正体は火星のサンドワームか?
実は、このような原始生物ワームのようなものが撮影されたのは、今回が初めてではありません。過去に撮影された驚きの写真もご覧ください!
火星探査機が撮影したサンドワーム
こちらは1989年8月19日、火星探査機マーズ・グローパルサベイヤーが撮影した写真です。拡大してみると、ミミズのような生き物が、地表の溝を這っているように見えます。
見ての通り、これは火星のサンドワーム(マーズワーム)と呼ばれています。最初に紹介した画像も、サンドワームなのでしょうか?
ミミズ類は制限がなければ幾らでも大きくなるため、サンドワームの体長は数十キロにもなると言われています。
ちなみに、オーストラリアに住む世界最大種のミミズである「メガスコリデス・アウストラリス(下写真)」は、いくら大きいと言っても体長3メートルを超える程度です。
それを考えると、さすがに数十キロのサンドワームというのは、ちょっと疑わしい気はしますね。
火星の重力は地球の三分の一であることから、地球環境では考えられないほど巨大化できるのでしょうか?
火星の地下都市を結ぶパイプか?
マーズ・グローパルサベイヤーが撮影した画像も、生き物ではなく、「火星の地下都市を結ぶパイプのような通路ではないか?」とも考えられています。
古代の火星文明の遺跡なのか、それとも現在も使われているのかは分かりませんが、人や物を運ぶチューブのような構造物にも見えますね。
但し、これとは別に撮影された最近の写真では、地面を這う何かしらの生き物が場所を移動したり、消えたりしている痕跡も見つかっています。
実際に火星には、サンドワームのような巨大生物がいるのかもしれません。
地中からサンドワームが這い出ていた?
こちらの動画は、2016年6月に火星探査機マーズ・オポチュニティが撮影した2枚の写真を比較したものです。
火星の地表を、時間差を置いて撮影したものですが、18分後に撮影された画像には、地中から何かが這い出したような痕跡が写し出されています。
この18分間の間に、サンドワームが地中から這い出てきたのでしょうか?