクリン・ルーズベルト大統領宛の報告書では、民間機の可能性が指摘されています。

しかし、1430発もの凄まじい砲弾をくぐり抜け、ジグザグ飛行や空中で停止をし、突然に姿を消した飛行編隊が、民間機であったはずがありませんね?

「マーシャル陸軍参謀総長は、報告書の中で何かを隠している」と疑っている研究者もいます。続行中としていた調査を裏付ける文書も、未だに見つかっていません。

実は、米政府は長年にわたって、「ロサンゼルスの戦い」の記録文書があることを否定し続けていたのですが、情報公開法によって、ようやく上記のマーシャル陸軍参謀総長の文書が公開されているのです。

実際に文書を隠していたわけですから、「米政府はUFO情報を隠蔽している」と言われても仕方がありませんね。

米軍は誰と戦ったのか?

「ロサンゼルスの戦い」において、飛来した飛行物体が地球上のものではないことを、米軍は早い段階に把握していたとも言われています。

なぜならば、米軍は地上から激しい集中砲火を浴びせましたが、戦闘機は出陣させていないからです。圧倒的な科学力の差を見せつけられて、無駄な戦闘を行わなかったとも考えられます(但し、夜間にて砲火が飛び交う中に、戦闘機を出陣させるほうが無謀だという見方もある)。

今となっては、70年以上も前に現れた飛行物体の正体を特定するのは困難ですが、敵の工作員の飛行機や、レーダーの誤動作、集団パニックなどでは説明が付かない戦闘が繰り広げられたことは事実です。

また、当時の写真に修正が加えられていたとしても、大規模な戦闘が行われた事実を否定することは出来ません。

要するに、「ロサンゼルスの戦い」の謎は、いったい米軍は誰と戦ったのか?という点に集約されるのです。

米軍が浴びせ続けた1430発もの砲弾をくぐり抜け、何事もなかったように平然と飛び去って行った飛行物体があるのならば、それは地球上の既知の飛行物体ではないと考えられるのではないでしょうか?

ちなみに1942年の当時は、まだ宇宙からUFOが飛来しているなんていう概念もない時代です。逆に言えば、今のようにUFOだと騒ぎ立てるメディアや人々もいない時代なのです。にも拘わらず、明らかにUFOとしか思えない目撃情報が多数残されているわけです。

この点から鑑みても、ロサンゼルス上空にUFO編隊が飛来していた可能性を、バッサリと切り捨てることはできないのだと思います。

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